05-06 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2006.2.22 アムステルダム アレナ
2
2-0
2
0-2
フンテラール (16分、ロサレス
得点
スタンコビッチ(49分、カンビアッソ
ロサレス(20分、エマヌエルソン クルス(86分、カンビアッソ
メンバー
1 ステケレンブルグ
GK
1 トルド
   
2 トラベルシ
4 ハイティンハ
15 ベルメーレン
19 エマヌエルソン
DF
4 J・サネッティ(C)
2 コルドバ
25 サムエル
3 ブルディッソ
 
 
21 リンデンベルホ(C)
8 マドゥーロ
28 ブハリ
MF
19 カンビアッソ
5 スタンコビッチ
7 フィーゴ
31 セーザル
  (HT 8 ピサロ)
 
 
25 フンテラール
7 ロサレス
  (62分 11 バベル)
24 ローセンベリ
FW
9 フリオ・クルス
10 アドリアーノ
  (65分 30 マルティンス)
   
        ステケレンブルグ

トラベル  ハイテン   ベルヘレ  エマヌ

        リンデンベルホ

    マドゥロ       ブハリ

  ロサレス          ローセンベリ

         フンテラール

布陣
         トルド

サネティ  コルドバ   サムエル  ブルディッソ

     カンビアソ    デキ

  フィーゴ          セーザル

      クルス   アドリアーノ

sub
12 フォンク GK GK 12 ジュリオ・セーザル
31 ボアキエ DF DF 23 マテラッツィ
45 ティミセラ     33 ウォメ
22 ファンフラン MF MF 18 キリー
38 サルポン     21 ソラーリ
9 ハリステアス FW
ローセンベリ イエローカード コルドバ
ピサロ
フリオ・クルス
レッドカード
出場停止選手 C・ザネッティ
ピーナール
スナイデル
ガラセク
グリゲラ
戦線離脱中選手 ベロン
レコバ

観戦レポ

勿体無いっつうかアヤックスの限界を露呈した試合でした。
前半を2点リードで折り返した時は凄いウキウキだったんですけどねぇ。ただ「このまま終わる訳は無い」と思ってたのも本当だし、90分終わってからも「よく逆転されなかったなぁ」と思ったのも本音。そんな試合でした。
前半のアヤックスは、そりゃもう良かったよ。パスは華麗に繋がるし、全員の動き出しも良いし、運動量、攻撃的な意識も最高。両SBに加えCBまでもがチャンスと見れば果敢に攻め上がるというアヤックススタイルが貫かれていました。その中で2ゴール。オーバーペースでガンガン行った甲斐があるというものですよ。もしここで結果が出ていなかったら大差で負けていたでしょう。
前半飛ばし過ぎていたぐらい飛ばしていたので後半ペースが落ちるのはそりゃ当然です。なので肝になってくるのは選手交代。負傷者が多過ぎで使えそうなのはバベル、ハリステアス、ファンフランぐらいですが、3人枠丁度なのでそれで上等ですよ。全員スタメンでも遜色無いインテルのベンチと比べるのは酷です。
しかしブリントは動かなかった。同点にされるまで動かなかった。ラスト1分でバベル入れてもねぇ。。。あくまで結果論と言われればそれまでです。もし勝ってたとしたら文句言えないでしょ?と。確かにそうかも知れません。しかし前線の3人+ブハリは後半途中から明らかにバテバテでした。勝ってるとか負けてるとかの試合状況に関係無く交代すべきなぐらいにね。
逆に前半てんで駄目だったセーザルをアッサリと見切って後半からピサロを投入したマンチーニ采配はズバリ的中。これで前半消えてたカンビアッソ、いつものプレーが出せなかったデキ、この2人が蘇りましたからね。
もう同点にするのは時間の問題でしたよ。アヤックスDFに最大の脅威を与えていたアドリアーノを何故代えたのかは不明でしたが。
それにしてもフィーゴは良かったね。サネッティも最高のパフォーマンスを魅せてくれたので前半は抑えられてたインテルにあっても右サイドだけは元気でした。
そして後半は正にフィーゴの独壇場。特に同点ゴールの起点となったカンビアッソへ出した左足スルーパスは芸術点高すぎです。2人のDFの集中を完全に右足1本に持っていかせといての一瞬での左足キック。美しすぎます。
さてこれでサンシーロでの戦いが俄然有利になったインテル。普通に勝ったら良いだけやし、引き分けでも2失点までは最悪OK。戦前の予想通りアヤックスはここまでが限界かな。悔しいけどね。

興奮度:75%

MOM:フィーゴ