05-06 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2006.2.21 アリアンツ アレーナ
1
1-0
1
0-1
バラック(23分)
得点
シェフチェンコ(58分、PK)
メンバー
22 レンシンク
GK
1 ジーダ
  (69分 16 カラッツ)
   
2 サニョル
3 ルシオ
25 イスマエル
21 ラーム
DF
31 スタム
13 ネスタ
4 カラーゼ
27 セルジーニョ
 
 
6 デミチェリス
20 サリハミジッチ
  (58分 8 カリミ)
11 ゼ・ロベルト
  (77分 7 ショル)
13 バラック(C)
MF
21 ピルロ
8 ガットゥーゾ
  (85分 14 フォーゲル)
20 セードルフ
  (90分 18 ヤンクロフスキ)
22 カカ
 
 
14 ピサロ
10 マカーイ
  (80分 33 ゲレーロ
FW
7 シェフチェンコ(C)
11 ジラルディーノ
   
         カーン

サニョル  ルシオ   イスマエル  ラーム

       デミチェリス  

 サリハミ         ゼロベルト

        バラック

    ピサロ    マカーイ

布陣
         ヂダ

スタム  ネスタ   カラーゼ  セルジーニョ

        ピルロ  

    ガッツ     セードルフ

        カカ

    シェバ    ジラ

sub
29 ドレハー GK DF 5 コスタクルタ
69 リザラズ DF   17 シミッチ
26 ダイスラー MF MF 10 ルイ・コスタ
31 シュヴァインシュタイガー   FW 9 F・インザーギ
イエローカード セードルフ
ガットゥーゾ
レッドカード
出場停止選手
サンタクルス
カーン
戦線離脱中選手 カフー
マルディーニ
アンブロッジーニ

観戦レポ

極上のカードです。勿体無すぎるわ。この段階でミランかバイエルンのどちらかが消えるなんて、なんと贅沢な。ただだからこそとんでもなくおもしろい試合になる予感がプンプンです。
さて大観衆に膨れあがった新装のミュンヘンスタジアム。ピッチがボコボコなのだけが残念。それ以外は最高の雰囲気。
そしてその雰囲気に負ける事ないバイエルンのアタックが試合開始直後から展開されました。気合い入りまくりのサリハミジッチとキレキレのゼロベルトを中心としたサイドアタックが冴えます。
デミチェリスも相変わらず中盤の底で良い仕事。
そんなバイエルンのアタッキングが実ったのは23分。小皇帝のミドルシュートがガツンとサイドネットに突き刺さります。右足のアウトサイドで逆サイドネットにあれだけ速く強烈なミドルを撃たれてはヂダでもどうする事も出来ません。何より凄いのはバラックがトラップした瞬間、私が「入る」と思った事。つまり観てる側にそれだけのイメージを抱かせるバラックは凄い。
しかしこれで一気に加速出来なかったのがこの日のバイエルンの敗因です。
負けてないって?いやいやアウェイゴールも奪われた末のドローなんて負けと同じでしょ。試合終盤に八塚さんが「バイエルンの負けは久しぶりで・・・」って実況しだして「負けてないです」と慌てて訂正、ってのがあったけど、あながちそれは間違いではないよ。
それにこのエンパテを負けと感じたもう1つの要素は試合内容。なんか全てに於いてミランが1枚上手に見えました。焦るバイエルンを上手くいなしてたからね。ガットゥーゾ以外は全員冷静でした。シェヴァのPK(実際PKはバイエルンにとっては不運やったよ。イスマエルの手に「当たっただけ」やったからね。リプレイで見てもイスマエルは「ハンドにならないように」ピッタリと手を体につけていたし。非常に不幸にも手に当たってしまっただけだったのです。)も驚くほどに冷静だったし、ヂダの突然の負傷で急遽出場になったカラッツも良い意味で全く目立たなかった。
サンシーロでのミランの圧勝劇が今から目に浮かびます。カーンが戻って来たら気合いで何とかなる、ってLVじゃもうないよなぁ。

興奮度:70%

MOM:ネスタ