14-15 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第6節 |
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2014.12.10 カンプ ノウ
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3
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2-1
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1
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1-0
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メッシ(19分、スアレス) |
得点
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ズラタン(15分、マテュイディ) | ||
ネイマール(42分、イニエスタ) | ||||
スアレス(77分、ネイマール) | ||||
メンバー
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1 テア シュテーゲン |
GK
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30 シリグ | ||
15 バルトラ (90+2分 21 アドリアーノ) 3 ピケ 24 マテュー |
DF
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23 ファン デル ヴィール 2 チアゴ シウバ 32 ダビヂ ルイス 17 マクスウェル |
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5 セルヒオ ブスケッツ 14 マスチェラーノ 8 イニエスタ(C) (73分 6 チャビ) |
MF
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24 ヴェッラッティ (62分 27 パストーレ) 8 モッタ(C) 7 ルーカス 14 マテュイディ (75分 22 ラベッシ) |
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10 メッシ 9 ルイス スアレス 7 ペドロ (68分 4 ラキティッチ) 11 ネイマール |
FW
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10 イブラヒモビッチ 9 カバーニ |
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シュテーゲン バルトラ ピケ マテュ ブスケ マスチェ イニ ペドロ ネイマル メッシ スアレス |
布陣
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シリグ ビール シウバ ルイス マクス ベラティ モッタ ルーカス マテイデ ズラタン カバーニ |
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sub
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13 ブラボ | GK | GK | 1 ドゥシェズ | |
18 ジョルディ アルバ | DF | DF | 5 マルキーニョス | |
20 セルジ ロベルト | MF | 21 ディーニュ | ||
31 ムニル | FW | MF | 4 キャバイエ | |
25 ラビオ | ||||
イエローカード | カバーニ | |||
レッドカード | ||||
D.アウベス ラフィーニャ |
出場停止選手 | |||
ヴェルメーレン | 戦線離脱中選手 |
奇策で勝ったわけではない
■試合前の状況
どちらも既にGL突破を決めています。
なので、言わば消化試合なのです。
あえて懸かってるものがあると言うならば、それは「首位の座」。
PSGは引き分けでも首位を守れますが、バルサは勝てないと首位にはなれません。
ま、個人的にはここのポジションはあんまり興味が無いねんけどね。
というのも、そんなに首位通過した方が優位なのか?と。
2nd legをカサで戦える、ってのがメリットみたいに言われてますが、どうやろね。
1st legで大勝し、2nd legを消化試合にするってのも有効やしなー。
それほど勝率に差は無いでしょ。
あと1位通過すれば、他グループの1位と当たらないから楽みたいに言われてますが、その意見は志が低い。
我々が狙ってるのは、あくまでも優勝です。
結局最終的には強い所も倒さないとダメなのです。
だから遅かれ早かれ当たるのなら、別に今の段階でも全然問題無いのですよ。
■驚きのスタメン
今日の一番のサプライズは、メンバーと言うよりはシステム。
まさかの3バックで来ましたよ。
ダニが出場停止で、右ラテラルをどうするか?ってのは戦前からの話題ではありました。
アドリアーノ?ドウグラス?モントーヤ?
