09-10 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2010.3.10 オールド トラフォード
4
1-0
0
3-0
ルーニー(13分、ネビル)
得点
 
ルーニー(46分、ナニ)  
朴智星(59分、スコールズ)  
フレッチャー(88分、ラファエウ)  
メンバー
1 ファンデルサール
GK
12 アッビアーティ
   
2 G・ネヴィル(C)
  (66分 21 R・ダ・シウバ)
5 ファーディナンド
15 ヴィディッチ
3 エヴラ
DF
20 アバテ
  (64分 32 ベッカム)
25 ボネーラ
  (HT 10 セードルフ)
33 チアゴ シウバ
18 ヤンクロフスキ
 
 
24 フレッチャー
18 スコールズ

  (73分 28 ギブソン
25 L.バレンシア
13 朴 智星
17 ナニ
MF
21 ピルロ
16 フラミニ
23 アンブロッジーニ(C)
 
 
10 ルーニー
  (66分 9 ベルバトフ
FW
22 ボリエッロ
  (69分 9 F・インザーギ
11 フンテラール
80 ロナウジーニョ
   
      ファンデルサル

ネビル  リオ   ヴィダ  エヴラ

   フレッチャ  スコールズ

バレンシア   朴智星     ナニ

       ルーニー

布陣
        アビアティ

アバテ  ボネラ   シウバ  ヤンクロ

         ピルロ

     フラミニ   アンブロ

フンテラル           ガウショ

        ボリエッロ

sub
29 クシュチャク GK GK 1 ジーダ
23 エバンス DF DF 15 ザンブロッタ
26 オベルタン MF   19 ファバッリ
32 ディウフ FW MF 8 ガットゥーゾ
スコールズ イエローカード ロナウジーニョ
フラミニ
レッドカード
キャリック 出場停止選手
ハーグリーブス
オーウェン
ブラウン
アンデルソン
マチェダ
ギグス
オシェイ
戦線離脱中選手 オッド
パト
ネスタ
アントニーニ

ぐっ、ときてたよベッカム様

1st legは3-2でユナイテッドが勝利。
アウェイゴールを3つも奪っての勝利ですからユナイテッドが有利なのは誰が見ても明らかです。
一応勝ち上がり条件をおさらいしておくと、ユナイテッドは引き分け以上or負けても失点2つまでの1点差負けなら突破が確定。
ミランは2-0以上の勝利のみで道が開けます。
延長戦に入るのはミランが3-2で勝った場合のみ。

ってな訳でポイントは最初の1点をどちらが取るか。
ミランが取れば俄然おもしろくなりますが、ユナイテッドが取っちゃうと一気に試合が決まっちゃいます。

でも当然ユナイテッドが取る方が可能性は高いよね。
案の定ルーニーが早々に決めちゃいました。

レオ様はこういう展開になるのを嫌ったのでしょう。
中盤にアンブロジニ、フラミニと守備的な選手を起用し、ベッカム、セードルフといった所を外したのは、何よりも先に失点するのを恐れていたからでしょう。
でも現実は甘くない。
ユナイテッドは弱くない。
ミランのDFは緩過ぎる。
ルーニーにヘディングを許したあのボネーラの寄せの甘さ、ネビルにフリーでクロスを上げさせた寄せの甘さ。
攻撃モードに入ってたの事態なら、しゃーないけど慎重に戦いにいってこれやもんなぁ〜。

レオ様が動いたのは、ようやく後半に入ってから。
CBを外しセードルフを入れるという強気の采配。
でもこれを僅か1分でルーニーに嘲笑われてしまいます。
手薄になった後ろのスペースを簡単に突かれて決定的な2失点目。

これで最低3点が必要になったミラン。
でも3点なんて簡単に取れっこないよね。
ユナイテッドは簡単に取るけど。
余裕があるチームと無いチームの差です。
朴智星がアッサリと加点して本当に試合を決める3点目。
もうミランは4点取らなきゃいけなくなった。
絶対無理、って雰囲気。
スタジアムのユナイテッドサポもオーナー批判にチカラを入れる余裕っぷり。

試合が一番盛り上がったのはベッカム登場の場面。
ユナイテッドサポは大歓迎でベックスを迎えます。
ベッカムのチャントも出てたぐらいやからね。
(泣きかけてたな。いやむしろ泣いてた!?)
そりゃまぁレジェンドですから、当然と言えば当然。
レオ様がまさか空気読まずベンチに置いたままだったら、どうしようかと冷や冷やしてましたよ・・・。

そのベッカムですが、流石に存在感ありました。
いつもより燃えてたやろうし。
ダイレクトボレーミドルシュートなんか、滅茶苦茶惜しかったよね。
クロスも正確だし、あわやの場面が何度もありました。
これを最初から・・・。
って誰もが思ったハズ。
結局ミランで戦えてたのって後はロナウジーニョとフラミニぐらいでしたもんね。
それじゃぁ得点奪えないわ。
アバーテのクロスは全然ハマってなかったし、ピルロは1st legに引き続き朴智星に抑えられてしまった。
フンテラールとボリエッロもユナイテッドCBコンビの弱点を突けず。
全体的に動き出しも少なかったし。

まぁスコア通りのユナイテッドの完勝でしたよ。