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04-05UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg |
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2005.4.6 スタンフォード ブリッジ
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4
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1-0
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2
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3-2
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| コール |
得点
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シュバインシュタイガー |
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| ランパード |
バラック |
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| ランパード |
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| ドログバ |
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メンバー
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| 1 ツェヒ |
GK
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1 カーン(C) | ||
| 2 ジョンソン (65分 29 フート) 6 R・カルバリョ 26 テリー(C) 13 ギャラス |
DF
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2 サニョル 3 ルシオ 5 R・コヴァチ 69 リザラズ |
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| 4 マケレレ 10 ジョー・コール (82分 30 ティアゴ) 8 ランパード 11 ダフ |
MF
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8 フリングス 23 ハーグリーブス 20 サリハミジッチ (HT 31 シュヴァインシュタイガー) 13 バラック 11 ゼ・ロベルト (73分 7 ショル) |
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| 15 ドログバ (90分 24 フォルッセル) 22 グジョンセン |
FW
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33 ゲレーロ | ||
| ツェフ
ジョンソン カルバリョ テリー ガラス マケレレ コール ランパド グジョンセン ダフ ドログバ |
布陣
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カーン
サニョル ルシオ コバチ リザラズ フリングス ハグリブス サリハミ バラック ゼロベルト ゲレロ |
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sub
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| 23 クディッチーニ | GK | GK | 22 レンシンク | |
| 33 モライス | DF | DF | 25 リンケ | |
| 5 スメルティン | MF | MF | 16 イェレミース | |
| 14 ジェレミ | 26 ダイスラー | |||
| FW | 9 ハシェミアン | |||
| ドログバ R・カルバリョ ギャラス マケレレ |
イエローカード | フリングス シュヴァインシュタイガー |
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| レッドカード | ||||
| ケズマン | 出場停止選手 | デミチェリス | ||
| ロッベン
ブリッジ P・フェレイラ パーカー |
戦線離脱中選手 | ツィックラー サンタクルス マカーイ ピサロ |
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観戦レポ
UEFAの裁定で2試合ベンチに入る事が出来ないモウリーニョ。つまりバイエルンとのQFはホームもアウェイもどっちも無理っつう事ですわ。でもね痛手はねバイエルンの方が大きかった。マカーイ、ピサロを筆頭に軒並みFW陣に怪我人が続出のバイエルンの方がしんどかった。監督なんて基本的には選手送り出してからは何もする事が無い、ってな事も良く言われますからね。チェルシーにも怪我人はいますけど、ひとつのポジションに集中してないし選手層厚いじゃないですか。バイエルンはキツかった。ゲレーロの1トップじゃ無理ですよ、このレベルじゃ。ゲレーロも良い選手だけど、まだまだ「若手の有望株」って域は脱っしてないですよね、それがいきなり天下無敵のチェルシーDFと対等に戦おうなんざ無理なハナシですよ。しかも通常の試合じゃなくって、CLのQFですからね。厳しかった。トップに全くボールが収まらないバイエルンとロングボールに悉く競り勝ってたドログバとの差が得点差にそのまま表れた格好です。それにしてもチェルシーのロングボール攻勢はイタかった。散々競り負けてたコバチとルシオも問題やけどね。試合展開を振り返って観ると、まずはコールのラッキーゴールで幕を明けます。枠外にそれていくミドルシュートでしたが、ルシオの足に当たって幸運にも角度が変りました。打たなきゃ何も始まらない、っていう典型的なゴールですね。カーンはどうする事も出来なかったので、強いて言うならばコールへのプレッシャーが甘かったよね。バイエルンもその後、チェルシーのミスからチャンス貰ったりセットプレーを中心に攻めますが得点を奪えず前半終了。スコアを動かせたのは後半になってからでした。シュバインシュタイガーを投入して前線に活力を注入。早速その効果が出て、彼自身が得たFKから彼自身が決めました。ゼロベルトのシュートのこぼれ球でしたが、よく詰めてましたね。アウェイゴールを獲られた事によって、こっからチェルシーが燃えます。ロングボール攻撃で揺さぶると、そのままのカタチでランパードがゴールでまずは逆転。でもこのままだったら全くリードしてる気分じゃないので更に得点を狙います。そしてまたそれを実行出来る所が今季のチェルシーの強さですね。3点目もランパード。彼自身の反転ボレーも美しかったけど、その前のマケレレのパスが素晴らしかったね。彼の一番の長所は言わずもがなのディフェンス力ですが、こういう勝負出来るパスを出せるのもマドリー時代から評価されてましたからね。久々に彼のそんなパスを観れました。判断力の早さが素晴らしかったね。もうこうなると完全にチェルシーペースな訳でバイエルン帝国は完全に崩壊状態。トドメの4点目はチェルシーお得意のセットプレーから。CKのコボレをドログバが蹴り込んだんですけれども、やはり問題はここでもフートに競り負けグジョンセンに競り負け、って所ですね。ボディーコンタクトには自信がある筈のバイエルンなんですけれども一体どうした?コバチってこんなに競り合い弱かったっけ?そんな感じです。4-1。もう2nd legやらなくても勝負は決まった様な感じです。しかしこのまま終わらない所が、バイエルンのひいてはドイツのドイツたる所以です。最後まで諦めませんよ。ロスタイム執念のPKゲット。VTRで観るとバラックの演技全快な気もしましたが、それはマリーシアって事で・・・。バラック自身が決めて貴重なアウェイゴールを2点持ち帰って勝負はわからなくなりました。これで次の試合バイエルンはホームで2-0で勝ち抜け決定。現実的なスコアですね。ただやはりマカーイやピサロがいないとこのスコアは厳しいでしょう。この日は不在でも2点取れてますが4点取られちゃ意味無いですからね。チェルシーはアウェイの方が得意のカウンターもやりやすいやろうし、普通にチェルシーが勝ち上がる雰囲気がプンプンですが、さてどうなりますか?私の一番の望みは次の試合はもうセルジオ越後解説は勘弁して下さい、それだけです。良い試合も台無しです。
満足度:75%
MOM:ドログバ