AFCアヤックス(オランダ 2位 予備予選3回戦から)

   
試合
分数
ゴール
アシスト
1節
2節
3節
4節
5節
6節
R-16 R-16
国籍
生年月日
 
1-1
1-2
2-0
4-2
2-1
0-0
2-2 0-1
GK 1 ステケレンブルグ
6
540
オランダ
82年09月22日 1 Maarten Stekelenburg
12 フォンク
2
180
Y
南アフリカ
70年01月30日 12 Hans Vonk
26 ロボント
ルーマニア 78年01月18日 26 Bogdan Lobont
30 フェルメール
オランダ 86年1月10日 30 Kenneth Vermeer
35 マイサンダー
フィンランド 85年9月29日 35 Henrik Moisander
 
DF 2 トラベルシ
6
525
▲15
チュニジア
77年01月25日 2 Hatem Trabelsi
3 グリゲラ
6
465
Y
▽15
チェコ 80年05月14日 3 Zdenek Grygera
4 ハイティンハ
5
272
▲90+3
▲89
Y
オランダ 83年11月15日 4 John Heitinga
15 ベルメーレン
5
450
Y ベルギー 85年11月14日 15 Thomas Vermaelen
16 デ ヨング
5
368
3
1
▲532
▲29
オランダ
84年11月30日 16 Nigel De Jong
19 エマヌエルソン
6
535
1
▽85
オランダ
86年06月16日 19 Urby Emanuelson
31 ボアキエ
ガーナ 85年3月25日 31 Emanuel Boakye
33 シルダー
オランダ 86年4月18日 33 Robbert Schilder
45 ティミセラ
オランダ 86年5月5日 45 Michael Timisela
 
MF 5 エスキュデ
フランス
79年08月17日 5 Julien Escude
6 ガラセク
5
449
1
▽90+3Y
Y
Y
×
チェコ
73年01月15日 6 Tomas Galasek
8 マドゥーロ
7
569
▽29
オランダ 85年02月13日 8 Hedwiges Maduro
10 ピーナール
7
614
4
▽80
Y
▽84
南アフリカ
82年03月17日 10 Steven Pienaar
14 マクスウェル
ブラジル
81年08月27日 14 Maxwell
18 スナイデル
5
449
2
1
1
▽891
オランダ
84年06月09日 18 Wesley Sneijder
21 リンデンベルホ
5
413
▽53
オランダ 74年2月6日 21 Olaf Lindenbergh
22 ファンフラン
3
185
▲85
スペイン 76年7月15日 22 Juanfran
34 アボラー
ベルギー 87年06月23日 34 Stanley Aborah
37 ウェラウ
デンマーク 88年7月3日 37 Per Weihrauch
38 サルポン オランダ 88年8月3日 38 Jeffrey Sarpong
44 イリティリム オランダ 87年4月24日 44 Murat Yildirim
46 ヴェルトエン ベルギー 87年4月24日 46 Jan Vertonghen
47 ラング オランダ 81年3月9日 47 Didi Longuet
 
FW 7 ロサレス
4
233
1
1
▲80
▽89
▽621 ▽72 アルゼンチン 81年02月24日 7 Mauro Rosales
9 ハリステアス
3
87
▲76
▽57
▲74 ギリシャ 80年2月9日 9 Angelos Charisteas
11 バベル
7
334
2
▲82
▲80
▲62 ▲72
オランダ
86年12月19日 11 Ryan Babel
17 アナスタシウ
3
234
3
▽822
Y1
▽62
ギリシャ 73年03月05日 17 Ioannis Anastasiou
24 ローセンベリ
6
391
1
▽76
▲571
▲62
Y ▽74
スウェーデン
82年9月27日 24 Markus Rosenberg
25 フンテラール
2
180
1
1 オランダ 83年8月12日 25 Klaas Jan Huntelaar
27 マヌカリアン
1
21
▲69
アルメニア 87年1月19日 27 Edgar Manucharyan
28 ブハリ
7
426
1
▽69
▲84
▲891
▽80
オランダ
80年06月30日 28 Nourdin Boukhari
29 ミテア
ルーマニア
85年03月24日 29 Nicolae Mitea
32 アニタ
オランダ 89年4月4日 32 Vurnon Anita
36 マルティナ
オランダ 87年2月1日 36 Javier Martina
42 ボアリンテル
オランダ 86年10月16日 42 Derk Boerrigter
 
