Valencia Club de Futbol(スペイン 4位 予備予選3回戦から)            

   
試合
分数
ゴール
アシスト
1節
2節
3節
4節
5節
6節
国籍
生年月日
 
1-0
1-2
0-2
0-2
0-0
0-0
GK 1 カニサレス
4
360
Y
スペイン
69年12月18日
1 Santiago Canizares
13 ヒルデブラント
2
180
ドイツ 79年04月05日 13 Timo Hildebrand
25 モラ
スペイン
73年07月12日
25 Juan Luis Mora
33 グアイタ
スペイン 87年01月10日 33 Vicente Guaita Panadero
DF 4 アルビオル
5
407
▲43
スペイン
85年09月04日
4 Raul Albiol
5 マルチェナ
5
427
Y
Y
▽67
スペイン
79年07月31日
5 Carlos Marchena
12 カネイラ
2
133
▽43
ポルトガル 79年02月09日 12 Marco Caneira
15 エルゲラ
6
540
スペイン 75年03月28日 15 Ivan Helguera
20 アレクシス
スペイン 85年08月04日 20 Alexis Ruano
23 ミゲウ
6
503
1
▽78
▽65
ポルトガル 80年01月04日 23 Luis Miguel
24 モレッティ
5
423
Y
▽63
イタリア
81年06月11日
24 Emiliano Moretti
26 ロンバン
スペイン 87年06月05日 26 David Lomban
28 リージョ
スペイン 89年03月27日 28 Manuel Castellano "Lillo"
29 アルトゥーロ
スペイン 89年03月13日 29 Arturo
31 ハウメ
スペイン 88年03月18日 31 Jaume
MF 2 サニー
2
91
▲90
スペイン 88年09月17日 2 Sunny Stephen
3 M・フェルナンデス
3
170
▲35
▲65
ポルトガル 86年02月05日 3 Manuel Fernandes
6 アルベルダ
5
377
Y
▽75
▽32
×
スペイン
77年09月01日
6 David Albelda
8 バラハ
2
38
▲75
▲67
スペイン
75年07月11日
8 Ruben Baraja
10 アングロ
3
114
▽75
▲78
▲63Y
スペイン
77年06月23日
10 Miguel Angulo
11 ガビラン
1
67
▽67
スペイン 85年05月12日 11 Jaime Gavilan
14 ビセンテ
3
192
▲HT
▽72
▽75
スペイン
81年07月16日
14 Vicente Rodriguez
16 マタ
1
15
▲75
スペイン 88年04月28日 16 Juan M. Mata
17 ホアキン
5
346
▲75
▽88
▽63
スペイン
81年07月21日
17 Joaquin Sanchez
21 D・シルバ
6
468
▲72
スペイン 86年01月08日 21 David Silva
22 エドゥ
1
90
ブラジル
78年05月15日 22 Edu
27 カルレス
スペイン 88年01月03日 27 Carles Martinez
30 カステルス
スペイン 90年03月12日 30 Marc Castells
34 モントロ
スペイン 88年06月25日 34 Angel Montoro Sanchez
35 シモ
スペイン 90年01月27日 35 Ximo
FW 7 ビジャ
5
409
2
▽901
1
Y
▽50
スペイン
81年12月03日
7 David Villa
9 モリエンテス
6
409
▽80
▽69
▽HT
▽35Y
スペイン
76年04月05日
9 Fernando Morientes
18 ジギッチ
3
71
▲69
▲67
▲63
セルビア 80年09月25日 18 Nikola Zigic
19 アリスメンディ
3
52
▲80
▲88
▲50
スペイン 84年03月03日 19 Javier Arizmendi
32 ピエリック
カメルーン 89年02月18日 32 Aser Pierrick
監督  キケ フローレス→クーマン

○は先発フル出場、▽は先発途中交代とその時間、▽赤数字は退場時間、▲は途中投入とその時間、ーはベンチ、空白はベンチ外。青数字はその節のゴール数。HTはハーフタイムの交代。

