05-06 UEFAチャンピオンズリーグ グループA 第三節 |
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2005.10.18 アリアンツ アレーナ
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2
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2-0
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1
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0-1
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ダイスラー(32分) |
得点
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イブラヒモビッチ(90分、エメルソン) | ||
デミチェリス(39分、ダイスラー) | ||||
メンバー
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1 カーン(C) |
GK
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32 アッビアーティ | ||
2 サニョル 3 ルシオ 25 イスマエル 69 リザラズ (30分 31 シュヴァインシュタイガー) |
DF
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20 ブラージ (HT 3 キエッリーニ) 21 テュラム(C) 28 カンナバロ 19 ザンブロッタ |
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6 デミチェリス 26 ダイスラー 11 ゼ・ロベルト 13 バラック |
MF
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8 エメルソン 23 ジャンニケッダ 16 カモラネージ (HT 10 デルピエロ) 11 ネドヴェド |
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10 マカーイ 24 サンタクルス (88分 7 ショル) |
FW
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17 トレゼゲ (66分 18 ムトゥ) 9 イブラヒモビッチ |
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カーン
サニョル ルシオ イスマエル リザラズ デミチェリス ダイスラ ゼロベルト バラック マカーイ サンタクルス |
布陣
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アッビアーティ
ブラージ テュラム カンナ ザンブロ エメルソン ジャンニケッダ カモラネジ ネドベド トレゼゲ ズラタン |
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sub
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29 ドレハー | GK | GK | 12 ケメンティ | |
8 カリミ | MF | DF | 6 R・コバチ | |
16 イェレミース | 7 ペソット | |||
39 オットル | FW | 25 サラジェッタ | ||
14 ピサロ | FW | |||
イエローカード | ジャンニケッダ テュラム |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ビエラ | |||
ラーム ゲルリッツ ハーグリーブス サリハミジッチ |
戦線離脱中選手 | ブッフォン ゼビナ ビリンデッリ オリヴェラ |
観戦レポ
こんなに何も出来ないユーベを見るのも久しぶり。
私と同じ感想の方も非常に多いんじゃないでしょうかね?原因は色々あるとは思いますが、まずはバイエルンの動きが素晴らしかった。チーム全体での統一感、プレッシャーのかけ方とかも抜群でした。これだけ能力が高い選手が集まっているのに、こんな一体感出されたら中々勝てないですよ相手は。
昨季連敗を喫した相手だけに雪辱を期するものがあったんでしょうかね?その動きが良かったバイエルンイレブンの中でも特に良かったのが、サニョルとデミチェリス。サニョルは右サイドを完全に制圧し、オーバーラップのタイミング、クロスの精度、配球も抜群。勿論本職の守備でも頑張ってました。前半はザンブロッタ、後半はキエッリーニが対面の選手でしたが彼等が全く輝いていなかったのがサニョルの活躍ぶりを象徴してるとも言えます。ネドベドも最後まで弾けれなかったしね。
続いてデミチェリス。世界最高のエメルソンの目の前で彼を上回るパフォーマンスを披露しました。エメルソンに関してはジャンニケッダに足を引っ張られてた印象が強いですが、デミチェリスは1人で中盤の底をやってる訳ですから言い訳にはなりません。的確なポジショニングと抜群の配球、鋭い飛び出しを可能にする戦術眼、そして2試合連続のゴール。バラック以上に目立つなんてベッケンバウアーも驚きでしょうね。ユーベが全然中盤を作れなかったのが圧倒出来た理由だと思いますよ。その点に於いてデミチェリスは最高のプレーをしましたね。トレゼゲ、ズラタン、ムトゥそしてデルピエーロと最高のFW陣もボールが入って来ないんじゃ仕事になりませんでした。
ロスタイム直前にズラタンがCKから一矢報いましたがそれが奇跡的と思えるぐらいユーベは内容的に圧倒されてた。リザラズの怪我で途中から左SBに入ったシュバ坊も頑張ってたし、ダイスラーも結果としては1ゴール1アシスト。アッビアーティを奈落の底に落とした意味を考えるとダイスラーがMVPと言えるかもね(笑)あんなミスをしてしまうと「やっぱブッフォンが・・・」って声もまた出てくるでしょう。
まぁこの日のバイエルンは何から何まで良かったですわ。あとはマカーイにゴールが産まれていれば最高だったでしょうね。良い動き出し、良いシュートも放ってたのにゴールはならず。不運としか言いようがないね。
興奮度:65%
MOM:サニョル