06-07 UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 1st leg |
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2007.4.3 フィリップス シュタディオン
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0
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0-1
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3
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0-2
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得点
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ジェラード(27分、フィナン) | |||
リーセ(49分) | ||||
クラウチ(63分、フィナン) | ||||
メンバー
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1 ゴメス |
GK
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25 レイナ | ||
2 クロンカンプ (68分 22 フェヘール) 14 ダ コスタ 6 シモンズ 23 サルシード |
DF
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3 フィナン 23 キャラガー 5 アッゲル 12 F・アウレリオ (75分 11 マルク ゴンサレス) |
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8 コクー(C) 15 クリナ 11 メンデス (51分 9 クライフェルト) 7 ヴァイリネン |
MF
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14 シャビアロンソ 20 マスチェラーノ 8 ジェラード(C) 6 リーセ (66分 32 ゼンデン) |
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26 タルデッリ 17 ファルファン (HT 28 孫祥) |
FW
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18 カイト 15 クラウチ (85分 16 ペナント) |
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ゴメス クロン ダコスタ シモンズ サルシド コクー クリナ メンデス ヴァイリネン ジエゴ ファルファン |
布陣
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レイナ
フィナン カラガー アッガー ファビオ アロンソ マスケラノ ジェラード リーセ カイト クラウチ |
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sub
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21 ムーンス | GK | GK | 1 デュデク | |
18 アッド | DF | DF | 2 アルベロア | |
39 マルセリス | 4 ヒーピア | |||
FW | 17 ベラミー | |||
クライフェルト フェヘール |
イエローカード | マスチェラーノ カイト |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | ||||
アフェライ ライジハー コネ アレックス |
戦線離脱中選手 | キューウェル ルイスガルシア |
クーマンへの雪辱
PSVが最近の不調をそのまま引きずってしまったかの様な大敗。
なにせR-16でガナーズを倒して以降は国内リーグで勝利無しの2分1敗という成績でしたからね。
しかもその3試合でたったの2点しか取れてないし、ホームでアヤックスに5点奪われて負けるというショッキングなものも含まれています。
こんなチーム状況でCLの準々決勝を乗り切るのは現実的に厳しいよねぇ〜。
エールディビジは観れないので直前の3試合に関しては詳しい事は言えませんが、この試合に関しては攻守の要の不在がモロに響いていました。
つまりはアレックスとコネの離脱です。
まず攻撃面ですが、コネがいない事によって前線でタメが出来ていませんでした。
システムもコネがいないので変則的な4-4-2。
CFをガッチリ任せられる人材が不在なので、そこのスペースは敢えて空けてトップ下のヴァイリネンを飛び込ませようというスタイルでした。
クライフェルトが全盛期の状態ならば、こんな苦しい布陣を敷かなくても良かったんでしょうけどね。
PSVの頼みの綱はサイドに開かせたタルデッリとファルファン。
しかし彼等が危険だという事は周知の事実なのでレッズもそこはしっかりと潰してきました。
そうなると中央でもサイドでも起点を作れない状態なので、攻撃が円滑に進む訳もありません。
後半から(恐らく負傷で)ファルファンが下がるとその状態はより深刻になり、アタッキングの迫力はゼロになってしまいました。
攻撃の停滞は守備にも伝染したようです。
後半開始直後のPSVはありえないくらいのドタバタぶりでした。
危険なゾーンでパスミスを連発し、自らの首を締めていきます。
なのでパスミスを拾ったリーセによるミドルシュートでの追加弾は当然の成り行きでした。
これがアレックスの代わりに最終ラインに入ったシモンズのミスだった事は偶然では無いでしょう。
シモンズ自体は良い選手である事は疑う余地は無いのですがね。
チームとしてゴメス、アレックス、シモンズで形成する縦のラインが強固な守備ブロックを作っていたので、それが崩れるとこういう事になるんでしょう。
1失点目、3失点目はどちらもサイドからのクロスをヘディングで決められるというものでしたが、こういうパターンの攻撃をどう防ぐかってやっぱりCBの質が問われますもんね。
ホームでアウェイゴールを3点も献上してしまうという結果でも内容でも惨敗だったPSV。
この時点でレッズの準決勝進出は決したと言っても良いでしょう。
レッズはPSVの出来の悪さに助けられた面もあったけど、プレミアでガナーズにバカ勝ちした勢いも感じました。
特にクラウチはその試合でハットトリックした自信が滲み出てたしね。
中盤でのパスワークも冴えていたし、ディフェンスラインも安定感がありました。
準決勝進出チームに相応しい状態に仕上がって来たのではないでしょうか?
興奮度:65%
MOM:シャビアロンソ