14-15 UEFAチャンピオンズリーグ グループB 第3節

2014.10.22 アンフィールド
0
0-3
3
0-0
得点
ロナウド(23分、ハメス) 
ベンゼマ(30分、クロース) 
ベンゼマ(41分、ペペ)  
メンバー
22 ミニョレ
GK
1 カシージャス(C)
2 G.ジョンソン
37 シュクルテル
6 ロヴレン
18 アルベルト モレーノ
DF
17 アルベロア
3 ペペ
2 ヴァラン
12 マルセロ
  (85分 18 ナチョ )
8 ジェラード(C)
14 ヘンダーソン
  (67分 23 ツャン)
24 アレン
10 コウチーニョ
  (68分 50 マルコビッチ)
31 スターリング
MF
19 モドリッチ
8 トニ クロース
  (81分 24 イジャラメンディ)
10 ハメス ロドリゲス
23 イスコ
45 バロテッリ
  (HT 20 ララーナ)
FW
9 ベンゼマ
7 C.ロナウド
  (75分 6 ケディラ )
   
          ミニョレ
グレン  シュクル   ロヴレン  モレノ
         ジェラード
   ヘンダソン      アレン
         コウチニョ     スタリン
         バロテッリ
布陣

          カシジャス

アルベロア  ペペ   バラン  マルセロ

       モドリチ  クロース

  ハメス              イスコ

       ベンゼマ  ロナウド

sub
1 ジョーンズ GK GK 13 ナバス
4 コロ トゥーレ DF DF 15 カルバハル
19 マンキージョ   MF 26 メドラン
9 ランバート FW FW 14 チチャリート
イエローカード トニ クロース
レッドカード
出場停止選手
スタリッジ
サコ
フラナガン
戦線離脱中選手 ベイル
ヘセ
セルヒオ ラモス
コエントラン

沈黙のアンフィールド

■試合前の状況

リバポ1勝1敗。マドリー2連勝という状態で迎えた第3節。
リバポは勝てばマドリーに並べます。
ホームやしね。

今季あまり成績が芳しくないリバポですが、
直近のプレミアでは2連勝してますし、やや調子は上向きか。
QPR戦は劇的な勝利やったし。

一方のマドリーは、現在絶好調。
公式戦7連勝中なんですけど、その7試合で32得点。
大爆発ですな。
このマドリー相手に競った試合が出来れば、リバポの実力も本物というものです。


■悪くなかった立ち上がり

序盤は五分五分の展開だったと思う。
ベイルを怪我で欠くマドリーは、↑図の様な4-4-2の布陣。
ロナウドが左に、ハメスが右に開き3トップの様なカタチになる時間もありましたけどね。

リバポはコウチーニョがフリーマンの様な振る舞いで自由自在に動き、ここでチャンスが作れておりました。
基本は中央でしたが、前後左右幅広い動き。
10番たる価値は証明していたと思います。
競った試合になるかな、という予感が漂う立ち上がりでした。


■ズルズルと3失点

ところが試合は急展開します。
1つのゴールが決まると流れは一方的に。

そんな先制点は、ロナウドとハメスのワンツー。
ここしかないタイミングで出したハメスと、ここしかないタイミングでシュートを放ったロナウド。
これが2人合わせて200億円以上する選手の連携なんやろうな。

リバポとして悔やまれるのは、この失点よりもむしろその後か。
ベンゼマに2ゴールを献上したけど、集中して抑えていれば防げた失点だったと思います。
特にCKからの失点は勿体無かったなぁ。


■後半は見所一切無し

前半で試合が決まった事もあり、後半はユルいムードで進みました。
前半終了間際のコウチーニョのミドルがポストに嫌われてなければ、まだ可能性はあったんやろうけどね。

前半全くフィットしてなかったバロテッリを下げたのは当然の策だったとは思いますが、決まった試合を動かすというのは中々困難。
ララナを中盤に入れてゼロトップ的な布陣にしてみたりとか。
ツァンとマルコビッチを同時投入して活性化させたりとか。
打てる手は打ったと思いますが、より実力差は浮き彫りになってしまったかな。

マドリーはロナウドやクロースを休ませる余裕の采配。
クラシコに向けて弾みをつけさせてしまったな。

ベイルはおらんけど、イスコが中盤で輝いてるしね。
昨季はノーインパクトに終わったと言っても過言ではなかったイスコやけど、
今日は持ち前の技巧を遺憾なく発揮してました。
モドリッチとクロースのコンビも、前に観た試合より格段にバランス良くなってたし。
隙があるとすれば、カシージャスぐらい?
好調ぶりが頷ける内容と結果でした。

まぁクラシコが楽しみになってきたのも事実。
好調なマドリーを倒してこそ、より一層勝利の価値は上がるというもの。
このマドリーをベルナベウで沈黙させる事が出来たならば、ウチにとっても大きな自信になりますよ。
やってやれ!ブラウグラーナ!!!