03-04UEFAチャンピオンズリーグ R-16 第2戦

2004.3.10 サンチャゴ・ベルナベウ
1
1-0
0
0-0
ジダン(32分、サルガド
得点
 
メンバー
1 カシージャス
GK
1 カーン(C)
   
2 サルガド
6 エルゲラ
33 メヒア
15 ラウール・ブラボ
DF
2 サニョル
  (67分 20 サリハミジッチ)
4 クフォー
5 ロベルト・コヴァチ
3 リザラズ
 
 
23 ベッカム
14 グティ
  (90+6分 26 ボルハ
10 フィーゴ
21 ソラリ
  (90+3分 19 カンビアッソ
5 ジダン
MF
6 デミチェリス
13 バラック
23 ハーグリーブス
  (HT 31 シュヴァインシュタイガー)
11 ゼ・ロベルト
 
 
7 ラウル(C)
FW
14 ピサロ
  (68分 24 サンタクルス)
10 マカーイ
   
        カシジャス

サルガド  エルゲラ   メヒア  ブラボ

     ベカム    グティ

フィゴ      ジダン    ソラリ

         ラウル

布陣
          カーン

サニョル  クフォー   コバチ  リザラズ

    ハグリブス   デミチェリス

ピサロ     バラック     ロベルト

         マカイ

sub
25 セサル GK GK 22 レンシンク
22 パボン DF DF 15 ラウ
27 ヌネス MF    25 リンケ
34 ファンフラン   MF 16 イェレミース
11 ポルティージョ FW  
サルガド イエローカード ゼ・ロベルト

リザラズ

レッドカード
ロベルト・カルロス 出場停止選手
ミニャンブレス

ロナウド

戦線離脱中選手 ダイスラー

ショル

ツィックラー

観戦レポ

デミチェリスを殴ったロベカルが結局ビデオ判定で2試合出場停止、そしてロナウドも怪我でいません。
ヒッツフェルトは内心ほくそえんでる事でしょう。
ただバイエルンもサニョルやリザラズは負傷を押しての出場で不安が残ります。
1st legが1-1なので、とりあえず得点が欲しいバイエルン
0-0でもOKですが、そんな闘い方はできないであろうマドリ。
さぁ、どうなりますか?
ヒッツフェルトはロベカル不在のマドリーの左サイドにピサーロをぶつけてきました。
いつものCFでは無く、右に張るシーンが目立ったピサーロ。その分バラックが前に出て中央攻めもぬかりありません。
しかし、このシステムはヒッツフェルト的には不満足だったのか、後半頭からシュヴァインシュタイガーを右SHに入れます。
まぁ1点リードされてたので攻めに出たいってのもあっただろうし、ハーグリーブスがそれ程の出来だったってのもあるかも知れませんが。
しかし攻めに分厚さは産まれませんでした。やはり本調子では無いサニョルとリザラズの影響でしょうか。
もっと早くサリハミジッチを入れたかったです。
結局それでもマドリーゴールを破れなかったバイエルン。180分観た感想としては力負けって印象が強いです。
メヒアの所を突きたかったんでしょうが、それよりもジダンの脅威に気がいっていた感じがします。
何だかんだ言ったって、やっぱりジダンなのか?2004年も!圧倒的な存在感ですよ。
ゴールシーンはもとい全ての場面でね。あのボレーのバランス観ました?単なるへんてこフォームキックじゃ無いですよ。
ロニーがいなくていつもより攻撃的だったので、より迫力がありました。
リザラズ相手にほとんど勝負しなかったこの日のフィーゴとは雲泥の差です。
ま、この日の右サイドはサルガドが出色でしたがね。
アシストの粘りのヘッドやゴールライン上クリア等の目立つシーンもそうでしたが、それ以上にオーバーラップや無尽蔵の運動量で魅せてくれました。
ロベカルはいなかったけどロベカル以上の働き。いない方が上がり易いんでしょうな。
グティも元気でした。やっぱラウルとのコンビは色褪せませんね。モリエンテスも絡めてあげたいです。
ってな訳で内容的にも問題無く勝利して、マドリーは次のラウンドへ。
マカーイに効果的なクロスを送れなかったバイエルンは早過ぎる敗退となりましたが、仕方ありません。グッドルーザーでした。

満足度:85%

MOM:サルガド