駒は3枚あった訳ですが、エンリケ兄貴の答えはそのどれでも無かった。
人によっては3-4-3または3-1-3-3、色々な見え方があったと思います。
まぁ私にとっては↑図の様に見えましたね。
3-2-1-4とも言うべき4トップ。
中々に攻撃的な布陣で、非常に好みでした。
セレッソにも、こういう大胆さが必要やったんや・・・(泣
■パリ先制
試合はバルサが支配するカタチでスタート。
3バックだろうが4バックだろうが2バックだろうが5バックだろうが、
バルサが前でボールを支配すればDFラインの枚数なんて関係無いのです。
結局DFラインの誰かが上がるからね。
いつもの4バックでも、バルサが攻め続けてる時なんてダニさんはほぼ右WGやし。
っていう状況やったんですが、先にネットを揺らしたのはPSG。
15分頃、ようやく訪れた最初のチャンスでキッチリと決めてきました。
ファーストチャンス、ファーストゴール。
実に効率が良い。
ポイントは、あの位置でポストプレーをしてきたマテュイディかな。
ズラタンがポストして、中盤のマテュイディが蹴り込む。
こういうパターンなら普通と言えば普通ですが、そこが逆転してきましたからね。
そういう逆のプレーってのが、相手を切り崩すんやな〜と。
■らしくないカタチで同点
それでもバルサは、すぐに追いつきます。
それまでも攻めてた訳ですから、別に失点しても慌てる必要は無かったのです。
ただ同点ゴールは、バルサっぽくはなかったな(苦笑)
マスチェラーノのロングボールに、スアレスが抜け出し折り返し。
これをメッシがゴールに流し込みました。
元リバポの2人が見せたプレミアっぽい動きから、最後はメッシ。
今日のシステムはCFが2人なんですが、その連携が活きた結果となりました。
■ネイマールのゴラッソ
そして大きかったのが2点目。
前半の内に逆転出来たのが大きかった。
これはもう完全にネイマールの個人技でした。
個人の技によるゴラッソ。
それまで何度か倒されたりして傷んでたので、途中交代も有り得るかな?って見てたんですよ。
そんな状態でのドリブルミドルシュート。
DFに囲まれながらも、まるでGKが存在していないかの様なシュート。
クラックの仕事でありました。
■徐々に4バックに。。。
後半に入ると、流れの中からシステムが変わっていってました。
マスチェラーノがDFラインに下がり、右にバルトラ、左にマテューが開く4バックにシフトチェンジ。
明確に変わったのはペドロが交代した68分からでしたが、まぁ後半はほぼ4バックだったと言って良いでしょう。
やはりシステムとしては成熟してた訳じゃないからね。
最終ラインから最前線まで走るペドロの負担は相当なものでしたし。
ネイマールはほぼディフェンスに戻らんかったけど、ペドロは精力的に走ってたからな〜。
いつものダニさんの仕事と言えばそれまでやけどね。
スタート地点が前か後ろかだけの違いで。
ブスケの位置も最初は完全にマスチェラーノとのドブレピボーテやったけど、徐々に縦の関係になっていってたし。
マスチェがDFラインに下がってからは、いつもの1ピボーテになってました。
ま、こうして1人1人の戦術の幅が広がるのは良い事です。
■スアレス・カンプノウ初ゴール
トドメは待望のスアレス弾。
これで公式戦ようやく2ゴール目。
どちらもチャンピオンズで、Ligaではまだノーゴール。
そしてカサでは初ゴールでした。
一流のデランテーロ独特の嗅覚が産んだゴールでしたね。
一度はゴール前でポストプレーをした際に倒されてたんですよ。
もうそれで終わりのFWもいると思うんですけど、彼は違った。
むしろそれが相手DFを油断させる動きだったのか?ってぐらいにそこから立て直して、リバウンドをPUSH。
やはり素晴らしいFWなんです。
この時間帯、流れはそんなに良くなかった。
両ラテラルがバルトラ&マテューに変わった事によって攻撃参加も殆どなくなり攻撃の厚みが無かったですからね。
なのでこのゴールは大きかったし、このゴールのシーンは「これぞバルサ」っていう流れでもあった。
やはりチャビの散らしが大きかったかなと。
■総括
・サプライズ3バック
・南米3トップ揃い踏み
・内容も結果も圧倒
3行で言うとこんな感じかな。
新システムが凄く良かった訳ではなかったけど、トータルで見て危なげない勝利でした。
バルトラのクリアが無ければ同点になってた場面もあったけど、そういうヒヤヒヤを除いてもね。
PSGはマテュイディとかヴェラッティとか頑張ってた選手を代えざるを得ない状況になったのが敗因かな。
結局彼等が代わった事によって、質は低下してしまったような。
でもルーカスも効果的だったし、2トップは強力やから他に代える選択肢無いっちゃぁ無いしな〜。
なんにせよ、PSGのチカラが年々上がってきてるのは確か。
メッシとチアゴシウバの対峙だけでもお金取れるレベルやしね。
マクスウェルも元気そうで良かった(゚∀゚)