06-07 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2007.3.7 オールド トラフォード
1
0-0
0
1-0
ラーション(72分、ロナウド
得点
 
メンバー
1 ファンデルサール
GK
1 シルバ
   
2 G・ネヴィル(C)
5 ファーディナンド
15 ヴィディッチ
27 シルベストル
DF
21 シャルメ
4 タブラリディス
25 プレスタン
20 タッフォロー(C)
 
 
16 キャリック
22 オシェイ
18 スコールズ
MF
17 マクン
29 デュモン
  (74分 13 フォベルグ
35 オブラニアク
 
 
17 ラーション
  (81分 14 スミス
7 C・ロナウド
  (74分 23 リチャードソン)
8 ルーニー
  (81分 13 朴 智星)
FW
14 オデムウィンギー
  (74分 27 ミララス)
23 ケイタ
8 バストス
  (HT 2 ドビュッシー)
   
      ファンデルサール

ガリー  リオ   ビディチ  シルベ

   キャリク   オシェイ

      スコールズ

ロナウド          ルーニー  

      ラーション  

布陣
          シルバ

シャルメ  タブラリ   プレスタ  タフォロ

          マクーン

      デュモン    オブラニアク

ケイタ                バストス

         オデムウィンギ

sub
29 クシュチャク GK GK 16 マリキ
4 エインセ DF DF 19 フランキュアール
6 ブラウン     26 リヒトシュタイナー
11 ギッグス FW FW 11 ユラ
C・ロナウド
リチャードソン
イエローカード マクン
シャルメ

タッフォロー
プレスタン
レッドカード
出場停止選手
エヴラ
サア
スールシャール
フレッチャー
戦線離脱中選手 ボドメール
キャバイ

夢のラーション劇場

ユナイテッドは余裕を持ち過ぎると駄目なんでしょうか??
GLのコペンハーゲン戦、セルティック戦と同様の手を抜いた試合をやってしまいました。

1st legを1-0で終えたユナイテッド。
アウェイで得点を挙げ、しかも勝利してる訳ですから絶対有利な状況です。
しかも相手は所謂ビッグクラブでは無いリール。
引き分けでもOKな2nd legで油断するな、と言う方が無理だったかも知れません。

それにしても前述した2試合と同じ様な緊張感の無い試合運び。
リールとは気迫が全く違いました。
しっかりしたモチベーションで戦っていれば、そんなに難しい相手じゃなかったと思うのですが、試合はズルズルと決着しないまま流れていきます。

ただ、ユナイテッドのこういう戦い方はタイトルを獲るうえでは悪く無いと思うのですよ。
やはり全ての試合をフルスロットルで行くのは不可能だし、シーズン終盤に燃料を使い果たしてしまっては元も子もありません。
かといって、この試合で負けてしまえば元も子もないのですがね。
その辺りのバランスは難しいんですけど、この試合には前述した2試合にいなかったクラックがいました。
その男の名前はヘンリク・ラーション。

10週間のレンタル移籍中のラーションさんは、この試合がオールドトラフォード最終戦。
その点で他の選手とはモチベーションが違いましたな。
いや、そんな付加理由が無くても仕事する男ですけどね。

ラストゲームでの決勝ゴール。
絵になる男です。
これぞスターです。
得点の半分以上は2人に囲まれながらも独力突破し正確なクロスを上げたロナウド君のものとも言えますけど、ラーションのヘディング技術も素晴らしかったしね。

結果的には勝ったうえに、ペース配分も出来たし、ラーションを良い形で送り出せてチームの雰囲気も良くなったし、と良い事づくめのユナイテッド。
これは2冠も現実味を帯びてきましたなぁ・・・。

興奮度:65%

MOM:ラーション