06-07 UEFA チャンピオンズリーグ QF 1st leg

2007.4.4 スタディオ オリンピコ
2
1-0
1
1-1
タッデイ(44分、マンシーニ
得点
ルーニー(60分、スールシャール
ヴチニッチ(66分)  
メンバー
32 ドニ
GK
1 ファンデルサール
   
77 カッセッティ
5 メクセス
13 キヴ
2 パヌッチ
DF
22 オシェイ
5 ファーディナンド
6 ブラウン
4 エインセ
 
 
16 デ ロッシ
4 ヴィルヘルムソン
  (62分 23 ヴチニッチ
20 ペッロッタ
11 タッデイ
  (82分 28 ロージ
30 マンシーニ
MF
16 キャリック
18 スコールズ
  (34分 退場)
7 C・ロナウド
11 ギッグス(C)
  (77分 9 サア
 
 
10 トッティ(C)
FW
8 ルーニー
20 スールシャール
  (72分 24 フレッチャー)
   
           ドニ

カセティ  メクセス   キヴ  パヌッチ

          デロッシ

ビルヘル  ペロッタ   タッデイ  マンシニ

          トッティ

布陣
      ファンデルサール

オセイ  リオ   ブラウン  エインセ

    キャリク  スコールズ

ロナウド            ギッグス

    ルーニー  ソルスキア 

sub
1 クルチ GK GK 29 クシュチャク
19 デフェンディ DF MF 23 リチャードソン
21 フェラーリ     33 イーグルス
14 ファティ MF  FW  14 スミス
35 オカカ FW    21 董方卓
ペッロッタ イエローカード スコールズ(×2)
スールシャール
エインセ
レッドカード スコールズ(Y×2)
ピサーロ 出場停止選手
アクイラーニ
トネット
戦線離脱中選手 エヴラ
朴 智星
G・ネヴィル
ヴィディッチ
シルベストル

怒濤のローマ

いやぁ、シュート26本ですか。
数字通りのローマの怒濤のアタッキングSHOWでした。
もうね、試合開始早々からエンジン全開のフルスロットルで攻め立てましたからね。
2列目3列目から人がドンドン走り込む0トップスタイルでユナイテッドを圧倒しました。
これでストレスを溜めちゃったスコールズが黄紙2枚貰っちゃって早々に退場。
ただでさえ苦しいのにユナイテッドは10人での戦いを強いられます。
スコールズのあんな姿は久しぶりに見ました。
それだけ苦しかったという事でしょうか。
ローマは攻撃だけでなく、守備でもルーニー、ロナウドというキーマンをしっかり抑え込みパーフェクトな出来。
メクセスが本来持ってたポテンシャルを存分に発揮してるのが微笑ましい。

あと足りないのはゴールだけという状況は、前半終了間際に遂に解消されます。
最終的にはタッデイのシュートがファンデルサールの手前でDFに当たって角度が変わって入るという幸運もありましたが、その前のトッティ、マンシーニによる崩しは幸運でもなんでもない素晴らしい崩し。
この2人確か仲悪いんですよね?プレーの息はピッタリなんですけどね。

1点では満足出来ないローマイレブン、そして珍しく満員に近いオリンピコのティフォージ達。
後半もローマの圧力は治まる所を知りません。
もうユナイテッド、タコ殴り状態だなぁ(´Д`;)
ローマに2点目3点目が生まれても全く不思議では無い状態が続きます。

ですが、こんな状態でもユナイテッドにゴールが生まれるんですから、フットボルってスポーツは実におもしろい。
圧されまくってたユナイテッドですが、ロナウドが右サイドをドリブルで切り裂き、スールシャールへ。
そしてスールシャールの正確なクロスをルーニーが胸トラップから右足で叩き込みネットを揺らしました。
いや〜これには驚いた。
まずロナウドの個人技が無ければチャンスにすら成ってなかった。
んでもってスールシャールの技術も特筆モノ。
なにせエリア内にいたのはルーニーだけでしたからね。それにキッチリ合わせたのは流石。
そしてルーニー。
実にCLではデビュー戦のハットトリック以来のゴール。
久しぶりすぎるわ。
この事はロナウドの無得点と共に最近は小言の様に毎試合毎試合紹介されてたのでスカパー的にも嬉しいでしょうw

そんなこんなで1人少ない状況でアウェイゴールを奪ったユナイテッド。
この後すぐさま逆転ゴールを許しましたが、とりあえずミッションは達成。
悪くない結果と言えるんじゃないでしょうか。
ただ普通なら「2nd legはユナイテッド有利」と言いたい所ですが、正直五分五分な感じ。
ローマはアウェイゴールを奪われた事よりも思い通りの攻撃を出来た事に重点を置いてる感じがします。
つまりオールドトラフォードでも同様の攻撃が出来、自分達もアウェイゴールを奪えると思っている筈です。
そして実際その可能性は高い気がします。
だから安直に「ユナイテッドが1-0で勝てば勝ち抜け〜」みたいな事は言えない。
ユナイテッドが勝ち上がるにはローマの攻撃力を上回る攻撃力で叩き潰すしかないんじゃないかな?
そして今季のユナイテッドの調子を見るにつけてそれは充分可能だと思うんですよ。
ただ乱打戦になった場合ユナイテッドは1点"しか"アウェイゴールを奪っていない、って事にもなりかねませんしね。

準々決勝ではこのカードが一番白熱するやろうなと予想してたのですが、そんな感じになってきました。
これは来週かなりのwktkですわ。

興奮度:70%

MOM:トッティ