14-15 UEFAチャンピオンズリーグ SF 1st leg

2015.05.05 ユベントス スタジアム
2
1-1
1
1-0
モラタ(8分、テベス)
得点
ロナウド(27分、ハメス)
テベス(58分、PK)   
メンバー
1  ブッフォン(C)
GK
1 カシージャス(C)
26 リヒトシュタイナー
19 ボヌッチ
3  キエッリーニ
33 エヴラ
DF
15 カルバハル
3 ペペ
2 ヴァラン
12 マルセロ
21 ピルロ
8 マルキージオ
27 ストゥラーロ
  (64分 15 バルザーリ)
23 ビダル
MF
4 セルヒオ ラモス
8 トニ クロース
10 ハメス ロドリゲス
23 イスコ
  (63分 14 チチャリート)
9 モラタ
  (78分 14 F.ジョレンテ)
10 テベス
  (86分 37 ペレイラ)
FW
11 ベイル
  (86分 20 ヘセ ロドリゲス)
7 C.ロナウド
   

        ブッフォン

リヒト  ボヌチ   キエリニ  エヴラ

         ピルロ

    マルキ     ストラロ

         ビダル

     モラタ     テベス

布陣

        カシジャス

カルバ  ペペ   バラン  マルセロ

      ラモス  クロース

 ハメス             イスコ

      ベイル   ロナウド

sub
30  ストラーリ GK GK 13 ナバス
7 S.ペペ MF DF 5 F.コエントラン
20 パドイン     17 アルベロア
32 マトリ FW MF 16 ルーカス シウバ
      24 イジャラメンディ
ボヌッチ
キエッリーニ
ビダル
テベス
イエローカード カルバハル
マルセロ
ハメス ロドリゲス
レッドカード
出場停止選手
アサモア
カセレス
マッローネ
ポグバ
ロムロ
戦線離脱中選手 モドリッチ
ベンゼマ

ポグバ抜きでの先勝

・内容的には五分五分
・どちらにとっても悪くない結果
・両軍パスミスが目立った


って試合でした。


■試合前の状況

いよいよCLも準決勝。
つまりここのラウンドを勝ち上がればベルリンへ行けます。

史上初の連覇を目指すマドリーと、セリエからの唯一の生き残りユーベとの対戦です。
ユーベは国内で優勝を決めたので、もうCLに専念出来ます。
マドリーは絶賛優勝争い中。

とはいえ、こればっかりはどちらが良いとも言えないです。
ハードスケジュールの中で戦っていってる方がリズム出る場合もあるしね。


■早々の先制点

ややマドリー優位か、と見られてた試合でしたが先制したのはユーベ。
テベっちゃんのシュートが弾かれた所をモラタが詰めました。
今季マドリーから移籍してきたモラタはゴールセレブレーションを自粛。
ペペはオフサイドをアピールしてましたが、VTRで観ると余裕のオンサイド。
つまりペペの出足が遅かった、って事です。

ここもミスやったけど、そもそもカルリトスにシュートを撃たれたのがアウト。
あの場面、何故ゴール前であそこまでフリーになっていたのか?
ヴァランがケアすべきだったのか?それともクロースなのか、マルセロなのか。
いずれにせよ、ポッカリと空けすぎましたね。


■余計だったロナウドのヘッド

守備自慢のユーベ、と思ってたのですが失点の場面はアッサリとしたもんでした。
空中でのロブワンツーで簡単に崩されて、最後はロナウドがPUSHするだけのヘディングシュート。
ボヌッチとリヒトシュタイナー、マーク簡単に外し過ぎやで〜。
貴重なアウェイゴール献上しちゃってるじゃないですか。

この後もハメスのカベッサがバー直撃した場面ありましたが、ザルザル過ぎるよユーベちゃん。
セレッソちゃうねんからさ〜(自虐


■目立ったパスミス

どちらのチームも、なんですけど非常に多かったよね、パスミス。
このレベルの試合とは思えないぐらいに。
いや、むしろプレッシャーが高すぎて、激しすぎてミスったように見えてただけなんかな?
好意的に解釈すると。

でもセルヒオラモスのは完全にミスやんな〜。
サイドチェンジのパスとか、クロスとか、ことごとく合ってなかったよ。
攻め上がっても何も出来てなかったし、彼を中盤の底で使う意味は最早無い気がする。
普通にイジャラでエエんちゃうかな。


■決勝点はカウンターから

ミドルシュートが跳ね返って、ていう偶発カウンターからユーベの2点目は産まれました。
モラタとテベスだけのカウンターでしたが、ここでカルバハルがファウルを犯してしまいます。
ノーファウルにも見えるプレーでしたが、あそこでガッツリ行く必要がそもそも無かったよね。
経験不足やわな。

で、このPKをテベスがド真ん中に蹴り込みユーベ先行。
ヴィダル、ピルロとキッカーが揃ってるのもユーベの強みか。


■反撃のマドリーと相変わらずなアッレグリ

この後は攻めるマドリーと守るユーベという展開。
同点もとい貴重な2つ目のアウェイゴールを狙いにいったマドリーと、1点を守る選択に出たユーベ。
アンチェロッティはチチャリート、ヘセという攻撃のカードを切り、実際に同点に出来そうな惜しいチャンスもあった。

一方のアッレグリは守備固め。
2トップを下げーの、バルザーリを入れーの、で5バックを形成。
ま、アッレグリがやりそうな事やわな。

アンチェロッティにとって誤算だったのは、ベンゼマとモドリッチの怪我か。
彼等の離脱により、攻撃の枚数は激減。
結局この日も3枚目のカードは切れず(切って効果が出そうな選手が居ない)。
前線の枚数は厚そうで意外とそうでもないな。
ま、それでも他クラブから見れば豪華すぎるアタッカー陣やけど。


■ブエルタ展望

とりあえずイダはユーベが先勝。
とはいえ、マドリーは次1-0でOKなので全然問題無し。
アトレティコとやった時と状況は似てるな。
ユーベDFもアトレティコに比べたら堅くもないし、普通にやればファイナル進出は充分可能。

ユーベは、もうベルナベウではゴリゴリに守るしかないんちゃうかな。
お得意の5バックが機能すれば、ズルズルと0-0に持って行ける展開は可能かと。
あとはポグバが間に合うのかどうか。
そのあたりがポイントですかね。

いずれにしても、どちらに転んでもおかしくない楽しみな展開になりましたよ。