FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ 1位)

    試合 分数 ゴール アシスト
1節
2節
3節
4節
5節
6節
R-16 R-16
国籍
生年月日
 
1-0
1-0
2-1
1-2
4-0
1-1
1-1 1-4
GK 1 カーン
7
630
ドイツ
69年06月15日
1 Oliver Kahn
22 レンシンク
1
90
ドイツ
84年05月14日
22 Michael Rensing
29 ドレハー
ドイツ 66年11月02日 29 Bernd Dreher
36 シュレッサー
ドイツ
82年09月27日
36 Jan Schlosser
 
DF 2 サニョル
7
630
Y
Y
Y
×
Y
フランス
77年03月18日
2 Willy Sagnol
3 ルシオ
7
630
ブラジル
78年05月08日
3 Lucio
6 デミチェリス
8
665
2
1
▲52
1
1
▽87
Y
アルゼンチン
80年12月20日
6 Martin Demichelis
18 ゲルリッツ
ドイツ
82年01月31日
18 Andreas Gorlitz
21 ラーム
3
207
▲63
ドイツ 83年11月11日 21 Philipp Lahm
25 イスマエル
8
720
1
Y
1 フランス 75年09月28日 25 Valerien Ismael
38 ハステラー ドイツ 83年6月16日 38 Markus Husterer
69 リザラズ
6
339
▽52
▽52
▽30
▽63
▽52
フランス
69年12月09日
69 Bixente Lizarazu
 
MF 7 ショル
6
173
▲52
▲88
▲87
▲77 ▲63
ドイツ
70年10月16日
7 Mehmet Scholl
8 カリミ
3
159
1
▽821
▽HT
▲58
イラン
78年11月08日
8 Ali Karimi
11 ゼ・ロベルト
8
565
Y
▽HT
▲HT
▽77 ▲52
ブラジル
74年07月06日
11 Ze Roberto
13 バラック
6
533
1
▽83Y
1
ドイツ
76年09月26日
13 Michael Ballack
16 イェレミース
1
7
▲83
ドイツ
74年03月05日
16 Jens Jeremies
19 ドス サントス パラグアイ 83年5月7日 19 Julio dos Santos
20 サリハミジッチ
1
58
▽58
ボスニアヘルツェゴビナ
77年01月01日
20 Hasan Salihamidzic
23 ハーグリーブス
2
157
Y
▽67
イングランド
81年01月20日
23 Owen Hargreaves
26 ダイスラー
6
430
3
2
▲83
1
1
1
▽63
ドイツ
80年01月05日
26 Sebastian Deisler
31 シュヴァインシュタイガー
7
481
2
▽83
▲30
Y
▲HT
▲67
ドイツ
84年08月01日
31 Bastian Schweinsteiger
39 オットル
ドイツ 85年03月01日 39 Andreas Ottl
40 ステンファー
ドイツ 86年3月7日 40 Markus Steinhofer
 
FW 10 マカーイ
8
618
2
1
▽88
2
▽HT
▽80 ▽HT
オランダ
75年03月09日
10 Roy Makaay
14 ピサロ
6
502
1
▽52
Y1
ペルー
78年10月03日
14 Claudio Pizarro
24 サンタクルス
2
106
▲72
▽88
パラグアイ
81年08月16日
24 Roque Santa Cruz
33 ゲレーロ
7
220
1
▲521Y
▽72
▲88
▲82
▲HT
▲80 ▲HTY
ペルー
84年01月01日
33 Jose Paolo Guerrero
 
監督 マガト

○は先発フル出場、▽は先発途中交代とその時間、▲は途中投入とその時間、ーはベンチ、空白はベンチ外。青数字はその節のゴール数。HTはハーフタイムの交代。×は出場停止、休はケガや病気等で戦線離脱中

 

展望:昨季ダントツの強さでブンデスを制したバイエルン。CLではバイエルン的には満足な結果は残せなかったでしょうが、見ている側としては実にバイエルンらしい充実した良い戦いでした。そして今季。メディアの評価は、ブンデスの連覇は論じるまでも無く当然成し遂げられる、とここまで言われてます。確かに圧倒的に強かった昨季の戦力値からマイナスにはなってません。フリングスの離脱はマイナスですが、監督とも確執があったみたいで残留しても飼い殺しになってた可能性も高いし、コバチ、リンケ、クフォーが揃って抜けたCBは層が薄過ぎでイスマエルの加入だけでは人数的にマイナスですが、それでも大きな穴には見えません。前線もゲレーロの成長とサンタクルスの故障からの復帰で補強は無くとも実質的に上積み。更に一回り大きくなった感じがあるバラック率いる中盤はダイスラーとシュバインシュタイガーだけでも脅威ですが、カリミも良いアクセントになりそう。そしてこの夏最大の補強、ラーム。シュツットガルトにレンタル出してる間に上手い具合に育ってくれましたからね。まぁ育てたのはマガトやけど。衰えが見えて来たリザラズに代わって後10年バイエルンの左サイドは安泰でしょう。

GL総括:予想通りにGLは楽勝で突破しました。最初の2試合でブルージュとラピドに完全なる力の差を見せつけ、ユーベとの連戦でもトータルの内容では勝利しました。ブンデスでも快調に首位を走り、こっちは既に「優勝は決まった」って声も出ています。そしてそれは凄く現実的です。さてGLで目立った選手ですが、まずはデミチェリス。中盤の底を1人で切り盛りし、完全にハーグリーブスの故障の穴を埋めました。いやそれ以上の活躍です。2ゴールはそんな頑張った彼へのご褒美と言えるんじゃないでしょうか。サニョルも奮闘していたし、ダイスラー、ゼロベルトの両サイドも良かった。ダイスラーは3試合連続ゴールっていう結果も残せたし自信を深めた事でしょう。ゴール以上に相手へ脅威を与え続けてたしね。マカアーイはブンデス開幕からゴールを量産し今季もエース健在を証明。ただCLでは丁度故障のタイミングとかが重なったりで試合には出ててんけど第5節の2得点だけで終わってしまいました。まぁ心配いらないでしょう。ラームも怪我からやっと戻って来たのでR-16以降は更なるブ厚い戦いが出来るのではないでしょうか?

総括:バイエルンにとっては早過ぎる敗退となってしまいました。しかしもしミランが負けていても同じ事が言えます。それだけ大きな大会なんですよねCLは。ミランとの差はスコア程には無かった。結果だけ見たら惨敗みたいですからね。ただ負けるべくして負けたのも事実。ホームの第1戦ではミランに「大人のフットボール」をされ(いなされて)、アウェイの第2戦でも全てがミランのプラン通りに遂行されました。カーンの不在や不運なPK等々「たられば」は幾らでもあるが、こういう試合でマカーイが不調だったってのが正直一番キツかった。マカーイを責めてる訳じゃなくてマカーイがダメだった時にどうにも出来なかった事が敗因なんですよね。ミラン勝利の立役者はピッポ。今季はシェヴァ、ジラ、ビエリに続く4番目のFWと言われていた男ですよ(その見解は間違ってると思うがね)。そんなジョーカーがバイエルンにもいれば・・・。サンタクルスの故障を悔やむだけで良いのでしょうか?

出場時間上位11人で組んだらこんな布陣

         カーン

サニョル  ルシオ   イスマエル  シュヴァインシュタイガー

        デミチェリス

  ダイスラー         ゼロベルト

         バラック

      マカーイ   ピサロ

バイエルン02-03

バイエルン03-04

バイエルン04-05