03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループA第4節 

2003.11.5 オリンピア・シュタディオン
1
1-1
2
0-1
マカーイ(14分、ゼ・ロベルト
得点
ジュニーニョ(6分、直接FK)
  エウベル(53分、マルダ
メンバー
1 カーン(C)
GK
1 クペ
   
2 サニョル
  (72分 7 ショル)
4 クフォー
5 ロベルト・コヴァチ
3 リザラズ
DF
12 レベイェール
3 エヂミウソン
20 ミュラー(C)
23 ベルト
 
 
6 デミチェリス
  (72分 16 イェレミース)
13 バラック
20 サリハミジッチ
11 ゼ・ロベルト
MF
8 ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
  (90分 10 カリエール)
7 M・ディアッラ
4 エッシェン
  (77分 14 ゴヴ)
11 マルダ
 
 
14 ピサロ
  (67分 24 サンタクルス)
10 マカーイ
FW
9 エウベル
  (79分 5 カサパ)
18 リュインドゥラ
   
         カーン

サニョル  クフォー   コバチ  リザラズ

     デミチェ   バラック

 サリハミ             ロベルト

      ピサロ    マカイ

布陣
        クペ

レビユ  エヂミ   ミラー  ベルト

     ジュニ   ディアラ  

エシェン   ルインドラ   マルダ

       エウベル

sub
22 レンシンク GK GK 30 ピュイドゥボワ
25 リンケ DF DF 15 デルモット
32 フォイルナー MF MF 24 ドラソー
34 トロコフスキ 29 ゴメズ
サニョル

サリハミジッチ

イェレミース

ロベルト・コヴァチ

リザラズ

バラック

イエローカード レベイェール

ジュニーニョ・ペルナンブカーノ

レッドカード
出場停止選手
シュヴァインシュタイガー

ダイスラー

ツィックラー

ハーグリーブス

ラウ

戦線離脱中選手

観戦レポ

混戦気味のグループAですが、一応本命と目されているのはバイエルン。
そのバイエルンホームでの当面のライバル、リヨンとの一戦です。
順当に勝ちを納めて残り2試合を楽に戦いたい所でしょう。しかし、そうは問屋が卸しませんでした。
先制パンチは6分いきなりリヨンが決めます。
ペルナンブカーノ君のとんでもないFKが炸裂します。
ポストを直撃して入ったドロップシュートは、流石のカーンでもどうする事もできませんでした。個人技で決めました。
逆にバイエルンは連携プレーで追いつきます。
得意のダイレクトパス回しから、ピサロ、バラック、ゼロベルトと繋ぐと後はグラウンダークロスをマカーイが流し込むだけでした。
マカーイの入ってくるタイミングといい、ゼロベルトの裏への飛び出しといい、バラックのダイレクトスルーパスといい、全てが完璧です。
レベル高すぎです。特に前半は、ゼロベルトとマカーイが元気でした。
ゼロベルトは中に外にと縦横無尽で、リザラズをも上手く生かしてます。
リヨンは、リュインドゥラが段違い身体能力で対抗しますが、エウベルは元気なさげです。
と、思わせといて仕事をするのがエウベルのストライカーたる所以でしょうか?
53分、ドラマが生まれます。
ロングボールをリュインドゥラがキープして引き付けて、マルダへ。
マルダはフリーのエウベルに繋いで、エウベルのゴールを演出します。
マルダのパスを受けたエウベルは、ワントラップで上手く前に出て追いすがるバラックをものともせず、ゴールネットに突き刺しました
カーンをも制しましたよ。いや〜、それにしてもゴール後のエウベルの表情といったら。。。。
やはり心に期するものがあったんでしょうね。
バイエルンサポも感じ取ったみたいで、79分のエウベル交代時には拍手が巻き起こります。良い国ですね。
試合前から「エウベル帰って来て」みたいな横断幕もあったスタンドなので、愛されてるみたいです。ブーイングも起こらなかったしね。
さぁ、追いかけるバイエルンはサンタクルスや久々のショルを投入しますが、決定機はむしろカウンターのリヨンの方が多くてイエローカードばかりが増えます。
結局ホームで敗れてしまうという計算外の結果で終わってしまいます。
痛い敗戦です。試合後のカーンなんてメチャクチャ悔しそうでしたからね。
カーン、上手かったんだけどな〜。やっぱクペとはLVが違うって所を証明したんですけど。
まぁ、この試合はエウベルの為にあったとも言えるのではないでしょうか?

満足度:65%

MOM:リュインドゥラ