11-12 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2012.3.13 ジュゼッペ メアッツァ
2
0-0
1
2-1
ミリート(75分)
得点
ブランドン(90+2分、マンダンダ)
パッツィーニ(90+6分、PK)  
メンバー
1 ジュリオ セーザル
GK
30 マンダンダ(C)
  (90+3分 退場)
   
13 マイコン
6 ルシオ
25 サムエル
55 長友佑都
DF
2 アスピリクエタ
21 ディアワラ
3 ヌクル
15 モレル
 
 
4 J.サネッティ(C)
5 スタンコビッチ
18 ポーリ
  (74分 
19 カンビアッソ
10 スナイデル
  (58分 20 オビ)
MF
4 アルー ディアッラ
17 エムビア
18 アマルフィターノ
28 ヴァルビュエナ
  (76分 
7 ブノワ シェイル
20 A.アユー
  (90+5分 
1 ブラシリャーノ
 
 
22 ディエゴ ミリート
9 フォルラン
  (58分 
7 パッツィーニ
FW
11 レミ
  (88分 
9 ブランドン
   
         セザル

マイコン  ルシオ   サムエル  長友

   サネティ  デキ  ポリ

       スナイデル

    ミリート   フォルラン

布陣
         マンダンダ

アスピリ  ディアワ   ヌクル  モレル

      ディアラ   エムビア

 アマル     バルブエナ   アユー

          レミ

sub
12 カステラッツィ GK DF 13 ジミ トラオーレ
23 ラノッキア DF   24 ファンニ
37 ファラオーニ   MF 12 カボレ
28 サラテ FW FW 23 J.アユー
J.サネッティ
スタンコビッチ
サムエル
イエローカード ディアワラ
マンダンダ(×2)
レッドカード マンダンダ(Y×2)
出場停止選手
戦線離脱中選手

どっちもどっち

まずは勝ち上がり条件から、おさらい。
1st legはマルセイユが1-0で勝ちました。
なのでインテルは2-0、3-1みたいな2点差以上で勝たなければいけません。
逆にマルセイユは引き分けでもOKだし、アウェイゴール奪っての1点差負けでもOK。

なので、とにかく得点が必要なインテルが序盤から仕掛けました。
いきなりギアはフルスロットル!って感じで、怒濤の攻めを展開。
スナイデルのとか、ミリートのとか決まらなかった方が不思議、っていうチャンスもありました。

まぁ結論から言っちゃうと、ここで決められなかったのが敗因やね。
ここで決めてりゃバイエルンみたいに一気にゴレアーダって展開もあり得たやろうに。

序盤の劣勢を凌いだマルセイユが徐々に盛り返して、結局前半は五分五分な感じで終了。
そして、後半もその流れは変わらず。
インテルがペース握ってるように見えて、マルセイユが的確にいなしてる感じ。
マルセイユは引き分けでOKなんですから、見ようによっちゃぁマルセイユペースですわ。

ラニエリはパッツィーニとオビを2枚替えで投入したり、不調が囁かれるクチュを入れたりして何とか局面を打開しようと懸命。
で、クチュ投入後に一応それは実った。
CKからのコボレ球をミリートが押し込んで、インテルが先制。
こういうボールを引き寄せるチカラは、ホンマにあるよねミリートは。

これでトータルスコアでイーブンの状態に。
しかしマルセイユは焦る必要は無い。
時間が経てば経つ程、マルセイユが1点取った時の重みは増すのですから。
これがアウェイゴールルールの怖い所ですよ。
ロスタイム、ブランドンのゴールが決まった時のサンシーロのあの絶望感。
「絶対無理」という気持ちにさせる2倍ゴールルール。
これがあるからCLは、特にノックアウトラウンドはオモシロい!!と再認識しましたよ。

絶望感の中、パッツィーニがPKを獲得(マンダンダ別に飛び出す必要無かったのになぁ・・・。
もし失点しても全然問題無かってんから。むしろ退場して次ぎ出られへん方が問題やで。
体が勝手に反応しちゃったんやろうけど)し、1点返したものの時既に遅し。
PK決めた直後にホイッスルが鳴り響き、マルセイユの突破が決まりました。

インテルは直前のキエーボ戦こそ完封勝ちしてるけど、それまでの公式戦10試合の成績が1勝2分7敗という散々なものだった訳です。
だから今回の敗退も必然と言えば必然でしょう。
相変わらず攻撃に迫力は無かったし、ラニエリの戦術は糞だし、っていう状態でしたからね。
こんなんでCLのQFに進む資格は無いですよ。

ただマルセイユも、そんなに有資格者ではなかったけどね。
この日は攻撃で殆ど有効なカタチ無かったもん。
右サイドを何度か崩す(長友結構やられてたなぁ)事は出来てましたが、そこから際どいクロス挙げるものの中の人数が足りない。
守備の意識が高すぎたのか、攻撃の人数が少な過ぎました。
ヴァルビュエナぐらいやもんなぁ、可能性感じさせてたの。
ブランドンのゴールも、ゴールキック受けてズドン!!やったからね。
あれがブランドンの良さと言えば良さですがねー。
一応この試合も、記録上では「負け」なので公式戦5連敗ですわ。
国内リーグでの勝利は1月まで遡らなアカンとか、どんだけ不調やねん!って話ですよ。

まぁ抽選会では皆マルセイユと当りたい!って思うやろうね。
変に勢いあるアポエルとかより、よっぽど安全牌やで。