04-05UEFAチャンピオンズリーグ グループG第1節 |
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2004.9.14 ジュゼッペ・メアッツァ
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2
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1-0
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0
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1-0
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アドリアーノ(34分、PK) |
得点
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アドリアーノ(89分、ベロン) | ||||
メンバー
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1 トルド |
GK
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1 ラインケ | ||
4 J・サネッティ(C) (52分 13 ゼ マリア) 2 コルドバ 23 マテラッツィ 16 ファバッリ |
DF
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3 パサネン 25 イスマエル (5分 退場) 2 ファーレンホルスト 7 スタルテリ |
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14 ベロン 7 ファンデルメイデ 5 エムレ 25 スタンコビッチ (82分 19 カンビアッソ) |
MF
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6 バウマン(C) (36分 23 マニャン) 24 ボロウスキ 4 エルンスト 10 ミクー |
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32 ビエリ (77分 20 レコバ) 10 アドリアーノ |
FW
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17 クラスニッチ (61分 9 ハリステアス) 38 アエド・バルデス (81分 11 クローゼ) |
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トルド
サネティ コルドバ マテラツイ ファバリ ベロン ファンデルメイデ エムレ スタンコビッチ ビエリ アドリアーノ |
布陣
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ラインケ
パサネン イスマエル ファーレン スタルテリ バウマン ボロウスキ エルンスト ミクー クラスニッチ バルデス |
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sub
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12 フォンタナ | GK | GK | 16 ボレル | |
38 デッラフィオーレ | DF | DF | 27 シュルツ | |
8 ダービッツ | MF | MF | 15 ラゲルブロム | |
9 フリオ・クルス | FW | |||
コルドバ ファバッリ |
イエローカード | バウマン ミクー |
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レッドカード | イスマエル | |||
ミハイロビッチ | 出場停止選手 | |||
ガマラ ココ C・ザネッティ キリー |
戦線離脱中選手 | ウミト・ダバラ リステシュ グスタボ・ネーリ D・イェンセン |
観戦レポ
良い試合でした。第1節から。
まずはインテルのユニにビックリ。昔に戻ってますね。ロナウドがいた時こんなんやったような。
試合はいきなりイスマエルが退場になっちゃった時はどうなる事かと心配しましたが。。。
なんでもベラミーと並ぶCL最短退場記録だそうで・・・。そういやあの時も確かインテルやったような。
しかし辛い判定でしたな。
最初私はアドリアーノのダイブかと思ったぐらいですよ。
VTRで見ても「故意」って感じはしなかったし、ロハは正直キツイかなと。
それもこれも最近のアドリアーノの規格外っぷりが、審判の目までも狂わせたのかもしれませんがね。
まぁ、このPKはビエリがキッチリ止められて、第三者的に見てる自分としてはニヤリ。
これでノッちゃったラインケは、アンディ君の決定機もストップして序盤に「当たってる」っぷりをアピール。
ビエリといいファンデルメイデといい不幸が重なります。
この後もビエリは決定機を2度、ファンデルメイデも1度ストップされましたから。
ビエリはチョットりきみすぎ?
今のアドリアーノに一流こそ知れるチカラの差を感じて焦っているのでしょうか?
実績ではまだまだビエリの方が数段上なので、どんと構えてやって欲しいです。
もしくはロマーリオがロナウドを上手く生かしていた様に柔軟にやるとかね。
アンディ君は昨季のインテル、そしてEUROと不遇の時代が続いてましたが、この日は先発のチャンスを見事に生かしました。
序盤の決定機を止められてからは、やや消えてましたが、前半ロスタイムに左サイドをブッちぎってからは吹っ切れたのか、後半はラボーナまで披露。
この日は特にドリブルが冴え渡り、アヤックス時代よろしく抜きまくってました。
ひとりふたりと、あっさりかわす姿に「戻って来てくれたか」と感涙。
あとはフィニッシュが上手くいってりゃアンディDAYになってましたが、世の中そんなに甘くありません。
まだまだ精進が必要って事ですね。
この日はアンディじゃなくて、アドリアーノそしてベロンの日でした。
アドリアーノは2本のPK獲得と2得点。
しかも終了間際に決めた2点目は、彼の次元の違いを見せつけるモノでした。
今季はアドリアーノの年になるかもしれません。いや今後もか?
そんな期待すら抱かせるゴール。
そしてベロン。
個人的にはMVP。
ま、好みの問題ですけど、この日のベロンは私の理想的なピボーテでした。
中盤の底に陣取り、右に左へとフィードを散らします。
中距離、長距離も一切ブレる事無く美しい放物線を描かせます。
復活ですわ。
良かったよぅ。
それだけじゃなく、チャンスと見ればダイナミックに前に出れるのも強み。
ダビッツと良いコンビになれる予感大です。
通常マンチーニの中盤はフラットな感じに4人が並びますが、この日は結構ダイヤモンド型。
勿論流動的でしたが、ベロンはホントに「底」って位置取りで、デキは結構トップ下って感じでした。
そんなインテルですが、心配の種はディフェンスライン。
トルドは相変わらず大迫力で別格でしたし、コルドバは抜群のスピードと身体能力、主将サネッティも相変わらずの安定感(鉄人にしては珍しい怪我がチト心配)、ファバッリも流石にベテランでびびってないわ。
率直に言うとマテラッツィなんですけどね(汗)
今季も普通にヒイちゃうプレイやってるし、センス無いしで何も変わってないな、という印象。
確かに強い所もあるけど、彼中心で欧州制するのは不可能でしょう。
カンナバロの退団はかなり痛いのでは?
長期出場停止中のミハが戻ってくれば目処は建ちますが、ミハミハももう35歳やしな。
個人的にはガマーラの方が全然ましだと思うんですけど、当面はプルディッソの確変待ちですかな?
それに比べてブレーメンのディフェンスラインはしっかりしてました。
イスマエルが速攻で退場しちゃったけど、問題無くバウマンが1列下がって穴を埋め、更にバウマンがPK与えた上に負傷退場しちゃう(このPK判定も際どかった)ってアクシデントにも、スタルテリとパサネンがマルチさを披露して、しっかり対応。
中盤でのボロウスキ、エルンストも良い働き。
アエド・バルデスとコルドバのマッチアップもオモロかった。
クラスニッチもポストしっかり頑張ってたよ。
その分、ハリステアス、クローゼの勝負を懸けた投入組の出来は少し物足りなかったかな。
ブレーメンはかなり頑張ってましたよ。
なので存在自体が反則的なアドリアーノと審判の判定に振り回された様な感じだったので、残念でしたね。
ただ次節以降の戦いも大いに期待出来ますよ!
満足度:80%
MOM:ベロン