10-11 UEFAチャンピオンズリーグ QF 1st leg

2011.4.5 エスタディオ サンチャゴ ベルナベウ
4
1-0
0
3-0
アデバヨル(4分、エジル)
得点
 
アデバヨル(57分、マルセロ)  
ディマリア(72分、エジル)  
ロナウド(87分、カカ)  
メンバー
1 カシージャス(C)
GK
1 ゴメス
   
4 セルヒオ ラモス
3 ペペ
2 R.カルバーリョ
12 マルセロ
DF
22 チョルルカ
  (80分 19 バソン)
13 ギャラス
20 ドーソン(C)
32 アス=エコット
 
 
24 ケディラ
  (61分 10 L.ディアラ
14 シャビ アロンソ
22 ディ マリア
  (77分 8 カカ)
23 エジル
7 C.ロナウド
MF
30 サンドロ
8 ジーナス
3 ベイル
11 ファン デル ファールト
  (HT  18 デフォー)
14 モドリッチ
 
 
28 アデバヨル
  (75分 20 イグアイン
FW
15 クラウチ
  (15分 退場)
   
       カシジャス

ラモス  ペペ   リッキー  マルセロ

    ケディラ  アロンソ

ディマリア   エジル     ロナウド

       アデバイヨル

布陣
        ゴメス

チョルルカ  ガラス   ドーソン  エコト

    サンドロ   ジェナス

 ベイル    ラフィ    モドリチ

        クラウチ

sub
13 アダン GK GK 23 クディッチーニ
17 アルベロア DF MF 6 ハドルストーン
19 ガライ     21 クラニツァル
11 グラネロ MF FW 9 パブリュチェンコ
ペペ
アデバヨル
イエローカード ファン デル ファールト
クラウチ(×2)
デフォー
レッドカード クラウチ(Y×2)
出場停止選手
ベンゼマ 戦線離脱中選手 ハットン
ウッドゲイト
パラシオス
カブール
レノン
レドリー キング

退場でブチ壊し

いよいよ勝負の、運命の4月に突入です。
各国リーグ、CLも佳境に入ってまいりました。
まず今回は準々決勝第1戦であります。
ウラのカードがインテルとシャルケの「日本人対決」でジャパニーズとしては、そっちに興味持つべきなんだろうけど絶対にコッチの方が良いカードやからね。
フットボールフリーク的な目線で考えれば、こちらを選択するでしょう。
まぁウラはインテルが普通に勝つやろうし。
インテル×バレンシアなら観てんけどなぁ。

さて、舞台はベルナベウであります。
どちらに勝って欲しいは正直難しい。
リーガを代表するクラブとしてマドリーには負けてもらいたくはない。
変なリーグ論争をするわけじゃないけど、イングランドのクラブより下、みたいになるのは嫌。
しかしクレ目線で考えると、準決勝でクラシコ2連発はキツい。
それでなくても、その前にクラシコ2連発あるのでね。
クラシコのバーゲンセールは出来る事なら避けたい。
だからスパーズに勝ってもらいたい気持ちもある・・・。

まぁ1st legなんで競った試合になればそれで良いよ。
2nd legも楽しめるような試合になればね!

って思ってたんですけど、ホワイトハートレーンでの試合は消化試合になっちゃいましたね。
あー、つまんねぇ。
ある意味サイアクな結果だわ。
70分以降の2失点がなけりゃぁ、まだ次も観れた展開にはなってんけどなぁ。
4失点目のシーンなんて、ゴメス完全に集中力切らしてた感じだったし。
ロナウドのボレーシュートが良かったっていうよりは、あれだけ簡単にニア抜かれるのは不味いでしょ。
全く次もあったのに何やってんだか。

勝敗を分けたポイントとしては、やっぱりクラウチの退場があげられるでしょう。
流石に開始15分で1人少なくなるのはキツい。
前線でのスライディング2発でイエロー2枚貰っちゃったんですが、必要無かったよな〜。
やるとしても、もっと上手くやれよ〜。
これでスパーズは4-2-3-1からラフィを前線に据える4-2-2-1にシフトチェンジしたわけですが、攻撃の分厚さ、迫力という点においてスケールダウンしたのは当然でした。

ただベイルはクラウチの退場で甦ったけどね。
元々右SHで先発予定だったレノンが試合前のアップで怪我したらしく、ベイルは右のSHに当初は入れられておりました。
中盤の底にサンドロとモドリッチ、2列目右からレノン、ラフィ、ベイルっていう先発予定だったのを、サンドロとジェナスの中盤底コンビにして2列目をベイル、ラフィ、モドリッチに変更したわけです。
で、右のベイルが全然効いてなかったんですよ。
しかしクラウチの退場によって中盤と前線の構成を変更せざるを得なくなった。
ベイルもわざわざ右に入る必要が無くなった。

最初からベイルが左で先発してたらチョットは展開変わったかな〜。
でもその場合、やっぱり右に入る選手がいないのよねぇ。
想像でしかないですが、あんまり変わらんかった気がするわ。
何故ならスパーズの守備が酷かったから。

1失点目、2失点目と共にアデバヨールがフリーでヘディングしてるんですよね。
もう何やってんねん!!って感じですよ。
スパーズサポからすれば、あろうことかガナーズに在籍してたアデバヨールをフリーにするか!!って心境でしょう。
そして決めさすか!っという。
マドリーのメンバーの中で一番決められたくなかったであろう選手ですから。

この守備の甘さが、もう1つの勝敗を分けたポイントでしょうな。
マドリーの攻撃力が滅茶苦茶あったというよりは、スパーズの守備が脆かった、という印象です。
なにせマドリーの攻撃はエジルがそんなに絡めてなかったし(結果的には2アシストですが)、ロナウドのワンマンプレーも酷かったし。
しっかり抑える所さえ抑えれば勝機あった筈なんですよねぇ。
キッチリと守って、盛んにオーバーラップを仕掛けてくるセルヒオラモス、マルセロのウラをレノンとベイルがカウンターで突く、っていう青写真を試合前は勝手に描いておったのですが・・・。

そういう意味でレノンの故障は痛かったけど、それを補うベンチがいなかったってのがチームとしての限界かな。
後半からデフォーが入りましたけど、ボールにも触れてないんじゃないのか?ってぐらい何も出来ませんでしたしね。
まぁこれはデフォーにのみ責任があるわけではなく、チームとして前線にボールを送れてなかったからってのもあるけど。

どうでもいいけど、怪我してるって言われていたマルセロとロナウド共にフル出場でしたな。
ロナウドは途中でベンチに「代えて」って合図送ってたけど。
ただロナウドに関してはスパーズ側も「怪我の情報は信用してない」って言ってたから"アジジ作戦"にはならんかったけどね。


さて2nd leg。
流石に消化試合を観てる暇は無いので、十中八九観ないでしょう。
前半途中でペペが次節出場停止となる黄紙を貰った時は、「マドリーの不安要素が増える」と喜んだものですが全然問題なくなりました。
来週はウラの「シャルケ×インテル」でも観るか〜、と思ってたんですが何とコチラも消化試合に・・・。
明日のバルサは、これぐらい点差つけて2nd leg消化試合でも全然構わないんですけど、こっち側の試合は白熱して欲しかったなぁ。