余裕を持って突破

■試合前の状況

1st legはバルサが2-1で勝利。
つまりバルサは0-2以上の点差での敗戦、もしくは3点以上アウェイゴールを奪われての敗戦でなければ突破出来ます。
そう、俄然有利な状況なのです。

国内リーグでも首位に立ったバルサとは対照的に、シティは下位チームに取りこぼしたりして首位の背中が遠くなってる状態です。
ま、状況だけ考えればバルサが普通に突破出来るでしょう。


■バルサのスタメンについて

予想通りの11人をルーチョは並べてきました。
直前のLigaからの連続スタメンは南米トリデンテとピケ＆ラキティッチの5人のみ。
個人的にはラキティッチじゃなくて、チャビが先発やと思ってたんですが大方の予想はラキティッチだったようで。
まぁどちらが出ても現時点での鉄板11人です。


■攻勢のバルサ

開始早々のネイマールのポスト直撃シュートが号砲でした。
とにかく攻め続けたバルサ。

その中でも攻撃の主役たりえたのは、やはりメッシ。
右サイドやや低めの位置から攻撃のタクトを振るい、チャンスを演出。
ラキティッチの先制ゴールも、クラックからの横断パスが決め手となりました。


■単発のシティ

逆にシティは殆ど連動性も無く、攻撃は単発。
ヤヤが危険な存在ではありましたが、彼とアグエロさえ潰しておけば良いので守る側としては楽なもの。
シルバやナスリが、もうちょっと絡んでこないとね〜。


■打ち合いの後半

オープンな展開となったラスト45分間。
まずは2点が必要となったシティは、そりゃもう攻めるしかないですから。
で、シティが前掛かりになるとバルサとしてはカウンターのチャンスが増える。

自然と中盤を省略した殴り合いになっていきました。
後半から入ったヘスース・ナバスが良いアクセントになってましたね。
ここから際どいピンチを作られたりして、雲行きが怪しくなってる時間帯もありました。


■両ポルテーロの活躍

そんな試合展開の中で、際だったのが2人の守護神。
シュテーゲンはアグエロのPKストップが最大のハイライトかな。
その前に不必要な飛び出しでピンチを招いた場面がありましたが（苦笑）
そんなプレーを帳消しにするパラドンでした。

一方のハートは狂い咲き。
もうね、何本止めましたかね。
ネイマールのもスアレスのもメッシのもアルバのも。
こちらとしては完全に崩した場面も結構多かったのですが、最後の砦が立ちはだかり続けました。


■総括
・5-0も可能だった試合
・守護神ハート
・8年連続R-16突破

って試合でした。
マニータになってもおかしくないぐらいにチャンスがありましたが、ハートに止められちゃいましたね。
カバジェロの方が良い、なんて思ってた時期もありましたけど、ハートさんスイマセン。。。

ま、今日の試合に関しては勝ち上がる事が第一でしたので、1-0でも5-0でも同じです。
これで8シーズン連続で準々決勝に駒を進める事が出来た、という継続性が素晴らしいよね。

逆にプレミア勢はシティの敗戦により全滅が確定。
ここ3シーズンで2回目の全滅ですよ。
もはやプレミアの天下は終わった、とハッキリ言って良いでしょう。

それにしてもペジェは何故ヤヤを代えたんかなぁ・・・。
ヤヤがいなくなって非常に楽になりましたよ。


さて、バルサとしては弾みがついた所でクラシコです！！！
これは楽しみな流れですよ！！！！