09-10 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第6節 |
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2009.12.9 ヴァレリー ロバノフスキー
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1
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1-1
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2
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0-1
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ミレフスキ(2分、シェフチェンコ) |
得点
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チャビ(33分、アビダル) | ||
メッシ(86分、直接FK) | ||||
メンバー
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1 ショコフスキー |
GK
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1 バルデス | ||
11 エレメンコ 25 ユーセフ 44 L.アウメイダ 3 ベトン |
DF
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2 D.アウベス 3 ピケ (88分 4 マルケス) 5 プジョル(C) 22 アビダル |
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5 ヴコイェビッチ 21 マグロン (75分 36 ニンコビッチ) 7 シェフチェンコ 17 ミハリク 70 ヤルモレンコ |
MF
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16 セルヒオ ブスケッツ 6 チャビ 15 Se.ケイタ |
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10 ミレフスキ(C) |
FW
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9 イブラヒモビッチ 10 メッシ 8 イニエスタ (82分 17 ペドロ) |
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ショフコフスキ
エレメン ユセフ アウメイダ ベトン ヴコイビチ マグロン シェヴァ ミハリク ヤルモレン ミレフスキ |
布陣
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バルデス
アウベス ピケ プヨル アビダル ブスケ チャビ ケイタ メッシ イニエスタ ズラタン |
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sub
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31 ボグシュ | GK | GK | 13 ピント | |
26 ネスマチニイ | DF | DF | 19 マクスウェル | |
4 ギオアネ | MF | MF | 24 トゥーレ ヤヤ | |
20 グーセフ | FW | 11 ボヤン | ||
8 アリエフ | FW | 14 アンリ | ||
22 クラベツ | ||||
L.アウメイダ ヴコイェビッチ ミハリク シェフチェンコ |
イエローカード | ピケ イブラヒモビッチ チャビ |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
ハチェリディ | 戦線離脱中選手 | G.ミリート |
熱戦
両チーム共に突破の可能性を残しております。
ていうか、このグループは全チームに1位抜けの可能性があるんですよね。
大変な混戦となりました。
勝ち上がり条件をおさらいしておくと、ディナモは引き分け以下で敗退が確定。
勝てば他会場の結果により突破出来ます。
2-0以上で勝てば他会場の結果に関係無く、バルサを引きずりおろして勝ち上がり。
一方のバルサは勝てば他会場に関係なく1位抜け。
引き分けでもGL突破は決まり、1位か2位かは他会場次第。
んで負けても0-2以上で負けなかったら勝ち上がれます。
ただ元々「負けても大丈夫」なんてテンションでいったらヤラれてしまうのは言わずもがなです。
さてそんな感じでキックオフ。
いきなり先制したのはディナモ。
シェヴァの鋭いFKがGKの直前で頭ですらされてしまったんだから、どうしようもない。
でもバルデス君、せめて弾いてほしかったなぁ〜。
直前のデポル戦でもコロコロっと入ってしまった失点がありましたが、ああいう止められそうで止められなかったゴールは、見てるコッチからしたらヘコみます。
先制ゴールで勢いにのったディナモ。
2点目を奪ってGL突破だ〜〜、という猛烈な勢いでバルサに襲いかかります。
バルサは失点のショックが大きかったのか、立ち上がりはギクシャクした感じ。
ルビン戦も立ち上がり早々の失点が敗戦に繋がりましたからね。
あの残像が蘇ります。
しかしながら、あの時のバルサは丁度バイオリズムが下がっていた時。
今はインテル戦、クラシコ、アウェイ2連戦と勝利しアゲアゲなんですわ。
あの時とは違うんです。
なのでリズムを取り戻すのに、そう多くの時間はかかりませんでした。
圧倒的なポゼッション(77%)でディナモゴールを脅かします。
それに対抗するディナモの出来も素晴らしかった。
右SBのエレメンコはイニエスタに完全に蓋をし、左SBのベトンも粘り強くバロンドーラーに喰らいつく。
ユスフ、アウメイダの両CBはズラタンに仕事をさせませんでした。
そんなDF陣だけでなく、チーム全体としてのディフェンス意識も高くシェヴァも盛んに後ろをケアしてました。
これには大変手こずりましたよ。
アビダルが完璧なクロスを上げてなかったら、最後までどうなった事やら。
アビダルはデポル戦の3点目に続き、見事なアシストでしたね。
リヨン時代は結構攻撃の精度も高かった印象なんですが、バルサに来てから攻撃での貢献は低かったですからね。
だからここ2試合の活躍は驚きだけど、元々はこれぐらい出来ますよ。
(マクスウェルも頑張れ!!!)
チャビの飛び込みも教科書通りで素晴らしかった。
今季は得点が少ないのですが、CL100試合出場記念となるゴールをあげるタイミングは流石。
同点に追い付いた事でバルサには余裕が産まれました。
パス交換もスムーズで、相手にボールが渡らず、つまりはピンチらしいピンチも無く。
こんな状態のバルサを倒すのは厳しいで〜。
無理に勝ちにいってなかったから、バランスを崩して攻める事も無かったですからね。
それでも決勝点は奪いました。
メッシが自ら倒されて得たFKを左足でゲット。
バーをかすめながらのビューティフルゴールです。
1人で試合を決められるのがバロンドーラーであります。
確実に調子は上がってきてるね。
この試合でも2回あったGKとの1対1を、どちらも決められなかったのは最近の課題かな、と個人的には思いますが。
ってな訳で勝利したバルサはインテルの動向を気にする事なく、1位突破が決定です。
ここまで苦労するとは正直思わなんだけれども、結果的には1位突破なんで文句無いでしょう。
ディナモは見事な戦いぶりでしたが、残念ながら敗退です。
頑張ったし、称賛に値しますよ