03-04UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 第2戦 |
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2004.4.6 ハイバリー
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1
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1-0
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2
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0-2
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レジェス(45+1分、リュングベリ) |
得点
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ランパード(51分) | ||
ブリッジ(87分、グジョンセン) | ||||
メンバー
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1 レーマン |
GK
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31 アンブロージオ | ||
12 ローレン 28 トゥーレ 23 キャンベル 3 アシュリー・コール |
DF
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15 メルキオット 13 ギャラス 26 テリー(C) 18 ブリッジ |
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4 ヴィエイラ(C) 17 エドゥ 8 リュングベリ 7 ピレス |
MF
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8 ランパード 4 マケレレ 19 パーカー (HT 30 グロンケア) 11 ダフ (83分 10 ジョー・コール) |
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9 レジェス 14 アンリ (81分 10 ベルカンプ) |
FW
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9 ハッセルバインク (83分 21 クレスポ) 22 グジョンセン |
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レーマン
ローレン トゥレ キャンベル コール ビエラ エドゥ リュンベリ ピレス レジェス アンリ |
布陣
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アンブロジオ
メルヒオ ギャラス テリー ブリッジ パーカー ランパド マケレレ ダフ ハッセル グジョンセン |
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sub
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33 スタック | GK | GK | 34 サリヴァン | |
5 キーオン | DF | DF | 29 フート | |
22 クリシ | MF | 14 ジェレミ | ||
19 ジウベルト・シウヴァ | MF | FW | 7 ムトゥ | |
11 ヴィルトール | FW | |||
25 カヌ | ||||
ローレン | イエローカード | ギャラス
ハッセルバインク ジョー・コール |
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レッドカード | ||||
出場停止選手 | デサイー | |||
シガン | 戦線離脱中選手 | クディッチーニ
ジョンソン ベロン プティ |
観戦レポ
プレミアぶっちぎり中のアーセナルがチェルシーを迎える第2戦。
FA杯決勝で負けちゃったので3冠達成は夢のまま終わっちゃって、その辺りの悔しさがこの試合にどう出てくるんでしょうか?
ホームでの1st legを1-1で引き分けてしまったチェルシーは、とりあえずこの試合絶対にアウェイゴールが必要なんで、この試合にラニエリはプレミアで絶好調中のハッセルバインクを先発で起用してきました。
さてどうなりますか?立ち上がりから、やはり1st legと同様に一進一退の攻防が続きます。
引き続き独特な緊張感が醸し出されていますね。どちらも手の内は知り尽くしてますからね。
勝負の分かれ目となるのはどういうプレーになるんでしょうか?
前半はチェルシーはいつものようにダフ起点の左サイド攻撃。
ガンナーズはシュートを放つのは最後はやはりアンリでした。
パートナーのレジェスは消えてたので、「後半から交代でベルカンプ?」なんて考えていたロスタイム。
仕事をやってのけます。この日唯一ぐらいの仕事をね。
ピレスの美しいサイドチェンジからローレンが高品質クロス。これをアンリがヘッドで落としてリュンベリへ。
しかしリュンベリ、トラップできず、タッチがこぼれた所に走り込んだのはレジェスでした。
テリー、アンブロージオの股を偶然にも抜けてネットが揺れました。貴重な先制弾!!
しかも展開が綺麗すぎで、これぞアーセナル!って印象ですわ。
レジェスは良くやったよ、FWなんでこれだけでOKやね。ロスタイムという良い時間帯での得点でムード良くハーフタイムへ。
今季のプレミア通りすんなりこのままアーセナルか?ってムードを変えたのは悪く言うとレーマンでした。
マケレレのミドルシュート。これはこれで素晴らしいショットでしたが、内側に弾いちゃ不味いでしょ。
見事にランパードの前に転がしちゃって同点ゴールを喫します。あ〜あ。こうなるとね、アウェイチームの方が有利なんですよ。
トータルで同点になっちゃったんで、チェルシーはガムシャラに2点目を狙いにいけばOKなんですよ。
例え失点しても2点目取れば倍づけやからね。
逆にアーセナルは勿論2点目は狙いに行くものの、もし失点しちゃうと更に得点を重ねないとダメなので失点だけは絶対に勘弁して欲しいんですよね。
そういう条件が両チームに作用したのか、ランパードの得点の後は一方的なチェルシーペースとなります。
ワンサイドって言っても過言じゃないくらいにね。
流れを変えたいベンゲルは絶対的エースのアンリを下げてベルカンプを投入します。
確かにこの日のアンリは明らかに不調で交代策は正解だったとは思いますが、でもこの瞬間にアーセナルのCLは終わっちゃいましたね。
アシュリー・コールのライン上クリアやキャンベルの奮闘むなしく87分、失点を喫してしまいます。
ブリッジとグジョンセンのワンツーからブリッジに思い切り良くサイドネットを揺すられました。
3分の残り時間で2点取るなんて奇跡が起こる筈も無くプレミア無敗のガンナーズはヨーロッパ戦でロンドンのチームに破れて敗退という特異な結果で終わっちゃいました。
今まで負けてなくても負ける日は必ず来るもんですよね。フットボールの神様は実にきまぐれです。
勝因はチェルシーの選手層の厚さですよね。投入されたグロンケア、ジョー・コールが実に良かったから。
満足度:80%
MOM:グレンケア