08-09 UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg |
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2009.4.14 スタンフォード ブリッジ
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4
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0-2
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4
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4-2
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ドログバ(51分、アネルカ) |
得点
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アウレリオ(19分、直接FK) | ||
アレックス(57分、直接FK) | アロンソ(28分、PK) | |||
ランパード(76分、ドログバ) | ルーカス(81分、ベナユン) | |||
ランパード(89分、アネルカ) | カイト(83分、リエラ) | |||
メンバー
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1 ツェフ |
GK
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25 レイナ | ||
2 イバノビッチ 33 アレックス 6 R・カルバリョ 3 アシュリー コール |
DF
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17 アルベロア (85分 19 バベル) 37 シュクルテル 23 キャラガー(C) 12 F・アウレリオ |
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5 エッシェン 13 バラック 8 ランパード(C) |
MF
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14 シャビアロンソ 20 マスチェラーノ (69分 11 リエラ) 21 ルーカス 18 カイト 15 ベナユン |
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11 ドログバ (90+4分 9 ディ サント) 21 S・カルー (36分 39 アネルカ) 15 マルダ |
FW
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9 F・トーレス (80分 24 エヌゴグ) |
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ツェフ
イバノ アレクス リッキー コール エシアン バラック ランプス カルー マルダ ドログバ |
布陣
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レイナ
アルベロア シュクルテル キャラガー アウレリオ アロンソ マスケラノ ルーカス カイト ベナユン トーレス |
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sub
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40 イラリオ | GK | GK | 1 ヂエゴ カバリエリ | |
35 ベレッチ | DF | DF | 2 ドッセーナ | |
42 マンシエン | 4 ヒーピア | |||
12 ミケル | MF | 5 アッゲル | ||
20 デコ | ||||
イバノビッチ R・カルバリョ アシュリー コール |
イエローカード | ベナユン アルベロア |
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レッドカード | ||||
テリー | 出場停止選手 | |||
P・フェレイラ ジョー コール ボジングワ |
戦線離脱中選手 | デゲン ジェラード |
執念
これは間違いなく歴史上に残る試合となりますね。
まさか、まさかの連続でありました。
1st legをチェルシーはアウェイで3点取って勝ってます。
この試合テリーが出場停止で出られませんが、向こうもジェラードが負傷で出られないので戦力的にもトントン。
アウェイゴールを3つ奪っての2点リードなので、殆ど「消化試合」と言っても差し支えないぐらいの余裕っぷり。
チェルシーのスタメン見て本気メンバーな事にビックリしたぐらい。
なので試合前は、こんな白熱した展開になるとは到底予想もついてませんでした。
それは試合が始まってからも同様。
なんかフワッとした感じがありましたからね。
1st legほどのピリピリ感が無かったとも言える。
あぁ〜このまま0-0で推移していくんやろなぁ〜、って感じ。
だったのですが、この流れを一変させたのがアウレリオ君。
FKを直接決めたのですが、これはもうチェルシーが油断しすぎたんでしょ。
しかしながらスカパーの実況の人は「意外性」みたいな事を言ってましたね。
誰かに合わせてくると思っていたのでしょう。
チェルシーDFもそんな守り方で、壁は1枚だわ、ツェフのニアサイドはガラ空きだわ。
普通に狙うだろ、って観てて思ってたんですけどね。
チェルシー気抜けすぎやろ、っと。
そしたら案の定ですよ。
これが追撃モードになったレッズ。
こうなるとレッズの勢いは止められません。
そこにカンタレホ劇場も加わってPKゲット。
0-2となり、残りは1点。
あと1点決めれば大逆転です。
もう流れは完全にレッズ。
こりゃ前半の内に3点目もありえる、って展開でしたがヒディンクはすかさずアネルカを投入して沈静化に努めます。
まぁ前半は0-2で終了。
さて後半。
次の1点がレッズに入るとかなりオモシロくなる。
っとふんでましたが、そこはチェルシー。
アネルカのクロスから、ドログバが触ったかシュクルテルが触ったか。
ギリギリのニアサイドの攻防の末のコボレ球をレイナはキャッチ出来ず、ゴールラインを割ります。
この1点でお通夜状態だったスタンフォードブリッジは一気に沸き上がります。
レッズにとっては3点取らなきゃいけない状況には変わりないので、あんまりダメージ無いかと思っていたんですが、レイナは傷を負っていたみたいです。
直後のアレックスのドッカンFKに反応出来ず、試合は振り出しに。
レイナこの前のドログバのFKの時もかなり動揺を隠せてませんでしたからね・・・。
さてこれで逆転するには2点が必要となったレッズ。
流石に苦しくなった。
抵抗は見せていましたが、76分シャビアロンソのパスミスをカットされた流れからランプスに押し込まれ万事休す。
こっから3点は無理ぽ。
しかも取られ方も悪いし・・・。
ラファもトーレスを下げて諦めムード。
かと思っていたんですが、まだまだ粘ります。
5分後、ルーカスのミドルがリフレクトしてネットに吸い込まれると、更に2分後にはリエラの完璧なクロスにカイトが完璧なヘッドで合わせて、この試合を逆転。
再び、あと1点取れば突破!!!という状況を作り出します。
もうなんなんだ、この試合は!?
伝統的にこの両者の対戦は1-0とか0-0とか、そんなんばっかりやったやん。
それがなによ、この撃ち合い。
シュート撃ったら撃っただけ入るみたいになってますやん。
別にDFがザル過ぎる訳でも中盤がスカスカでもないと思うねんけど、なんなんでしょ。
ワカリマセン、これがCLです。
さて試合の方ですが、このまま終わる筈も無く終了間際ランプスがポストに2度当てながらも決めて、試合に決着をつけましたとさ。
めでたしめでたし。
いや〜、まぁもうレッズサポも満足でしょ。
これだけの粘りを見せたら。
一方のチェルサポもね、文句言ってたら駄目ですよ。
「ノーヒストリー」って馬鹿にされてましたが、こうやって歴史は出来ていくんですよ。
先週末のボルトン戦に続いてバタバタと連続大量失点喰らったのは課題やけど、まぁもういいじゃないっすか。