互いに決め手なし

国内リーグでは勝ちまくり、もう優勝も秒読み段階のセルティック。
一方のミランはそんなセルティックとは真逆の状態で、勝ち切れない試合や勝ってもおかしな試合ばかりを繰り返しています。
独走インテルの後を追うのは現実的には不可能で、セリエでの目標はCL圏内の順位に入る事でしょう。
そんな感じで現在のチーム状態には大きな差がある両チームの対決。
セルティックとしてはホームだし、ミランがそんな状態なので充分に勝ち点3を視野にいれて試合に入った事でしょう。

しかし調子が悪いといってもミランはミランでした。
経験の差なんかなぁ〜。
アウェイのミランの方が結局チャンスも多かったし、ジラルディーノさえ決めてりゃアウェイゴールも持って帰れた事でしょう。
悪いなりにも見せ場は作りました。

一方のセルティックは、前線があまりにも迫力不足。
普段スコットランドリーグでどんな内容の試合をやってるのかは見れないんで、わからないけど、とても勝ちまくってるチームには見えませんでした。
となると、大きな試合なので萎縮してしまって普段のチカラが出せなかったの？って勘繰ってしまいます。
得点が入りそうな雰囲気も無かったし、決定機になりそうな雰囲気も無かった。

この内容じゃ点が入らなかった事を嘆くよりも失点しなかった事を喜んだ方が良いかもしれません。
サンシーロでは1点さえ奪えばミランは2点必要になってくるんで焦るでしょう。
そこでこの日の経験が生きてくるかもしれません。
今季のCLでセルティックはアウェイ全敗ですが、そういう事を考えると勝たなくても上に行けるチャンスがある訳ですし。
両チームにとってそれなりの収穫を得た前哨戦だったんじゃないでしょうか。
勝負は後半、2nd legです。

それにしてもセルティックパークの雰囲気は最高に良かったなぁ〜〜。

興奮度：60％

MOM：カカ