06-07 UEFA チャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2007.2.21 カンプ ノウ
1
1-1
2
0-1
デコ(14分、ザンブロッタ
得点
ベラミー(43分、フィナン
  リーセ(74分、ベラミー
メンバー
1 V・バルデス
GK
25 レイナ
   
2 ベレッチ
4 マルケス
5 プジョル(C)
11 ザンブロッタ
DF
3 フィナン
23 キャラガー
5 アッゲル
2 アルベロア
 
 
3 モッタ
  (54分 24 イニエスタ)
20 デコ
6 シャビ
  (65分 8 ジュリ
MF
14 シャビアロンソ
22 シソコ
  (84分 32 ゼンデン)
8 ジェラード(C)
6 リーセ
 
 
22 サビオラ
  (82分 7 グジョンセン)
19 メッシ

10 ロナウジーニョ
FW
18 カイト
  (90+4分 15 クラウチ
17 ベラミー
  (80分 16 ペナント)
   
          バルデス

ベレッチ  マルケス   プジョル  ザンブロ

          モッタ 

      デコ      チャビ

 メッシ            ガウショ

         サビオラ

布陣
          レイナ

フィナン  カラガー   アッゲル  アルベロ

      アロンソ   シソコ

 ジェラード             リーセ

       カイト   ベラミー

sub
25 ジョルケラ GK GK 1 デュデク
12 ファンブロンクホルスト DF DF 4 ヒーピア
21 テュラム   MF 11 マルク ゴンサレス
23 オレゲル     20 マスチェラーノ
ベレッチ
ザンブロッタ
イエローカード アッゲル
カイト
シソコ
ベラミー
レッドカード
出場停止選手
シウビーニョ 戦線離脱中選手 キューウェル
ルイスガルシア

CL必勝スタイル

レポを書く気力が出ませんが、とりあえず書きます。

簡単に言うと、レッズの圧勝でした。
ベニテス流のアウェイでの戦い方が見事にハマった試合。
つまりは全員で引き守れるだけ守って、1チャンスを活かすというスタイルです。
すっかり忘れてたけどベニテスってこういう戦い方得意やったわ。
これを貫き通して一昨季はビッグイヤー獲った訳やしね。

このスタイルがハマるのもCLのアウェイゴールルールがあるから。
最初からベニテスは「1点差での負けならOK」ってスタンスでこの試合に臨んできてる筈です。
だからデコに先制点奪われても少しも慌てる事なく、0-0の時と同じスタイルを変えませんでした。
普通のリーグ戦ならリードされてるチームが守りを固めるなんてありえない話だし、リードしているチームが無理に得点を狙いにくる事もありません。
しかしCLは特別なのです。
バルサは先制点を奪っても2点目、3点目が必要なのでした。

それが解っていたからベニテスは失点しても動じず、選手達にもその意図は浸透していた訳であります。
そして予定通りセットプレーからゴールを奪いました。
しかも前半終了間際という絶妙の時間帯。

後半もレッズは同じ事を繰り返せば良いだけ。
しかも時間が経てば経つほど相手は焦ってくるので仕事は楽になるばかり。
なにせ「1点取られてもOK」って心理でやってるチームと「2点取らなければ」って心理のチームですからパフォーマンスに差が出るのも必然。
そんな心理面を凌駕するチカラが昨季のバルサにはあった訳ですが、今季は今の所全然発揮出来ていません。
レッズは基本的にファウルしまくり&人壁&人壁でバルサの攻撃を寸断していた訳ですが、ファウルされる度にイライラするバルサイレブン。
そんなの想定されていた事態やん?
なにせビッグマッチに勝てない。
勝てないから自信が無くなり、自信が無いから負けるという悪循環っぷりであります。

決定的な2点目を奪われてからは、もうグダグダ。
まだ90分ハーフの前半の途中、って考え方は皆無で、ファイナルの終了間際みたいな悲壮感。
負けるべくして負けましたよ。

正直2nd legもキツイ。
レッズは無理に勝つ必要が無くなった訳なので、この日と同じ事をもう1回やれば良いだけです。
しかもバルサは最低2点取らないといけないので、この日よりも条件が厳しくなってしまってます。
しかもしかも聖地アンフィールド。。。。
これからの2週間でベニテスレッズの堅陣を破る特効薬なんて見つけられそうにもないし、サラゴサ、セビージャとアウェイ戦やらなアカンから今よりもっと消耗してるやろうし。
消耗という点でいえば、週末にメスタージャでバレンシアと激闘を演じたバルサに対して、プレミアは週末お休みでした。
なんか巡り合わせも悪いよなぁ〜。


バルデス:ミスと言われても仕方の無い最初の失点。その後のプレーも明らかに不安定でした
ベレッチ:相変わらずのディフェンスの際のポジショニングの悪さから得点を献上
マルケス:これまたミスから2失点目を献上
プジョル:1対1で止めまくる流石のディフェンス。しかし全体の崩壊は止めれず
ザンブロッタ:絶妙のクロスで先制ゴールをアシスト。それ以外のプレーも良かった
モッタ:簡単にファウルで止めまくり、リズムを損ねた
デコ:先制ゴールだけでなく決定機に絡み続けた
チャビ:この日は中盤左でのプレー機会が多かった。ゲームを作りきれなかった印象
サビオラ:何度かあった決定機。1本は決めて欲しかったなぁ
メッシ:フルタイム出場はまだキツかったんじゃないでしょか。人海戦術で守るレッズ相手ではスペースも無く、良さがあまり出なかった
ガウショ:徹底的に人数をかけられて封じられた


イニエスタ:スペースが無い状況ではドリブルや飛び出しも効力を発揮せず
ジュリ:同じくスペースが無く突破を仕掛けても常に数的不利の状態。持ち味活きず
グジョンセン:スペースが無い時に使われるタイプの選手だと思ってたのですが、一番最後の投入。すっかり信頼を失ってしまっているのか??

興奮度:50%

MOM:シソコ