14-15 UEFAチャンピオンズリーグ グループE 第1節

2014.9.17 アリアンツ アレーナ
1
0-0
0
1-0
ボアテング(90分、ゲッツェ)
得点
メンバー
1  ノイアー
GK
1  ハート
5 ベナティア
  (85分 4  ダンテ)
17  ボアテング
27  アラバ
DF
3 サニャ
4  コンパニ(C)
26  デミチェリス
22  クリシー
13  ラフィーニャ
  (84分 14  ピサーロ)
3 シャビ アロンソ
18 ベルナト
21  ラーム(C)
19  ゲッツェ
MF
42  トゥーレ ヤヤ
25  フェルナンジーニョ
15  ヘスース ナバス
  (88分 11  コラロフ)
21  D.シルバ
8  ナスリ
  (58分 7  ミルナー)
 
25  ミュラー
  (76分 10  ロッベン)
9 レバンドフスキ
FW
10  ジェコ
  (74分 16 アグエロ)
   
         ノイアー

  ベナティア ボアテン アラバ

ラファ      アロンソ    ベルナト
      ラーム    ゲッツェ

      ミュラー   レバンド
布陣

          ハート

サニャ  コンパニ   デミ  クリシ

        ヤヤ  ジーニョ

ナバス      シルバ   ナスリ

          ジェコ

sub
23 レイナ GK GK 13 カバジェロ
11  シャキリ MF DF 20 マンガラ
20 ロデ     38  ボヤタ
34  ホイヴェルグ   MF 18 ランパード
イエローカード コンパニ
デミチェリス
クリシー
ジェコ
レッドカード
出場停止選手
バドシュトゥバー
シュバインシュタイガー
チアゴ
ハビ マルティネス
リベリ
ウェイザー
戦線離脱中選手 フェルナンド
ヨベティッチ

内容に見合った結果

■試合前の状況

開幕から2勝1分のバイエルンと、2勝1分1敗のシティ。
どちらもまずまずの結果という所でしょうか。
怪我人が多い中で良くやってると言うべきか。


■バイエルンの布陣

今季のバイエルンは初めて観ます。
なので、これまでの試合でどんな戦い方をしていたのかは知りませんが、
今日に関しては昨季とは異なる3バック。
でもガッチリ3CBじゃない所がペップらしい。
本来サイドのアラバが、3バックの一角を占めておりました。

で、そのアラバもずーーーと後ろで構えていたわけではなく。
アラバが中盤に上がればアロンソがその穴を埋めたり、もしくは2バックで凌いだり。
変幻自在でしたわ。

こういう工夫がペップの上手い所やなー、と。
王者に飽きさせない工夫をしてる所がね。
怪我人が多いが故の苦肉の策かもやけど。


■ペースはバイエルン

主導権はホームチームが握っておりました。
決定機も3回ほどありましたが、ハートのパラドンに阻まれる。
ミュラーもレバンドフスキも惜しかったな。
ハンドっぽいのも見逃されたりと運も無かった。
開始1分も経たない内のミュラーのチャンスが決まっていれば、ワンサイドになった可能性もあったでしょう。

ノイアーも数少ないピンチをしっかり防いでましたね。
お互いミスが少ない好ゲームで前半終了。


■シャビアロンソのゲームメイク

後半もバイエルンペース。
試合通してシュート数は22:8だった訳ですから、バイエルンがいかに押してたかという事ですよ。
ポゼッションも6:4やしね。

そんなバイエルンのリズムを作っていたのがシャビアロンソ。
後方からのビルドアップが光っておりました。
時に最終ラインに下がりながらも、的確にサイドチェンジを展開。
レバンドフスキへの長距離パスも繋がればビッグチャンス、という場面が何回かありました。
囲まれながらも局面を打開出来るパスを出せるのが流石でしたな。


■攻撃的采配

攻めながらも得点が奪えないペップ。
万全ではないロッベンを投入せざるを得なくなりました。
ゴール前で本領を発揮するピサーロと共に投入し、ほぼ2バックでシティゴールに迫ります。

だが手を変え品を変えも、ハートのパラドンに防がれる展開は後半も続きました。
ボアテングのロングシュートも阻まれ、万事休すか、という雰囲気となった終了間際。

遂に均衡が破れます。
ロスタイム突入直前、CK崩れからボアテングが押し込んでゲットゴール。
ペップもボアテングにモッシュする喜びようでしたw
このシュート、ゲッツェの背中に当たって上手い具合にハートの牙城を破りましたね。
ゴール前の混戦では、こういう事も起きるからシュート撃たないとダメなんです。
元シティ(1シーズンだけやったけど)のボアテング、大仕事やで!!


■シティについて

なんとか引き分けに持ち込みたかったであろうシティ。
ペジェがベンチ入り出来ない中、勝ち点1でも持って帰れれば強豪が揃ったグループで確かな前進となった筈でした。
後もう少しやったけど、惜しかったね。

ただ内容的には負けて当然の内容ではあったよ。
ミルナーをボランチに入れてから多少良くはなったけど、基本的には押し込まれてたからね。
ロスタイムのアグエロのチャンスが決まってりゃメッケモノやったけどな。
※あの場面はダンテの完全なる判断ミス。何故ベナティアに代えてダンテ入れたのペップ??

ま、バイエルンを相手に好ゲームを演じる事が出来たのは今後の自信にはなるか。