06-07 UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 1st leg

2007.4.3 ジュゼッペ メアッツァ
2
1-0
2
1-2
ピルロ(40分、オッド
得点
ヴァンブイテン(78分、ピサロ) 
カカ(84分、PK) ヴァンブイテン(90+3分、ハーグリーブス
メンバー
1 ジーダ
GK
22 レンシンク
   
44 オッド
13 ネスタ
3 マルディーニ(C)
18 ヤンクロフスキ
  (87分 4 カラーゼ)
DF
2 サニョル(C)
  (68分 30 レル)
3 ルシオ
5 ヴァン ブイテン
21 ラーム
 
 
21 ピルロ
8 ガットゥーゾ
23 アンブロッジーニ
22 カカ
10 セードルフ
  (85分 20 グルキュフ)
MF
23 ハーグリーブス
39 オットル
20 サリハミジッチ
31 シュヴァインシュタイガー
 
 
11 ジラルディーノ
  (71分 9 F・インザーギ)
FW
10 マカーイ
  (86分 24 サンタクルス
11 ポドルスキ
  (68分 14 ピサロ
   
        ジーダ

オッド  ネスタ   パオロ  ヤンクロ

        ピルロ

 ガッツーゾ       アンブロジニ

     カカ    セードルフ

       ジラルディノ

布陣
        レンシンク

サニョル  ルシオ   ブイテン  ラーム

    ハグリブス   オットル

サリハミ            シュバイニ

     マカーイ  ポドルスキ

sub
16 カラッツ GK GK 29 ドレハー
2 カフー DF DF 6 デミチェリス
25 ボネーラ     18 ゲルリッツ
32 ブロッキ MF  MF 7 ショル
ジラルディーノ イエローカード サリハミジッチ
ルシオ
レッドカード
ボリエッロ 出場停止選手 ファン ボメル
カーン
セルジーニョ
コスタクルタ
オリベイラ
戦線離脱中選手 イスマエル

まさにゲルマン魂

実にバイエルン「らしい」試合展開となりました。
ロスタイムに入ってからの「最後のワンプレー」という状況での同点弾。
まさにゲルマン魂じゃないですか。
バイエルンの真骨頂じゃないですか。
これはミランしゃあないよ。
言うなれば1点差の状況で最後まで来てしまったのが「敗因」です。
負けてないけどアウェイゴール2点も献上した上に勝てなかったんですから、実質負けと言っても良いでしょう。
決定機を決めれなかったジラルディーノに責任を押し付けるべきか?
それともそんなジラルディーノを使うアンチェロッティが悪いのか??
なんにせよミラニスタからすれば、「勝てたのになぁ〜」って試合でしょう。
やりかたを少し変えるだけで、もっと楽に試合を運べたのではないか?
そんな歯痒い気持ちが残りそうな試合。
だって前半のバイエルンは遠目からシュートを撃つ以外、術がありませんでしたからね。
横パスのオンパレードでしたよ。
それだけ中盤5人が頑張っていたという事でしょう。
それにピルロの「らしくない」ヘディングゴールも見事だったじゃないですか。
カカのPKは微妙な判定だったけど、それのキッカケとなったドリブルは素晴らしかったじゃないですか。
ネスタとマルディーニの鉄板CBコンビもマカーイ、ポドルスキに全く仕事をさせていなかったじゃないですか。
オッド、ヤンクロフスキの両ラテラルも上下動を繰り返し攻守に渡って躍動してたじゃないですか。

ほら、良い所一杯あるでしょ。
だからこそ、「なんで・・・・」って想いは増しますよね。

ヒッツフェルトの交代策がズバリとハマった事もミラニスタにとっては歯痒いでしょう。
レル、ピサーロの活躍でバイエルンは試合の主導権を奪い返す事に成功しましたからね。
サンタクルスも短い時間だったとはいえ同点弾に絡みました。
正直レルがここまで絡めるとは思ってませんでした(´Д`;)

そんなヒッツフェルトの采配と比べてしまうと、どうしてもアンチェロッティの采配は結果論ですがいけてなかった。

2nd legはバイエルンが断然有利でしょう。
でも前述した様にバイエルンが圧倒した末の結果では無いんですよね。
ちょっとしたボタンの掛け違えの様な気がするんですよ。
だからまだまだミランにも可能性は残ってるでしょ。
でもこのLVまで来ると、その「ちょっと」が大きな差となって返ってくるんですよねぇ〜。

興奮度:60%

MOM:ヴァン ブイテン