Chelsea Football Club(イングランド 2位 6シーズン連続7回目の出場)

    国籍 生年月日  
   
GK 1 ツェフ チェコ 20.05.1982
1 Petr Cech
23 クディッチーニ イタリア 06.09.1973
23 Carlo Cudicini
30 テイラー ウェールズ 07.04.1990
30 Rhys Taylor
40 イラリオ ポルトガル 21.10.1975
40 Henrique Hilario
 
DF 2 イバノビッチ セルビア 22.02.1984
2 Branislav Ivanovic
3 アシュリー コール イングランド 20.12.1980
3 Ashley Cole
6 R・カルバリョ ポルトガル 18.05.1978
6 Ricardo Carvalho
17 ボジングワ ポルトガル 24.08.1982
17 Bosingwa
18 ブリッジ イングランド 05.08.1980
18 Wayne Bridge
19 P・フェレイラ ポルトガル 18.01.1979
19 Paulo Ferreira
26 テリー イングランド 07.12.1980
26 John Terry
33 アレックス ブラジル 17.06.1982
33 Alex
35 ベレッチ ブラジル 20.06.1976
35 Juliano Belletti
41 ハッチソン イングランド 03.08.1989
41 Sam Hutchinson
42 マンシエン イングランド 08.01.1988
42 Michael Mancienne
MF 5 エッシェン ガーナ 08.12.1982
5 Michael Essien
8 ランパード イングランド 20.06.1978
8 Frank Lampard
10 ジョー コール イングランド 08.11.1981
10 Joe Cole
12 ミケル ナイジェリア 22.04.1987
12 John Obi Mikel
13 バラック ドイツ 26.09.1976
13 Michael Ballack
15 マルダ フランス 13.06.1980
15 Florent Malouda
20 デコ ポルトガル 27.08.1977
20 Deco
 
FW 9 ディ サント アルゼンチン 17.04.1989
9 Franco Di Santo
11 ドログバ コートジボワール 11.03.1978
11 Didier Drogba
21 S・カルー コートジボワール 05.08.1985
21 Salomon Kalou
39 アネルカ フランス 14.03.1979
39 Nicolas Anelka
43 ストホ スロバキア 19.10.1989
43 Miroslav Stoch
 
監督  ルイス フェリペ スコラーリ→ヒディンク

○は先発フル出場、▽は先発途中交代とその時間、▲は途中投入とその時間、ーはベンチ、空白はベンチ外。青数字はその節のゴール数。HTはハーフタイムの交代。

 

展望:穴らしい穴も見つからないですね。
元々チカラがありすぎるチームに更に強力なメンバーが加わったのですから。
今夏の主な放出はSWフィリップス、シェフチェンコ、ピサロ、マケレレといったところ。
マケレレ以外はベンチを温める日々が続いていたし(能力の高さは認めるけど)、マケレレにしても年齢が年齢なので大したマイナスでは無い気がします(昨季までは大活躍でしたが、今季どうかという意味で)。
それに対しての新戦力はというとボジングワ、デコ、そしてルイスフェリペという「ポルトガル代表」の面々達。
昨季、最後まで適任者が出なかった右SBにボジングワはこれ以上ないチョイスだし、ルイスフェリペはモウリーニョ退任後の監督として務まる何人かしかいないカリスマ監督(グラントは残念ながら・・・)の1人だと思います。
ランパード、ドログバが移籍を踏みとどまったのも、やっぱりスコラーリのチカラもあるんじゃないかな??
デコに関しては、バラック、ランパード、ミケル、エッシェン、Jコールといった似通ったタイプが揃う中盤に必要なの?と思っていましたが、プレミア開幕2戦で結果を残し実力の高さを見せつけましたね。
これでより中盤が強力になった印象です。
昨季はプレミアでもCLでも2位だったので、モチベーションも相当高いコトでしょう。
う〜ん、死角なしかな。

GL総括:CL開幕前まではプレミアでも好調(内容、結果共に)だったので、これは余裕の突破だろうと思っていたのですが、意外や意外最終節までもつれてしまいました。
結果はもとより内容が乏しい試合が多かったですからね、プレミアでも。
特にデコが負傷でいなかったりすると、途端にリズムが悪くなっていました。
デコは今季チェルシーに移籍して、メディアでは「復活」なんて言われていますが、別にバルサでも駄目駄目だった訳ではないんですよ。
ただここ2年は怪我での欠場が多かった。
何もパフォーマンスが落ちて試合に出場出来なくなった訳じゃないんです。
出たら出たでエエ仕事してたしね。
それをさもチェルシー移籍が契機になった、みたいな伝え方をするマスゴミには辟易していたのですが、結局チェルシーでも故障からは逃れられていないみたいです。
フェリペはここをどうするかですね。
今はアネルカが爆発してるからある程度勝ててる部分もあるとは思うんですよ。
それにドログバも戻ってきたし。
ただ前線に頼るだけのスタイルにしちゃうと、モウリーニョ時代に逆戻りしちゃうので、それは避けたいやろうし。
プレミアではリバプールと共に首位を併走しているような感じなので、まだまだ厳しい戦いは続くでしょう。
R-16の相手もユーベという曲者だしね。
いや〜厳しいなぁ。
あ、あとここまでのMVPは普通に言うたら得点量産してるアネルカなんやけど、ボジングワも称賛に値するんじゃないかな?
純粋なサイドアタッカーを置かないチームにおいて、彼の右サイドの上下動は不可欠ですからね。
それに彼に触発されるカタチでアシュリーの動きも昨季までより良くなってる感じだし、ベレッチさんも居場所が無くなった事もあって中盤で輝いたりしてるし。
色んな影響を与えているボジングワ、思ってたより良くやってると思いますよ。
彼自身もポルト時代よりも凄みを増してる気がするしね。

総括:フェリポン解任ヒディンク就任でチームは上昇気流に乗りました。
ホンマにヒディンクって監督は、もってますね。
ユーベをチカラでねじ伏せ、レッズをも圧倒し、バルサにも試合内容では勝っていた(賛否はどうあれ)。
だから今季終盤のチェルシーに関しては、批判する要素があんまり無いよね。
CLストレートインもキッチリと決めたし、慰めのFA杯も獲得したし。
ただヒディンクがやった事と言うと、特にスペシャルな事は無くて、ただモウリーニョ時代の戦い方に戻しただけ。
大雑把に言うとですけどね。
つまりはこのチームにはモウリーニョが築きあげたスタイルが合ってるって事なんでしょうね。
モウリーニョ時代の選手も数多く残ってますしね。
ただ年齢は重ねていっとる訳ですよ。
しまいにはガタが来る。
そこを来季の新監督である豚アンチェロッティがどうするのか?ってのは見所じゃないでしょうか。
ただアンチェロッティってのは、全く適任者じゃないと思うのよね。
なぜならミランの世代交代を全く行えなかった人物だから。
失敗してる監督を高い金(チェルシー史上最高額!)積んで呼ぶ発想が凡人には無いわ・・・。

出場時間上位11人で組んだらこんな布陣

            ツェフ
ボジングワ  アレックス   テリー  A.コール
            ミケル
      ランパード     バラック
  アネルカ               マルダ
            ドログバ

チェルシー 03-04

チェルシー 04-05

チェルシー 05-06

チェルシー06-07

チェルシー07-08