04-05 UEFAチャンピオンズリーグ SF 2nd leg

2005.5.3 アンフィールド
1
1-0
0
0-0
ルイスガルシア(4分)
得点
 
メンバー
1 デュデク
GK
1 ツェヒ
   
3 フィナン
23 キャラガー
4 ヒーピア
21 トラオレ
DF
14 ジェレミ
  (76分 29 フート)
6 R・カルバリョ
26 テリー(C)
13 ギャラス
 
 
16 ハマン
  (73分 7 キューウェル)
25 ビスカン
10 ルイスガルシア
  (84分 18 ヌネス)
8 ジェラード(C)
6 リーセ
MF
4 マケレレ
30 ティアゴ
  (68分 9 ケズマン)
8 ランパード
22 グジョンセン
10 ジョー・コール
  (68分 16 ロッベン)
 
 
5 バロシュ
  (60分 9 シセ
FW
15 ドログバ
   
          デュデク

フィナン  カラガー   ヒーピア  トラオレ

      ハマン    ビスカン

 ガルシア    ジェラード     リーセ

          バロス

布陣
           ツェフ

ジェレミ  カルバリョ   テリー  ガラス

          マケレレ    

     ティアゴ     ランパド   

         グジョンセン   コール

         ドログバ

sub
20 カーソン GK GK 23 クディッチーニ
28 ウォーノック DF DF 2 ジョンソン
11 スミチェル MF   33 モライス
32 ウェルシュ   FW 24 フォルッセル
バロシュ イエローカード
レッドカード

シャビアロンソ

出場停止選手
シナマ=ポンゴユ
ホセミ
カークランド
ネイル・メラー
戦線離脱中選手 ブリッジ
P・フェレイラ
パーカー
ダフ

観戦レポ

試合前からとんでもない雰囲気のアンフィールド。
いっつもどんな試合でも素晴らしい雰囲気のスタジアムですが、この日は更に特別でした。
なにせCLの準決勝ですからね。しかも相手はチェルシー。ついこないだプレミアでは50季ぶりの優勝を決めたばかりの文字通りイングランド最強チームです。
これで燃えない訳はないでしょ。1st legの結果はスコアレスドロー。依然レッズはチェルシーに勝てないままです。
さてさてこの試合、予想通りハラハラドキドキゲームでしたわ。
まずはレッズがいきなり先制。
これは予想外でした。やはりホームの勢いってやつですか。ホームやから攻めなアカンって空気はあったでしょうね。
ジェラードの浮き球パスに抜け出すバロス。ツェフと交錯するバロス。こぼれ球に走り込むルイスガルシアとテリーとカルバリョとガラス。
一歩早かったのはルイスガルシアでした。執念のプッシュでしょ。ライン上ギリギリのガラスのクリアも及ばず、スタジアムは揺れます。
そりゃ揺れるわ。めっちゃ行きたいわアンフィールドに。
さて1点先制したレッズですが、安心は出来ません。同点に追い付かれる即ちアウェイゴールルールで逆転、って状況ですからね。
決してリードしてるとも言えない状況です。
チェルシーはドログバ、グジョンセン、コールにランパードが絡んで来るといういつも通りの攻めのカタチ。
ウィークポイントの右SBに入ったジェレミからも際どいクロスが出たりして結構冷や冷や。
何とか耐えて後半へ。
もう後半のレッズの戦い方はユーベ戦からお馴染みになった堅く、しぶとく、ひたすら守り通す、という戦術。
そこにファンタジーは無く、攻撃はバロス、シセ狙いの個人技頼りのカウンターのみ。
ですがこれがカップ戦の戦い方なんだ、と教えられてる様です。これが伝統なんだと。
実際この日のレッズの強さには伝統、歴史、ってものを強く感じました。
チェルシーとの一番の違いはそこでしょう。今回のCLではバイエルン戦もそうだったけどチェルシーにとってはかなりステップアップになったんじゃないでしょうか。
今季は負けちゃいましたけど、ここから吸収していくものは凄く多いと感じますし、歴史が塗り変っていく気がします。
キャラガーの執念とデュデクのファインセーブとヒーピアの高さでなんとか守り通したレッズ。
ロスタイム最後のグジョンセンのシュートなんて、ホントに心臓止まりかけたよ。
ロッベンが怪我あがりだったのとダフがいなかったのが凄い助かった。
一番助かったのはパウロ・フェレイラの怪我だけどね。
それにしてもリバプールが決勝までいくとは誰が予想してたでしょうね。バルサが敗退して以来、心の拠り所はレッズだけなので素直に嬉しいけど。
恐らくファイナルの相手はミラン。チト厳しいでしょうね。ミラクルを期待するしかありません。。。

満足度:75%

MOM:カルバリョ