06-07 UEFAチャンピオンズリーグ SF 1st leg |
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2007.4.25 スタンフォード ブリッジ
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1
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1-0
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0
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0-0
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J・コール(29分、ドログバ) |
得点
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メンバー
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1 ツェフ |
GK
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25 レイナ | ||
20 P・フェレイラ 6 R・カルバリョ 26 テリー(C) 3 アシュリー コール |
DF
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2 アルベロア 23 キャラガー 5 アッゲル 6 リーセ |
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4 マケレレ 12 ミケル 8 ランパード |
MF
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20 マスチェラーノ 14 シャビアロンソ (83分 16 ペナント) 8 ジェラード(C) 32 ゼンデン |
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11 ドログバ 10 ジョー コール (85分 24 S・W=フィリップス) 7 シェフチェンコ (76分 21 S・カルー) |
FW
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17 ベラミー (53分 15 クラウチ) 18 カイト |
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ツェフ パウロ カルバリョ テリー コール マケレレ ミケル ランパド ジョー シェヴァ ドログバ |
布陣
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レイナ
アルベロ カラガー アッガー リーセ マスケラノ アロンソ ジェラード ゼンデン ベラミー カイト |
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sub
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23 クディッチーニ | GK | GK | 1 デュデク | |
9 ボラルーズ | DF | DF | 4 ヒーピア | |
18 ブリッジ | 29 パレッタ | |||
14 ジェレミ | MF | MF | 11 マルク ゴンサレス | |
19 L・ディアッラ | 22 シソコ | |||
イエローカード | マスチェラーノ | |||
レッドカード | ||||
エッシェン | 出場停止選手 | |||
ロッベン バラック |
戦線離脱中選手 | キューウェル ルイスガルシア フィナン F・アウレリオ |
4冠へ一歩前進
非常にLVが高い試合で、これぞCLの準決勝!ってのものを見せて頂きました。
ありがとうございます。
両チーム共に選手も動くし、ボールも動く。
尚且つスピード感が保たれていて、しかも技術が高いのでプレーが切れない。
切れる際もハイレベルな攻撃とハイレベルな守備がぶつかり合った末のもので、それはそれで悪い筈が無い。
つまりこういうフットボールで楽しくない筈が無いのであります。
プレミア同士ってのも影響したのかな。
戦い馴れてる分つまらなくなるケースもあるんだけど、今回はそれが良い方向に流れた印象であります。
それぞれのキープレヤーが輝いていたのも試合の魅力が増した要因の1つでしょう。
チェルシーならドログバ。
何と言っても圧巻だったのが得点シーン。
カルバーリョからのボールを受けた時点では相対するアッゲルとはイーブンの状態。
それにゴールまでの距離も近くは無かった。
そこからの重戦車ドリブルの迫力といったら・・・。
全盛期のビエリなんかも迫力ありましたが、ドログバにはビエリに無いスピードがあります。
更にはブッチ切るだけでないのがドログバ。
アッゲルを払いのけた後のジョーコールへのラストパスがこれまた見事でした。
ジョーコールへパスを出すまでの判断力の速さとラストパスのボールスピードの速さ。
詰めていたジョーコールも見事でしたが、これは8割方ドログバのゴールと言っても差し支え無いんじゃないでしょうか。
その他にも空中戦では殆ど競り勝つし、ディフェンス時の戻りも速いし、と90分間ピッチ全面で稼働していたドログバ。
間違いなくこの試合のMVPでしょう。
そんなドログバからの決定的なパスを、もしランパードが決めていたらと思うと・・・。
2nd legへの望みを繋いでくれたレイナに感謝であります。
ランパードは惜しいの3つもあったので2nd legもやはり要警戒人物である事は間違い無いのですが。
レッズではやはりジェラードですな。
相変わらずの強烈なミドルシュートは観てるだけで惚れ惚れします。
右MFに入った事により攻撃面での絡みが多かったのも良かったのかなぁ。
ただ最近ペナントが調子良かったから、ペナント右でジェラード中の方が厚みが出て良かったんじゃないかと個人的には思ったりもするねんけどね。
まぁバランスは難しいわなぁ。
ジェラードが右に入った事によって、彼を起点としたパスワークが産まれたとも言えるしね。
ゼンデンもカイトも頑張ってたので、もう少しクラウチorベラミーが踏ん張れれば貴重なアウェイゴールも奪取出来そうやってんけどね。
とりあえず1-0って結果はどちらにとってもイーブンなスコアと言えるでしょう。
レッズはアウェイゴール奪えなかったのは痛かったですが、1点差なら全然逆転可能だし、チェルシーにとっては勝てたのは良かったけどもう少し点差付けたかったってのが本音でしょう。
まぁ2nd legもこの質が保たれた熱い試合になる事だけは間違い無いね。
興奮度:75%
MOM:ドログバ