03-04UEFAチャンピオンズリーグ グループA第6節 

2003.12.10 オリンピア・シュタディオン
1
1-0
0
0-0
マカーイ(42分、PK
得点
 
メンバー
1 カーン(C)
GK
1 ジトカ
   
20 サリハミジッチ
  (79分 31 シュヴァインシュタイガー)
4 クフォー
25 リンケ 
3 リザラズ
DF
30 ティヒネン
27 コンパニー
3 デシャクト
 
 
23 ハーグリーブス
13 バラック
24 サンタクルス
11 ゼ・ロベルト
  (67分 2 サニョル)
MF
15 ハシ
  (79分 22 イアチチョウク)
10 バセッジオ(C)
6 ジェブラコフ
  (64分 17 ヴィルヘルムソン)
14 ヘンドリクス
  (86分 11 コラル)
21 ゼッターベルグ
 
 
14 ピサロ
10 マカーイ
FW
19 モルナール
26 ディンダーヌ
   
         カーン

サリハミ  クフォー   リンケ  リザラズ

     ハグリブス   バラック

 サンタクルス          ロベルト

      ピサロ    マカイ

布陣
         ジトカ

  テヒネン  コンパニ  デシャク  

ジブラ   ハシ    バセジオ  ヘンドリ

       ゼッターベルグ       

    モルナル     アルナ

sub
22 レンシンク GK GK 24 ペエルスマン
6 デミチェリス DF DF 5 デブック
15 ラウ   MF 4 ヴァンデルヘーゲ
16 イェレミース MF   23 ジュニオール
35 ミシモビッチ FW
マカーイ イエローカード ティヒネン

ゼッターベルグ

バセッジオ

レッドカード
出場停止選手
ダイスラー

ショル

ツィックラー

ロベルト・コヴァチ

フォイルナー

戦線離脱中選手 ドル

ロヴレ

イェストロビッチ

ソルギヒョン

ゼイン

観戦レポ

混戦のグループAも今日で最終節です。
最下位と苦しむバイエルン帝国は勝ち以外に突破の道はありません。
アンデルレヒトの方はドローでOKとはいえ、楽に事が運ぶとは思えません。
さぁ、どうなりますか、キックオフです。
立ち上がりから攻勢をかけるのは勿論後が無いバイエルンです。
この日は右サイドが攻撃的布陣ですが、仕掛けは左サイドからが目立ちます。
リザラズゼロベルトの脅威のコンビに小皇帝バラックが絡みます。
もう前半はセットプレーラッシュですよ。ハーグリーブスも元気だし、ゼロベルトと共に精度高しです。
しかしアンデルレヒトも粘りのディフェンスで対抗します。そして得意のカウンターアタック
どちらも譲りません。そんな展開のまま終わりかと思われた前半でしたが、42分試合が動きます。
サリハミジッチのクロスに合わせようとしたピサーロが倒されてPKを得ます。これは主審良く見てましたよ〜。
なんかダイブっぽくも見えるので、勇気ある判定ですね。このPKをマカーイが右足で左にキッチリ決めて先制します。
この1点がどう左右するのか?後半です。
その後半は圧倒的にアンデルレヒトが攻めます。バイエルンは守りに入るのが早すぎってくらいに引いちゃいました。
ヤバイんちゃいますかね〜。ディンダーヌとモルナルのコンビ、バセッジョとゼッテルベリのゲームメイクにゴールを脅かされるシーンが相次ぎます。
かと言って、バイエルンのカウンターはそれ程効かないしね。いつ点を取られてもおかしくない状況が続きます。
それでもリンケが!カーンが!流石のディフェンスを魅せます。
特にロスタイムのイアチチョウクのミドル横っ飛び1発で防いだカーンなんてのは、さすがスターって感じでしたね。
結局そんな劇的な展開で虎の子の一点を守り切ったバイエルンが何とかかんとか進出を決めました。
だけれども誇り高きバイエルンとしては最低限の仕事を遂行したにすぎず、こんな内容ではこの先が思いやられます。
一方、アンデルレヒトは大いに楽しませてはくれましたが、16強入りには遠かったようです。

満足度:55%

MOM:リンケ