 

展望:大きな変革は無く、今季も継続路線でいきそうなバレンシア。
でも昨季よりも強くなっている事は間違いない。
だってチームの骨格となるであろう、アルビオル、シルバ、ビジャが確実に成長を遂げているから。
名前は同じでも、昨季と同じチカラと思ってはいけないのです。
だからある意味"補強"とも言えますよね。
ホアキンもそんな1人。
昨季の前半はてんで馴染んでなかったけど、今ではベティス時代のパフォーマンスが戻っています。
あと純粋な新戦力についても触れておくと、ヒルデブラント、アリスメンディ、ジキッチはベンチでは勿体無い選手達です。
特にヒルデブラントは是非リーガの舞台でも観たいプレーヤー。
でもカニサレスもまだまだイケてるからなぁ・・・。
とりあえずGL突破は問題ないでしょう。
チェルシーに勝てるかどうかは別として、シャルケ、ローゼンボリとはLVが違う気がします。

総括:非常に悲しい結末となってしまいました。
開幕前ほとんど不安材料すら挙げられなかったチームが、何故ここまで堕ちていってしまったのか。
フットボルの世界ってのは、ホントにわからないもんです。
こうなってしまってからは色々「アレが駄目だった、コレが駄目だった」的な事を言われてますがね。
・結局FWはビジャ頼り
・中盤はシルバの成長任せ
・DFラインはアジャラ退団で無秩序、ティモ加入で余計な混乱
・クーマン招聘が失敗
などなどですわ。
まずGKですが、やはりデリケートなポジションなんだなと。
ここに世界レベルの選手が2人もいても、あんまり良い事は無いみたいです。
代表と違ってクラブは1年中活動する訳ですからね。
キケは不必要な配慮(ローテーションetc)をしてしまい、クーマンは「カニサレスで固定」発言をしたかと思えばアッサリ撤回し解雇通告。
ティモ自身もブンデスで披露していた様な規格外なプレーは未だ発揮しきれていない印象。
補強が必ずしもプラスになる訳では無いという好例でしょうか。
清原入団が決定すると自ら巨人退団を申し出た落合は、こういう意味でも偉大な選手だったんですね。
え〜、話が脱線しましたが続きましてDFライン。
元々アルビオル1人に背負わせよう、ってのがそもそもの間違いでしょ。
昨季までの好パフォーマンスが全く見られない今季のアルビオルですが、そりゃキツイでしょ。
日本なら「北京世代」とかでチヤホヤされてる年代の選手ですからね。
世界最高の舞台で連日結果を求められても、応えられる日と無理な日があって当然ですよ。
昨季までならアジャラっていう防波堤があったけどね。
そんなアルビオルと同級生なシルバにも同様の事が当てはまる気がします。
2人ともポテンシャルを考えると、確かにバレンシアの「顔」になれる選手ですからね。
ビジャはCLでは結局1試合だけの欠場でしたが、リーガでは何試合か出られなくて、そんな彼がいない時のバレンシアのパフォーマンスはいたって低調。
6試合でたった2点しか取れなかったバレンシアですが、その2点がいずれもビジャってのが残念ながら象徴してます。
さて、来季に向けてですが全く明るい見通しは立っていません。
これまでチームを支えてきたカニサレス、アルベルダ、アングロが解雇通告された事によって更にチームは混迷を極めています。
メスタージャで下位のチームにも勝てません。
2部降格までは無いでしょうが、来季この舞台に立っている可能性は限りなく低いでしょう。

出場時間上位11人で組んだスタメン

         カニサレス
ミゲウ  アルビオル   エルゲラ  モレッティ
     アルベルダ   マルチェナ
 ホアキン               シルバ
        ビジャ モリエンテス

 

バレンシア02-03

バレンシア04-05

バレンシア06-07