08-09 UEFAチャンピオンズリーグ SF 1st leg

2009.4.28 カンプ ノウ
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
1 バルデス
GK
1 ツェフ
   
20 D・アウベス
4 マルケス
  (52分 5 プジョル)
3 ピケ
22 アビダル
DF
2 イバノビッチ
33 アレックス
26 テリー(C)
17 ボジングワ
 
 
24 トゥーレ・ヤヤ
6 シャビ(C)
8 イニエスタ
MF
12 ミケル
13 バラック
  (90+5分 39 アネルカ
5 エッシェン
8 ランパード
  (71分 35 ベレッチ)
15 マルダ
 
 
9 エトー
  (82分 11 ボヤン
10 メッシ
14 アンリ
  (87分 21 フレブ)
FW
11 ドログバ
   
         バルデス

アウベス  マルケス   ピケ  アビダル

          ヤヤ

      チャビ   イニエスタ

 メッシ             アンリ

         エトー

布陣
         ツェフ

イバノ  アレクス   テリー  ボジン

      ミケル   バラック

  エシアン   ランプス   マルダ

 

        ドログバ

sub
25 ジョルケラ GK GK 40 イラリオ
16 シウビーニョ DF DF 42 マンシエン
15 Se・ケイタ MF FW 9 ディ サント
7 グジョンセン FW   21 S・カルー
  43 ストホ
トゥーレ・ヤヤ
プジョル
イエローカード アレックス
バラック
レッドカード
出場停止選手 アシュリー コール
G・ミリート
V.バスケス
戦線離脱中選手 P・フェレイラ
ジョー コール
R・カルバリョ

歴史は繰り返すのか!?

非常に消化不良な試合でした。
あと思うところの色々ある試合。
まぁ生で観て良かった。生じゃなかったら苛々してたかも。
G.W.突入で浮かれてた訳じゃないけど、金曜深夜のバルサTV放映まで待てないので行ってきましたよスポーツバー。
そういえば昨季の準決勝で初スポーツバー体験したっけ。
そこから約1年ぶり。
前は難波のスタジアムカフェでしたが、今回は心斎橋の「アズーリ」ってBarに行ってきました。
徒歩圏内にこういう店があるのは至福ですわ。
スタカフェはその名の通り巨大でしたが、アズーリさんは15人程度が入れるぐらいのこぢんまりした感じ。
個人的にはコッチの方が好きかな。
バルサがファイナルまで勝ち進んだら、また行かねば・・・。

さてさて試合の方ですが、予想外にチェルシーが引き籠もってきました。
これにはビックリしたね。
直前のバレンシアの様にガンガン前からプレッシャーかけていけばバルサは弱いという事は明白なのに、そうしてきませんでした。
今季カンプノウで引き籠もってきたアウェイチームは、ことごとく血祭りにあげられているというのにですよ。
なので試合は楽観的に観る事が出来ました。
なにせアウェイゴールを取られる心配が殆ど無かった。
チェルシーが厚みのある攻撃を繰り出したのは、結局最後まで無かった。
そう「カウンター」すらしてこなかったのよね。
ひたすら前線のドログバに渡すだけ。
フォーメーションで言えば9-0-1と言っても、チェルサポでも否定は出来ないでしょ。
ヒディンクが何を考えていたのかワカラン。
もう少し攻撃精神のある爺だと思っていたのにな。
それでなくても直前のプレミアでは選手休ませる事出来たやないか。
デッドオアアライブの試合をメスタージャでやってきた我がバルサイレブンと消耗の度合いからしてそもそも違ったのに。
何故真っ向勝負をしてこなかったのか?
(そういえば昨季もユナイテッドが引き籠もってきたな。準決勝の1st legという状況まで同じ。あの時はコチラの調子が悪いにも関わらず引き籠もってきたから不思議に思ったもんです)

でも試合を終えた今となっては、まぁヒディンクのプラン通りに試合が進んだって感じかな。
チャンスすら作り出せていなかったドログバだけど、マルケスのミスから決定機1回あったもんね。
あれが決まって0-1とかで勝ててたらヒディンクとしては100点満点だもんね。
「それでエエんかっ!?」っていうファン心理は置いといて、結果としては最高ですから。

ではここらでバルサの話を。
最後まで打ち破れませんでしたね。
相手陣内の中程まで自由にボールを持たせて貰っていたにも関わらず、そこから先が上手くいきませんでした。
カンプノウ・クラシコの時もそうやったけど、気負いなのか緊張なのか、いつもの素早いパス交換もピッチを広く使った攻撃も出来ませんでした。
中に中に入ってしまう悪癖が出るよね、こういう試合は。
最近はセットプレーも可能性が感じられなくなってきたし、前回CLを制覇した時のラーション、イニエスタの様な苦しい時に流れを変えられるジョーカー的存在も今季はいない。
そういう期待もこめてペップはエトー、アンリに代えてボヤンとフレブを入れたのかも知れません。
実際ボヤンとフレブがそれぞれ終了間際に訪れた決定機を外してなかったら、最高の采配になってんけどね。
相手CB(テリー&アレックス)がスピード無いので、もっとそこを突いても良かったんじゃないかな。
エトーが単独でブッチぎったシーンがありましたが、ああいうのは効果的やよね。
スタンフォードブリッジでは流石にチェルシーも前に出てくるやろうから、ああいう場面が増える事を期待しましょう。
と、ポジティブに考えるしかないよね。
アウェイゴールを奪えば奪うほど有利になるんで。
現段階ではヒディンクとペップの経験の差みたいなのが感じられ、「試合に勝つ」のはヒディンクみたいな雰囲気です。
確かに、あの爺は勝負師だ。
ただバルサが今日のチェルシーみたいなスタイルで勝ったとしても、嬉しくも何とも無いしね。
かといって今季無冠で終わるのは痛過ぎるし、プレミアの天下を崩すには内容を問わず「勝利」という結果が必要だし・・・。
難しいのぉ。

P.S.ベレッチには流石に拍手が起こっていました。
それどころかベレッチコールまで(笑)