06-07 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg

2007.4.4 スタンフォード ブリッジ
1
0-1
1
1-0
ドログバ(53分、アシュリー
得点
シルバ(30分、ビセンテ
メンバー
1 ツェフ
GK
1 カニサレス
   
19 L・ディアッラ
6 R・カルバリョ
26 テリー(C)
3 アシュリー コール
DF
2 ミゲウ
4 アジャラ
24 モレッティ
3 デル オルノ
 
 
12 ミケル
  (75分 10 ジョー コール)
13 バラック
8 ランパード
MF
6 アルベルダ(C)
20 アルビオル
15 ホアキン
  (87分 16 ウーゴ ヴィアナ)
14 ビセンテ
  (58分 10 アングロ)
21 D・シルバ
 
 
11 ドログバ
21 S・カルー
  (75分 24 S・W=フィリップス
7 シェフチェンコ
FW
7 ビジャ
  (90+3分 18 ホルヘ ロペス)
   
           ツェフ

ディアラ  カルバリョ   テリー  コール

            ミケル    

       バラック   ランパド   

   カルー            シェヴァ

           ドログバ

布陣
       カニサレス

ミゲウ  アヤラ   モレティ  オルノ

    アルベルダ  アルビオル

 ホアキン   シルバ    ビセンテ

       ビジャ

sub
23 クディッチーニ GK GK 25 ビュテル
9 ボラルーズ DF DF 23 クーロ トーレス
18 ブリッジ   MF  28 ナチョ インサ
20  P・フェレイラ     31 パジャルド
4 マケレレ MF
ドログバ
L・ディアッラ
イエローカード D・シルバ
アルベルダ
アジャラ
レッドカード
出場停止選手 D・ナバーロ
マルチェナ
ロッベン
エッシェン
戦線離脱中選手 エドゥ
ガビラン
レゲイロ
モリエンテス
バラハ

旬の輝き

両チーム共に、パススピードも速く、人の動きも豊富で、尚且つ意図も明確だった非常におもしろくLVの高い試合でした。
CLの準々決勝に相応しい濃い内容を披露してくれましたよ。

決めるべき人が決めたのも好ゲームたる所以でしょう。
まずはバレンシアのシルバ。
バレンシアでは現在ビジャもノッてますが、やはり今一番の旬の選手と言えばシルバでしょう。
勢いがあるし、動きがキレてる。正に絶好調って感じ。
そんなシルバ君がやってくれました。
ツェフのド肝を抜く超絶ミドルシュート。
この大舞台で、しかも相手がチェルシーで、しかもGKがツェフであれだけのコントロールショットを決めたんですから、これは価値デカイ!!
モリエンテスが怪我しちゃったんで、この日はいつもよりも攻撃的な位置に入ったシルバ君。
トップともとれるし、トップ下ともとれる微妙なポジション。
このポジショニングも1つのポイントだったんでしょうな。
非常にマークが付きにくいポジションなので、よりシルバの躍動感が前面に出ていました。
序盤からビジャとのコンビはハマりまくっていたので、得点の臭いプンプンしてたしね。
それでもまさかあんな素ん晴らしいシュート決めるとは思ってなかったけど。

アウェイで先制した事によって大きなアドバンテージを得たバレンシア。
前半は上手く守り切りハーフタイムへ。

そして後半。
このままバレンシアがのらりくらりと守り切りそうな雰囲気も感じたのですが、勝負ってのは解らないもんですね。
あっさりとチェルシーが同点に追い付きます。
アシュリーコールがポ〜ン、とアバウトにディフェンスラインの裏に蹴ったボールに走り込んだドログバが競り勝って頭で押し込みました。
これは呆然としてしまいましたよ。
こんなに締まった試合なのに、なんて呆気ないゴール。
でもチェルシーで決める人間と言えば、やはり彼なんですよ。
こういうつまらないゴールで勝っていくのがチェルシーらしいと言えばらしいし( ノ ̄∇ ̄)
バレンシアにとっては1-1の引き分けでも全然良い結果なんですけど、取られ方が「なんだかなぁ〜」って感じだったので、バレンシア陣営も複雑な表情。
結局この後は前半トバし過ぎた影響もあってか、バレンシアはチャンスらしいチャンスを作れませんでした。
試合が終盤になればなる程バレンシアには選手層の薄さを感じてしまった。
だって純粋に戦力として計算出来る純然たるCFってビジャとモリエンテスだけやもんなぁ。
ジョーコールとSWフィリップスを途中から投入出来るチェルシーとは大きな陣容の差がありますよね。
だから2nd leg単純にバレンシア有利とは言い難い面もありますよね。

とりあえず好ゲームが来週も期待出来る事は間違い無いでしょう。

興奮度:75%

MOM:シルバ