14-15 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg |
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2015.4.15 パルク デ プランス
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1
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0-1
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3
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1-2
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OG=マテュー(82分) |
得点
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ネイマール(18分、メッシ) | ||
スアレス(67分) | ||||
スアレス(79分、マスチェラーノ) | ||||
メンバー
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30 シリグ |
GK
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1 テア シュテーゲン | ||
23 ファン デル ヴィール 2 チアゴ シウバ (C) (21分 32 ダビヂ ルイス) 5 マルキーニョス 17 マクスウェル |
DF
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2 モントーヤ (80分 21 アドリアーノ) 3 ピケ 14 マスチェラーノ 18 ジョルディ アルバ |
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4 キャバイエ 25 ラビオ (65分 7 ルーカス) 14 マテュイディ |
MF
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5 セルヒオ ブスケッツ 4 ラキティッチ (74分 24 マテュー) 8 イニエスタ(C) (53分 6 チャビ) |
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9 カバーニ 22 ラベッシ 27 パストーレ |
FW
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9 ルイス スアレス 10 メッシ 11 ネイマール |
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シリグ ビール シウバ マルキ マクス キャバイエ ラビオ マトイディ ラベッシ パストレ カバーニ |
布陣
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シュテーゲン モントヤ ピケ マスチェ アルバ ブスケ ラキティチ イニ メッシ ネイマル スアレス |
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sub
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1 ドゥシェズ | GK | GK | 13 ブラボ | |
6 カマラ | DF | DF | 15 バルトラ | |
21 ディーニ | MF | 12 ラフィーニャ | ||
33 キンペンベ | FW | 7 ペドロ | ||
15 バエベック | FW | |||
キャバイエ | イエローカード | ピケ メッシ |
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レッドカード | ||||
イブラヒモビッチ オーリエ ヴェラッティ |
出場停止選手 | D.アウベス | ||
モッタ | 戦線離脱中選手 | ヴェルメーレン |
股抜かれダビ・ルイス
■試合前の状況
またもパリ!!ってなってしまった今回の対戦。
GLでもやったし、去年もやったし。
パリばっかりですわ。
バルサとしては、トータルでは去年も今季も勝ってるので嫌な相手、って訳ではないけどね。
PSGとしては「三度目の正直」を狙いたいところか。
国内リーグでは両者ともに首位に立っており、CLに相応しいカードと言えます。
■バルサのスタメンについて
過密日程が続くバルサ。
直前のLigaからの変更箇所は3つでした。
ま、全て想定通りやったね。
GKがブラボからシュテーゲンに代わるのもいつも通り。
温存したマスチェラーノを先発でもってきたのも予想通り。
唯一意外だったと言えば、出場停止のアウベスの代わりにモントーヤが出てきた事。
てっきりアドリアーノやと思っててんけどね。
このレベルの相手にモントーヤはキツいと思うで・・・。
ま、なんつうかアドリアーノに対するルーチョの評価は低いよなぁ。。
■期待以上に良かった前半
前半の出来に特に文句は御座いません。
セビージャ戦で出来てた良い所を今回も出せたと思います。
スコア的にも1-0で折り返せたし、上々でしょう。
ネイマールのゴールは、あまりにもネイマールがフリー過ぎてビックリしました。
何故あんなにも空いてたのでしょう?
と思って巻き戻して観てみると、ブスケのボールカットが効いてたんやね。
彼の高い位置でのボールカット、そしてそこからの素早い展開が良かった。
そんでもってメッシが(相手DFを)引きつきてスルーパスを出した事により、ネイマールはドフリーになれた、と。
完璧ですね。
得点シーン以外でもメッシのポスト直撃シュートがあったりとか、チャンスも多かったね。
アルバのオーバーラップ回数の多さが、内容を表していたと思います。
■スアレスの個人技2発で勝負あり
という流れで後半へ。
引き続き緊張感のある流れが続き、内容的には五分五分って感じやったかな。
どちらに転がってもおかしくなかった。
でもそんな中で違いを作ったのがクラック。
スアレスが圧巻の2ゴールですよ。
そしてこれはね、いずれもチームとして取ったのではなくスアレス個人が取ったゴールでした。
特に顕著だったのは1点目。
ルイス、マルキーニョスを立て続けにかわし、マクスウェルをブロックしつつゲット。
これぞストライカー!という得点でしたね。
1人で崩しましたよ。
タイプは違えど、ビエリの様な重戦車ぶりでした。
そして2点目。
これもマスチェラーノからパスを受けた段階では、別にチャンスでもなんでもなかった。
でもそこからルイスを(またしても)股抜きで血祭りに上げるとGKとの1対1も堂々と制してゲット。
シュートはね、最初「外れた!」と思いましたよ。
あまりにも上に撃ったように見えましたからね。
でもギリギリ枠内に収まったのよ。
あんなに角のコースを狙う必要は無く、多分スアレス的にもあんなに上は狙ってなかったとは思うけどね(苦笑)
まぁGKが絶対に取れないコースって事で、100点のシュートでしたよ。
3-0となり、スタジアムは静まりかえりましたね。
これで2nd legは消化試合になった、と安堵したものでした。
■100点ではなかった〆方
少々余計だったのが、1点返されてしまった事。
3-1というスコアだけ見れば、それでも上出来なんですけどね。
勿体ないと感じてしまうのは奪われ方が悪かったから。
VDヴィールのなんでもないシュートをマテューがクリアしそこねて入りましたからね。
あれはシュテーゲンはノーチャンスでしたよ。
責められません。
それまでパラドン何個かあったしね。
じゃぁマテューは責められるべきか、ってなるとそれもね。
やっぱりなんだかんだでCBが途中から入るのは難しいんじゃないですかね。
エンリケ兄貴は、今日みたいなパターンの交代策をよくする(マスチェ上げてCB入れるパターン)けどね。
個人的にはあんまり賛成出来ないんですよね。
単純に守備固めの交代が嫌いってだけなんもあるけど。
■総括
・内容、結果ともに申し分無し
・スアレスがワールドクラスのゴレアドールである事を証明
・2枚看板を失ったPSGはお通夜
って試合でした。
若干後味は悪かったけど、それは贅沢ってもんで。
普通に考えれば上々でしょ。
2nd legで逆転される可能性は無いに等しい。
それは試合終わってからのスタジアムの雰囲気が物語ってましたよ。
PSGとしては攻撃の柱であるズラタンが居なかった事に加え、早々にチアゴ・シウバまで失ってしまったのが痛かったね。
怪我で交代を余儀なくされるまでも流石のディフェンスを披露してたからな〜。
代わりに入ったルイスが失点シーンで目立ってしまったのも、よりチアゴ・シウバの喪失感を際立たせてしまった。
スアレスちゃんはシティ戦に続き、またもアウェイのCLで存在感を発揮しましたね。
いずれもビッグマッチだった訳で、これは非常に嬉しいジンクスというか、頼りになる流れです。