監督 ブリント

○は先発フル出場、▽は先発途中交代とその時間、▽赤数字は退場時間、▲は途中投入とその時間、ーはベンチ、空白はベンチ外。青数字はその節のゴール数。HTはハーフタイムの交代。

 

展望:この夏最大の移籍はラフィ。色々問題もあったし、伸び悩んでたのも事実やけど、それでもエースでした。彼の離脱がどのような影響を与えるかが今シーズンの注目ポイントでしょうね。勿体無いのは売り時を逃して結構安くで売れた事かな。逆に昨季はズラタンを売り時に売ってしまって儲けは出たけど戦力は大幅ダウンしちゃいましたからね。今季も懸念材料はそのズラタンが抜けたCF。昨季はここでボールが収められず負ける試合が何度もありましたからね。その代役として期待されるのが、典型的なCFのハリステアスと「イヴラヒモビッチ世」ロセンベリ、そしてアヤックスユースの結晶バベルです。この中で最も個人的に期待しているのはバベルですね。まだ19歳ですが、ボールタッチ、身体能力、ドリブル、キープ力、そしてシュートの破壊力を見る限り一番可能性を感じさせます。EUROでも大活躍したハリステアスもそこそこやるだろうし、ロセンベリもポテンシャルは良いものを見せてくれてます。まぁ昨季よりは全然マシになりました。ラフィが抜けた中盤はスネイデルがようやくスランプを脱した様だし、10番に復帰したピーナールも意地を見せてくれるでしょう。ディフェンスはここ数年メンバーが固定してるから安定感も期待出来るし、マドゥーロの様に大きく飛躍した選手もいます。ハイティンハも今季こそは頼むよ!ってな訳でエールディビジの覇権奪回も充分狙えるし、CLに於いてもGL突破は問題無いのではないかと思います。ファンフラン兄さんも来たしね。

GL総括:今季もやはり躓く原因となったのはCFでした。ハリステアス、ローゼンベリ、バベル、アナスタシウ、と全員ダメダメでした。結果だけ見ればアナスタシウなんかは得点してますが、それ以上に外し過ぎ。これは全員に言えますがね。相手が弱過ぎる事もあってGLは突破出来ましたが。違うグループだったならば確実に厳しかった。それは国内リーグで苦戦している事からも読み取れます。このままじゃCL圏内さえ危うい位置につけてますからね。アシスト連発のピーナールや貴重なゴールを叩き出したスナイデル、デヨングの活躍が無かったらと思うとゾッとします。個人的にはバベルをCFで使って欲しいんやけどね。

総括:予想通りの敗退。客観的に比べてもインテルに勝てる筈もなかったのであります。ただ1st legの前半は最高のフットボールを魅せました。やっとこさ待望のCFを獲得出来た事が非常に大きかった。下の「出場時間上位11人」を見てもらっても判る通りFWがいなかったんですよ。4-6-0ですよ。上にもくどいぐらい書いてるけど。だからこそフンテラールのパフォーマンスはアヤックスにとって大きかった。彼が核になれた事でローセンベリがサイドで活きるという想定外の副産物まで産まれました。ただこれも前半だけの話。フットボールは90分のゲームであって、特にCLのR-16以降は180分のゲームとも言えます。180分トータルではインテルとの差はありすぎたのです。ガラセク、スネイデル、グリゲラと主力の相次ぐ故障に加え、GLでも存在感を見せ付けたデヨングが引き抜かれても戦えたのですから。エマヌエルソンの台頭やブハリの成長などアヤックスならではの「育成」が今季もありました。エールディビジでもなんとかプレーオフには残れそうだしこれを勝ち抜いて来季もこの舞台に立ってもらいたいもんです。

出場時間上位11人で組んだらこんなスタメン

         ステケレンブルグ

トラベルシ  グリゲラ   ベルメーレン  エマヌエルソン

    マドゥーロ  ガラセク  リンデンベルホ

ピーナール     スネイデル       ブハリ

  

アヤックス02-03

アヤックス03-04

アヤックス04-05