10-11 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2011.3.9 ホワイト ハート レーン
0
0-0
0
0-0
 
得点
 
メンバー
1 ゴメス
GK
32 アッビアーティ
   
22 チョルルカ
13 ギャラス
20 ドーソン(C)
32 アス=エコット
DF
20 アバテ
13 ネスタ
33 チアゴ シウバ
18 ヤンクロフスキ
  (70分 77 アントニーニ
 
 
30 サンドロ
14 モドリッチ
7 レノン
11 ファン デル ファールト
  (66分  3 ベイル)
40 ピーナール
  (71分 8 ジーナス)
MF
10 セードルフ(C)
27 ボアテング
  (76分 52 メルケル)
16 フラミニ
  (87分 14 ストラッサー)
 
 
15 クラウチ
  (83分 9 パブリュチェンコ)
FW
11 イブラヒモビッチ
7 パト
70 ロビーニョ
   
        ゴメス

チョルルカ  ガラス   ドーソン  エコト

    サンドロ   モドリチ

 レノン    ラフィ    ピーナール

        クラウチ

布陣
        アビアティ

アバテ  ネスタ   シウバ  ヤンクロ

        セードルフ 

    プリンス     フラミニ

 パト            ロビーニョ

         ズラタン   

sub
23 クディッチーニ GK GK 1 アメリア
2 ハットン DF DF 15 パパスタソプーロス
26 レドリー キング     17 オッド
18 デフォー FW   76 ジェペス
イエローカード パト
フラミニ
ヤンクロフスキ
レッドカード
出場停止選手 ガットゥーゾ
ウッドゲイト
パラシオス
ハドルストーン
カブール
戦線離脱中選手 F.インザーギ
アンブロッジーニ
ピルロ

ロッソネーロの終焉

運命の2nd legです。
サンシーロで行われた第1戦はスパーズが1-0でアウェイ勝ち。
これによりスパーズは勝てば勿論、引き分けでも突破が決まります。
ミランはもう勝つ以外に方法はありません。
2点以上取って勝てばアウェイゴールで逆転突破なんで目指すはそこでしょう。
ミランが1-0で勝った場合のみ延長戦に突入、って事でキックオフです。

もう攻めるしかないミランが攻勢に出る展開、ってのはある程度予想はつきましたがコチラの予想以上にミランが攻めていました。
ボールポゼッションでも上回っていたしね。
ミランが攻めながらもスパーズも実力をしっかり見せつける、って展開になると思ってたんですよ。
ところが想像以上にスパーズはカタかった。
やっぱり緊張するもんなんですね〜。
昨日のバルサもカタかったけど、それ以上やったわ。
これぐらいの大きい舞台は初、って選手が結構多いもんね。
しゃーないか。
そういう意味ではミランは、やっぱり経験豊富ですわ。
大人の強みを感じた試合。

なのでスパーズの逆転負けも十分ありえるな、と思って試合を観ていました。
ノープレッシャーマッチならスパーズが順当に勝てるんやろうけどね〜。
GLでインテル相手にこの場所で披露した内容の再現も可能だったろうけど、かかってる重圧があの頃とは比べモンにならんからね。
攻撃といえばクラウチにロングボールを当てるばかりで、中盤での組み立てなんて無いに等しかった。
だからレノンのスピードを活かしたり、とかそんな事も出来ず。
単独ではレノン突破しまくってましたけど、チームとして狙えてなかったよね。
クラウチもハイボールに勝ちまくってたけど、セカンドボールを拾う人数は常にミランの方が多かった。
ラフィ、ピーナールと2列目の選手を交代させてましたけど問題解決には至らず。
ベイルなんて出てたっけ、ってぐらい存在感無かったしね。
怪我明けやから仕方無いけど。

だから正直スパーズから得点の臭いはしませんでしたね。
惜しいチャンスの質、量を比較してもミランの方が上回っておりました。
ミランが1点取って延長戦突入、って展開になるんじゃないかと。
またそうなってもフロックでも偶然でも幸運でもなんでもないな、と試合終了のホイッスルが吹かれるまで思ってました。

結局ドラマは起きず、スパーズにとっては歓喜のベスト8進出。
しかしながら課題、問題点は山積みとなった試合だったのでレドナップの頭を占めてたのは喜びだけじゃないやろうなぁ。
まぁこういう苦しい試合をものに出来た、ってのは大きい財産になるやろうね。
こういう経験を重ねて強くなっていくのです。
この日のギャラスやゴメスの活躍観てると、経験がある事の大事さがわかりますよね。

さてミラン。
前述したように追いついていても不思議ではなかった試合。
もし追いつけてたら、一気に逆転までいった可能性も高いやろうし。
勝負は紙一重でしたな〜。
でも結局サンシーロで負けるから悪いねん(苦笑)

あとやっぱり攻撃のバリエーションの少なさを感じましたね。
怪我人やら何やらかんやらあるとは思いますが、ベンチにジョーカーどころか攻撃的に切れるカードすら無かったのが苦しい。
セードルフをピルロの位置で起用したのも、結局成功と言えるのかどうか。
やりくり苦しいのは判りますが、守備第一で戦ってきた弊害やね。
ロナウジーニョでも残しておけば切り札になれたのに。

最後にノスタルジックな話を1つ。
フラミニが元アーセナルって事でブーイング受けまくってましたが、それで思い出した事が。
あんなにガナ時代は良い選手やったのにミランに行ってからは・・・。
残念です。