08-09 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg

2009.4.8 アンフィールド
1
1-1
3
0-2
トーレス(6分、アルベロア)
得点
イバノビッチ(39分、マルダ)
  イバノビッチ(62分、ランパード)
  ドログバ(67分、マルダ)
メンバー
25 レイナ
GK
1 ツェフ
   
17 アルベロア
37 シュクルテル
23 キャラガー
12 F・アウレリオ
  (75分 2 ドッセーナ)
DF
2 イバノビッチ
33 アレックス
26 テリー(C)
3 アシュリー コール
 
 
21 ルーカス
  (79分 19 バベル
14 シャビアロンソ
18 カイト
8 ジェラード(C)
11 リエラ
  (68分 15 ベナユン)
MF
5 エッシェン
13 バラック
8 ランパード
 
 
9 F・トーレス
FW
11 ドログバ
  (80分 39 アネルカ
21 S・カルー
15 マルダ
   
         レイナ

アルベロア  シュクルテル   キャラガー  アウレリオ

     ルーカス  アロンソ

 カイト    ジェラード   リエラ

        トーレス

布陣
         ツェフ

イバノ  アレクス   テリー  コール

        エシアン

    バラック    ランプス

 カルー            マルダ

        ドログバ

sub
1 ヂエゴ カバリエリ GK GK 40 イラリオ
4 ヒーピア DF  DF 6 R・カルバリョ
5 アッゲル     35 ベレッチ
24 エヌゴグ FW   42 マンシエン
MF 12 ミケル
  20 デコ
F・アウレリオ イエローカード S・カルー
テリー
レッドカード
マスチェラーノ 出場停止選手
デゲン 戦線離脱中選手 P・フェレイラ
ジョー コール
ボジングワ

リベンジ

まさかまさかのスコアですね。
いや〜、驚きです。
CLで5シーズン連続の顔合わせとなった、このカード。
もうお馴染みですよね。
得点があまり入らない神経戦としても知られる対決ですが、今回は一杯入りましたね。
しかもアウェイチームに。

開始5分でレッズが先制した時は、下馬評通りレッズの楽勝になるかと思いました。
というのもレッズは最近絶好調。
それにチェルシー相手にもプレミアでシーズンダブルを達成してますし。
こりゃ決まったな、っていうのが正直な感想でした。

しかしながらチェルシーは粘る。
ドログバが決定機を外しまくってたあたりからレッズの雲行きが怪しくなる。
そしてとうとうCKからイバノビッチがヘッド1発。
これで試合は振り出しに。
というよりはアウェイゴールで、チェルシー優位に。

それでもレッズの攻勢は続く。
毎年毎年これぐらいの時期になるとコンディション抜群なレッズ。
他のチームは軒並み疲労で崩れていくんですが、彼等は違います。
そんな例年通りのフィットネスの良さは、この試合でも感じられました。
だから普通にレッズが逆転するだろう、と。
でもまたしてもCKからイバノビッチ!!!
ボジングワもP.フェレイラも怪我で本職ではない右SBに入っていたイバノビッチ。
そんな彼が試合を決める働きをするとは・・・。
これぞヒディンクマジックなのか!?
専門家のベレッチさんを信用していないのが御見事なのか!?

逆転弾に沈黙するアンフィールド。
そんなアンフィールドを更に静まらせたのはドログバさん。
再三再四決定機を外しまくってましたが、最後の最後でようやく決めました。
カウンター気味の展開から、マルダのクロスに飛び込んでゲット。
左右の違いはありますが、ユーベ戦@2nd legで決めたのと同じ様な得点ですわ。
決定的な3点目。
お通夜のアンフィールドに響き渡るのはチェルサポの歌声のみ。
1-3になってからも、まだ時間は充分にありましたがレッズの攻撃は空回り祭り。
これが焦りってやつなんでしょう。
決定機を作る事すら出来ない。
いや、パスすらロクに繋がらなかった。
先月滅茶苦茶に暴れ回っていたレッズの姿は何処へ??
試合前までは、この世の春を謳歌していたのに一寸先は闇であります。

いや〜、こういう大きな試合においてメンタルってのは、とっても重要なんだと改めて理解しましたよ。
ヒディンクはやっぱり勝負師なんだろなぁ。
それにモウリーニョが植え付けた守備意識とセットプレーの強さも随所に活かされていたし、フェリポン風味のパスワークもリードされてる状況のレッズからしたら憎たらしかった筈。
3人の名将の良い部分が、ここで融合したとしたら・・・・。
こりゃとんでもないチームになりますよ。
まぁ期間限定になりそうだけどね。