03-04UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦

2004.3.24 スタンフォード・ブリッジ
1
0-0
1
1-1
グジョンセン(53分)
得点
ピレス(59分、A・コール
メンバー
31 アンブロージオ
GK
1 レーマン
    
13 ギャラス
6 デサイー(C)
  (83分 退場)
26 テリー
18 ブリッジ
DF
12 ローレン
28 トゥーレ
23 キャンベル
3 アシュリー・コール
 
 
8 ランパード
4 マケレレ
19 パーカー
  (72分  10 ジョー・コール)
11 ダフ
MF
4 ヴィエイラ(C)
17 エドゥ
8 リュングベリ
  (78分 9 レジェス)
7 ピレス
   
7 ムトゥ
  (72分 21 クレスポ)
22 グジョンセン
  (86分 15 メルキオット)
FW
10 ベルカンプ
  (72分 19 ジウベルト・シウヴァ )
14 アンリ
   
         アンブロジオ

ギャラス  デサイー   テリー  ブリッジ

パーカー  ランパド   マケレレ  ダフ

     ムトゥ    グジョンセン

布陣
        レーマン

ローレン  トゥレ   キャンベル  コール

       ビエラ   エドゥ

リュンベリ             ピレス

    ベルカンプ    アンリ

sub
34 サリヴァン GK GK 33 スタック
29 フート DF DF 5 キーオン
14 ジェレミ MF   18 シガン
30 グロンケア     22 クリシ
FW 25 カヌ
マケレレ

デサイー(×2)

イエローカード
デサイー(Y×2) レッドカード
出場停止選手

プティ

ベロン

クディッチーニ

ジョンソン

戦線離脱中選手 ヴィルトール

観戦レポ

ロンドン同士の対決となってしまったこの1戦。
今季だけでも既に3回戦っていますが、全てアーセナルの勝利という結果に終わっています。
なので勿論下馬評も断然アーセナル有利!アウェイなのにデニスもいるし不安材料が特にありませんわ。
逆にチェルシーは、ここにきてクディッチーニ、ジョンソンを欠いてしまう不運が重なります。
アーセナルに風が向いていますが、どうなりますか?
試合を観てみましょう。立ち上がりから凄く緊張感漲ってます。
普段やりなれてる相手なのに、どこか違う。これがCLの雰囲気なのでしょうか。
アンブロージオあたりは、やはりそういうのもあってか若干不安定なプレーを見せます。
ガンナーズはここを突きたいですな〜。
いつも通りアンリが左サイドから、デニスは華麗に、リュンベリは右サイドを熱く、そして最近元気なエドゥも絡んで分厚い攻めを披露します。
チェルシーはパーカーがフィットしていない印象で、ダフやムトゥの個人技中心の攻めですね。
前半はスコアレスのまま終了。
ゲームが動いたのは後半でした。
なんかレーマンを非難するのは可哀想な気もしますが、レーマンのミスから失点を喰らいます。
ロングボールに走り込んだグジョンセン。ギリギリでレーマンがクリア!
って場面でしたが、クリアボールがグジョンセンに当たってしまってボールはグジョンセンに。
後は空のゴールに流し込むだけでした。
勿論グジョンセンの動きとか最後のシュートとかも上手かってんけど、う〜んレーマンって感じですわ。
この後完全に流れはチェルシーに傾きます。怒濤の攻勢を浴びるガンナーズ。
こりゃピ〜ンチでしたが、強いチームはこっからが違うね。この押されてる時間帯に追い付きます
いつものパス回しからコールのフワッとセンタリングを最後は飛び込んだピレスがテリーに競り勝っての珍しいヘディングゴールで試合を振り出しに!
なんか呆れましたね。チームの底力というか潜在能力というか今季負けてない自信というか。
ポテンシャルの差がこういうシーンに表れてると思います。
この後もデサイーが無用なイエローを貰って退場したりとドタバタしたチェルシーに対して、しっかり勝点1、そしてアウェイゴールを持って帰ったアーセナル。
次のハイバリーでは慢心だけが敵ですね。それさえ無ければ順当にアーセナルがベスト4でしょう。

満足度:95%

MOM:アシュリー・コール