05-06 UEFAチャンピオンズリーグ グループD 第六節

2005.12.7 ルス
2
2-1
1
0-0
ジェオバンニ(16分、ネルソン
得点
スコールズ(6分、ネビル
ベト(34分)  
メンバー
12 キム
GK
19 ファンデルサール
   
13 アウシデス
4 ルイゾン
3 アンデルソン
5 レオ
  (90分 33 リカルド・ローシャ)
DF
2 G・ネヴィル(C)
5 ファーディナンド
27 シルベストル
22 オシェイ
  (85分 23 リチャードソン)
 
 
16 ベト
6 ペチート
22 ネルソン
15 ヌーノ・アシス
  (73分 27 ジョアン・ペレイラ)
MF
14 スミス
18 スコールズ
7 C・ロナウド
  (67分 13 朴 智星)
11 ギッグス
  (61分 9 サア
 
 
21 ヌーノ・ゴメス(C)
11 ジェオバンニ
  (80分 9 マントラス
FW
10 ニステルローイ
8 ルーニー
   
          キム

アウシデス  ルイゾン   アンデルソン  レオ

      ベト     ペティ

ネルソン    ヌーノゴメス   アシス

         ジオバンニ

布陣
        ファンデルサール

ネビル  ファーディナンド   シルベストル  オシェイ

       スミス   スコールズ

  ロナウド           ギグス

      ニステル   ルーニー

sub
43 ルイ ネレウ GK GK 1 ハワード
18 マヌエル・ドス・サントス DF DF 6 ブラウン
8 ブルーノ・アギアル MF   26 バーズリー
28 エリオ・ロケ   MF 24 フレッチャー
ベト
ジェオバンニ
ペチート
イエローカード C・ロナウド
G・ネヴィル
ファーディナンド
レッドカード
出場停止選手
モレイラ
ミッコリ
カラグニス
マヌエル・フェルナンデス
シモン
戦線離脱中選手 スールシャール
エインセ
フォーチュン

観戦レポ

ユナイテッドにとっては悪い意味で歴史に残る試合になってしまいました。ある程度楽観的に観ていたのですが、想像していたよりも状態も流れも悪かった。
だって直前までプレミアで4連勝中。CLでは3位の位置ですが所謂この試合に勝てば他会場の結果に関係無く突破が決まります。いつものユナイテッドの様に5節6節は消化試合、ってな感じにはいきませんでしたが悲観する程でも無いと感じていました。
実際幸先良く開始6分で先制。ネビルの素晴らしいフリーランニングからのセンタリングをスコールズが押し込みました。スコールズのゴール前への神出鬼没な動きも彼ならではのもの。
「このままうまくいく」そういう油断が常勝チームならではの油断がユナイテッドイレブンに生じたのか、それとも単純に状態が悪かったのか、その後ユナイテッドは逆転されます。
確かに解説の高木琢也が言ってたようにユナイテッドの運動量は明らかに少なかった。これは誰の眼から観ても明らかなくらいにね。
そしてロナウド。彼が完全に呑まれてしまっていた。もう判り切ってる事じゃないですか。彼がこのスタジアムで大ブーイングを受けるのは。だからあれ程に平常心を失うとは思わなかった。明らかにイライラし、ラフプレーの連続、更には独りよがりなドリブル。そして失敗。全てが悪循環でした。すぐにでも代えるべきだと感じましたがファギーは67分まで動かず。
常にロナウドはフィーゴと比較されてきました。これからもそうでしょう。それはもう仕方無いです。そういう私もこの日のロナウドの姿にカンプノウでのフィーゴを重ねてしまいました。この日のブーイングが比較にならない程のブーイングを受けても堂々とプレーしていたフィーゴ。敢えてCKを蹴りに行っていたフィーゴ。ドリブルのキレとか瞬間の速さではロナウド君はもうフィーゴを抜いたかもしれません。しかし選手としてフィーゴを超える日はまだまだ先の様な気がしました。
まぁファギーは目先の試合よりもロナウドの成長を期待して敢えて代えなかったかもしれませんね。ただこれが敗因に繋がったのもまた事実。超危機的状態でも終盤のユナイテッドの攻撃に全く迫力が無かったのはチョット重症でした。
ベンフィカがそれ程良かったか?となるとそうでも無かったからね。特にインパクトのある試合をした訳では無く、ホームの大声援と「勝ちたい!勝てば突破出来る」という気持ちだけでもっていったかの様な勝利。
ベトの決勝ゴールもDFに当たって角度が変わる幸運もありました。結局は最終節まで持ち越しちゃったのが直接的なGL敗退の原因でしたな。

興奮度:50%

MOM:ベト