FCバイエルン・ミュンヘン（ドイツ　1位）

○は先発フル出場、▽は先発途中交代とその時間、▲は途中投入とその時間、ーはベンチ、空白はベンチ外。青数字はその節のゴール数。HTはハーフタイムの交代。×は出場停止、休はケガや病気等で戦線離脱中

展望：今季はリベンジのシーズンです。言うまでもなく昨季の1次GL敗退の屈辱を晴らす為のです。で、可能か？という話になるとコレが充分可能な戦力を揃えちゃってるんですよね。昨季開幕前もバラック、ゼ・ロベルト、ダイスラーを獲得して優勝候補なんて騒がれてましたが、噛み合う前の早期敗退。しかし今季はそれらのメンバーが充分にフィットしている事は昨季ブンデスをぶっちぎりで優勝した事でも証明されてます。さらに今季はデミチェリス、ラウを補強。これだけでもインパクト大だったのに、なんとマカーイまで獲得！！！！！思えば昨季のCLは、この人にやられちゃった訳ですからね。もう、最強と言える布陣が揃ったのでは？カーンは尚健在だし。渋いメンツが並ぶディフェンスラインの安定感もそのままで更に層が厚くなってるし、中盤には何と言ってもバラックがいますし、アタック陣はピサロにサンタクルスだけでも脅威なのにマカーイまで参戦。計算できるツィックラーも控えています。戦力流出もエウベルが焙り出ちゃいましたけど、他はティアム、ニコ・コヴァチ、タルナトとあまり痛く無い範囲内で収まっています。今年は間違い無くベスト4以上狙えるでしょう。個人的な予想としては、ビッグイヤー獲っちゃうんじゃないかな？って思ってます。その鍵は、バラックがどれだけ「皇帝」ぶりを出せるかでしょうね。キャプテンシーを発揮してチームを引っ張って行く事ができれば優勝も見えてくると思います。

GL総括：今季もつまづいちゃったね〜、GLで。初戦苦しみながらも結構ラッキーもあって勝ったんで、今季は「運」まで味方についてるな〜と思ってたんですが、その後勝てない展開が続きました。10人でアウェイという状況で同点に追い付いた第2節までは「らしさ」も伺えましたが、リヨンとの連戦でエウベルにしてやられると、第5節も無得点で引分け。最終節、グループ自体が混戦だった事とPKの判定に助けられて何とか突破、という印象です。う〜ん、強さ発揮できず。マカーイが5ゴールと移籍金に見合う活躍は見せてくれたんですが、明るい話題はそれくらいでしょうか？頼みのバラックは毎試合好パフォーマンスを披露してはいたんですが、結果にはついてきませんでした。あとはダイスラーが冬眠から目を覚ましてくれないと。。。。。

総括：ダイスラーが目を覚ます事は遂に叶わず結局マドリーに負けちゃいました。ええ試合やってんけどなぁ〜。ロベカルが1st legのアノ時点で退場してたら結果もまた違った事でしょうね。最後まで得点をマカーイに依存しきりだった事はチョット問題かもね。レバークーゼン時代みたいにバラックが中盤からガンガン点取れてたらねー。

出場時間上位11人で組んだらこんな布陣

　　　　　　　　　　カーン

サニョル　　クフォー　　　コバチ　　リザラズ

　　　　　ハグリブス　　　バラック

サリハミジッチ　　　　　　　　　　ゼ・ロベルト

　　　　　　マカーイ　　　　ピサロ

バイエルン02-03