09-10 UEFAチャンピオンズリーグ グループG 第4節 |
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2009.11.4 エスタディオ ラモン サンチェス ピスファン
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1
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1-0
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1
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0-1
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ナバス(14分、ファビアーノ) |
得点
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クズマノビッチ(79分、ポグレブニャク) | ||
メンバー
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13 ハビ バラス |
GK
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1 レーマン | ||
24 コンコ 4 スキラッチ 14 エスキュデ 18 F.ナバーロ |
DF
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4 ブラルーズ (HT 27 チェロッツィ) 5 タスキ 17 デルピエール 15 ボカ |
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8 ゾコラ 22 ロマリッチ (62分 5 ドゥーシェル) 7 ヘスース ナバス(C) 16 ディエゴ カペル (58分 25 ペロッティ) |
MF
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32 クズマノビッチ 19 ヒルバート (HT 16 ルディ) 11 ヒツルスペルガー(C) (65分 39 シーベル) 23 フレブ 25 エウソン |
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10 ルイス ファビアーノ 9 A・コネ (31分 19 ネグレド) |
FW
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29 ポグレブニャク | ||
ハビバラス コンコ スキラシ エスクデ ナバロ ゾコラ ロマリック ヘスース カペル ルイファビ コネ |
布陣
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レーマン
ブラルズ タスキ デルピエル ボカ クズマノビッチ ヒルバート ヒツルス フレブ エウソン ポグレブニャク |
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sub
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1 パロップ | GK | GK | 12 シュトルツ | |
17 セルヒオ サンチェス | DF | DF | 6 ニーダーマイヤー | |
23 ロロ | 21 マニャン | |||
11 レナト | MF | MF | 13 ゲブハルト | |
エスキュデ | イエローカード | エウソン ヒルバート ボカ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
カヌーテ アドリアーノ ドラグティノビッチ ファシオ デ ムル |
戦線離脱中選手 | カカウ トレッシュ マリカ オソリオ ケディラ |
まだまだ・・・
3戦全勝でGL突破にリーチをかけているセビージャがホームにここまで勝ちが無く苦しんでいるシュツットガルトを迎えた一戦です。
前節アウェイで大勝している相手なので普通に考えればセビージャとしては余裕の試合になる筈。
警戒すべきはそういう油断と後が無いシュツットガルトの意地ですわ。
でも「全然大丈夫やな〜」と感じさせたのがセビージャの先制点。
パスワークでアッサリと相手DFを崩して最後はヘスースナバスが股抜きフィニッシュであります。
これがリーガのスタイルだ!!と言わんばかりの華麗さでした。
やっぱり力の差は歴然かな、と。
そう思わせる得点。
シュツットガルトは不調から抜け出せてないな、と。
前半は良い形を全然作れませんでしたからね。
セビージャがガンガン前に行くんで、スペースは結構あったにも関わらずですよ。
大事な所で頼みのフレブのミスが出たり・・・。
で、後半バッベルは2枚替えで勝負に出ます。
若いパワーに懸けてきました。
セビージャがペースを落としてきた事もあって、この作戦はまずまず成功。
前半よりはリズムが良くなったし、チャンスも作れていた。
躍動感が出てきてたよね。
そんなシュツットガルトに追い風となったのがドゥーシェルの負傷。
既に3人の交代を終えていたセビージャとしては10人での戦いを余儀なくされてしまいます。
前半のコネの交代も負傷でのものやし、続く時は続きますね。
数的優位に立ったシュツットガルトは猛攻を仕掛けます。
それにセビージャには「10人でもなんとかなるやろ」って油断もあった筈。
だって緊迫感や切迫感、焦りが全然感じられなかったもんね。
そして遂に歓喜の瞬間。
クズマノビッチが放ったミドルシュートがシーベルに当たって角度が変わりゴールマウスに吸い込まれました。
なんとも皮肉(っていうか当然?)なのがドゥーシェルがいれば空いてなかったスペースから放たれたミドルシュートだったって事。
欠場者の穴がこんなにハッキリと出る失点シーンも珍しいんじゃないでしょうか。
これで試合は振り出し。
で本来なら追い付かれてしまったホームチームは焦らないといけないんですが、そんな雰囲気はさらさらありませんでした。
まぁ勝ち点1でOKですからね。
むしろ負けてしまうとややこしくなるんで、もうこのままでって感じ。
シュツットガルトの方は勢いに乗って逆転したかったやろうけど、それは叶わず結局エンパテで終了。
他会場の結果によりセビージャは無事GL突破決定。
シュツットガルトは4試合を終えて勝ち点たったの3ですが、まぁまだ可能性は残されております。
この日良かったプレーヤーは、セビージャではCBのスキラチ。
ロマリッチ、ゾコラのドブレピボーテが安定してた事もあってか、相手FWを上手く封じていました。
シュツットガルトではレーマンが久々に良い出来。
ベテランらしい余裕と安定したキャッチングを披露していました。
後どうでも良いですが、元セビージャのブラルーズに対してはスタンドから拍手もブーイングも無し。
まぁセビージャ時代に大してインパクト残せてませんからね。