怒れるチチャリート

・決め手を欠いたレバークーゼン
・支配されたバルサ
・テアのパラドン

って試合でした


■試合前の状況

バルサ　13pt
ローマ　5pt
レバ　　5pt
BATE　　4pt

っていう状態。
バルサの首位通過以外は何も決まっておりません。

自力突破の可能性があるのはローマのみ。
レバークーゼンとはポイントでは並んでますが、直接対決の結果で勝ってますのでね。
BATEに勝てば突破となります。

レバークーゼンは、そんなローマとBATEの結果次第。
とはいえBATEとレバークーゼンは勝つしか道は残ってないけどね。
他会場の結果を祈るという流れになります。


■バルサのスタメンについて

バレンシア遠征から中3日でのドイツ遠征。
無理する必要は無い試合なので、ルーチョは大幅にスタメンを変えてきました。
連続スタメンは、アルバ、ラキティッチ、メッシのみ。

ベンチにGK2人を入れ、ピケとイニエスタは完全休養という余裕っぷりです。
ま、実際余裕なんですよ首位通過決まってるんで。
むしろメッシを使う必要なんて無い試合なんです。


■レバークーゼンペースの前半

メッシが先制点を決めたものの、基本的にはレバペースでした。
やっぱりね、中盤が作れないのよね。
ラキティッチだけでは、ちょっと厳しい。
メッシも右サイドだけでなく色々とポジションチェンジはしてたけど、、、

そんなラキティッチとメッシのホットラインで先制ゴール。
その後もレオにはチャンスあったけど、言うならばそれぐらい。
後はレバがボールもゲームも支配してたなぁ。
総パス本数も同じぐらいやったし。

チチャリートの同点ゴールも、完全に崩したものやったしね。
ベララビが前線だけに留まらないポジショニングで、バルサを揺さぶってたと思う。
チャルハノールのFKも、やっぱり脅威やったし。


■シュテーゲンの意地

後半も引き続きレバークーゼンペース。
勝つしか道が残されてないチームがホームの試合なんですから、まぁこうなるのは必然と言えば必然か。
バルサは基本的にはカウンター狙い。
交代策も「勝利」の為ではなく、疲労やローテーションを考えてのもののみ。

そんな中で、バルサが後半無失点に終われた要因はテアでしょう。
彼のパラドンが無ければ、敗戦していたと思います。
特に終了間際89分の片手一本で止めたシーンはビッグセーブやったね。
長年ドイツでプレーしたプライドが今日のプレーには出ていたか。

レバークーゼンは48分、57分、59分と何度も崩しましたが、決められず。
チャルハノールのシュートが1つでも決まっていれば・・・。


■総括

結局レバークーゼンは勝ち越しのゴールを奪えず。
引き分けに終わったので、他会場の結果に関係無く敗退決定です。
ローマが引き分けてたので、（結果的には）勝てば突破出来てたのにね〜。
終盤にはベララビとチチャリートが口論してたけど、ああいうシーンにも連携の悪さが出てたな。
（確かにチチャはドフリーやったから、パス欲しかった気持ちは解る）

バルサは主力休ませたから、こんなもんと言えばこんなもんか。
案の定サンドロとムニルは何も出来なかったしね。
中盤が作れなかったから、彼等だけの責任ではないけど、それでも使えなさがハンパないなぁ。
こういう試合でアピールしてほしいねんけど、残念でした。