14-15 UEFAチャンピオンズリーグ QF 2nd leg

2015.04.21 アリアンツ アレーナ
6
5-0
1
1-1
チアゴ(14分、ベルナト)
得点
マルティネス(73分、エレーラ)
ボアテング(22分、バドシュトゥバー)   
レバンドフスキ(27分、ミュラー)  
ミュラー(36分、チアゴ)   
レバンドフスキ(40分、ミュラー)   
シャビアロンソ(88分、直接FK)   
メンバー
1  ノイアー
GK
12 ファビアーノ
13  ラフィーニャ
  (72分 20 ロデ)
17  ボアテング
28 バドシュトゥバー
18 ベルナト
DF
13 レジェス
  (33分 21 リカルド)
4 マイコン
5 マルカノ
  (87分 退場)
3 マルティンス インディ
3 シャビ アロンソ
21  ラーム(C)
6  チアゴ
  (90分 4  ダンテ)
MF
6 カゼミーロ
16 エクトル エレーラ
30 オリベル
9 レバンドフスキ
25  ミュラー
19  ゲッツェ
  (86分 30  ウェイザー)
FW
9 マルティネス(C)
7 クァレスマ
  (HT 36 ルベン ネベス)
8 ブライミ
  (67分 15 エバンドロ)
   
          ノイアー
ラファ  ボアテン   バトシュ  ベルナト
          アロンソ
      ラーム      チアゴ
ミュラー                ゲッツェ
         レバンドフスキ
布陣

          ファビアノ

レジェス  マイコン   マルカノ  インディ

           カゼミロ

       エレラ     オリベル

カレスマ                 ブライミ

           マルチネス

sub
23 レイナ GK GK 1 エウトン
16 ガウディーノ MF FW 10 キンテーロ
31  シュヴァインシュタイガー     17 エルナーニ
14  ピサーロ FW   99 アブバカル
バドシュトゥバー イエローカード マルカノ(×2)
マルティネス
エクトル エレーラ
リカルド
レッドカード マルカノ(Y×2)
出場停止選手 アレックス サンドロ
ダニーロ
アラバ
ベナティア
ハビ マルティネス
ロッベン
シュタルケ
リベリ
戦線離脱中選手 テージョ

心配はしてなかったけどね(笑)

■試合前の状況

1st legはポルトが3-1で勝利。
バイエルンとすればアウェイだったとはいえ、まさかの展開だった筈。
いや、観ている我々の方が驚いたか。
絶対王者、優勝候補筆頭のバイエルンが、このステージで敗退してしまうのか!?
全世界注目の一戦となりました。


■序盤からバイエルンが圧倒。

ひとまず2点が絶対に必要なバイエルン。
そう攻めるしかないんです。
1st leg同様に怪我人が多い状態は変わりませんが、やるしかないんです。
シュバインシュタイガーは強行ベンチ入りだとか。

レバンドフスキのポスト直撃シュートを皮切りに、ポルトを押し込みまくりましたね。
そんでもってチアゴとボアテングのヘッド2発で早くもミッション達成。

や、やっぱ強いよ・・・。

何気にチアゴが1st legに続いて2試合連続ゴールってのはクレ的に嬉しかったり。


■その後も緩めず、前半だけでマニータ達成。

2-0として勝ち上がり条件を整えてからも、バイエルンは止まりませんでした。
ミュラーのミドルみたいに、DFに当たってコースが変わったラッキーゴールもあったけどね。
そういう運も味方しつつ、HTの頃には「5」という数字がスコアボードに輝いておりました。

レバンドフスキのヘッドとか完璧やったし、結果も内容も文句無しの前半。
ポルトの攻めてるシーン?
う〜ん、記憶に無い。
3点取られてからでも「1点取れば延長」。
4点取られてからでも「2点取れば逆転」。
みたいな希望を胸に抱いて戦っていたであろうポルト。
しかし5点の壁は厚いわな。
3点取るのは厳しいわな、って事で終戦。


■後半は省エネ。

何も見所は無かった45分間でしたね。
1st legで活躍したクァレスマを下げたりして手を打ってきたポルトでしたが、3点は無理でした。

双方1点ずつ追加したけどね。
シャビアロンソのFKなんか蹴る前から入る予感プンプンしてたしね。
つまりそういう試合特有の雰囲気があったのです

ペップはそれでも終了間際ぐらいまで選手を代えたりもせず戦ってきました。
ラフィーニャも怪我での交代やったし。
ゴレアーダの試合でも満足しない、ってのはバルサ時代から変わらないペップの姿やな〜。


■総括
・圧倒的すぎたバイエルン
・本来の実力差なのかもしれんがポルトは無力
・MOMはチアゴ

って試合でした。

ポルトはバスを並べる事もなく、いつも通りの自分達のスタイルのサッカーをやった印象。
そりゃぁ力負けしますよ。
その姿勢は「買い」やけど、現実を見せつけられましたね。

多少ひいき目もあるけど、チアゴは頑張ってたと思う。
中盤でゲームメイカーとして君臨してたし、体ごと飛び込んだヘディングゴールも鳥肌モノやった。
あの時点では大量得点の試合ゆえの余裕さも無かったら、非常に価値も高かったし。

後は左SBのベルナトも良かったな。
攻め上がり、クロスの質、ディフェンス、全てにおいてバッチリでした。
バトシュトゥーバーが怪我から完全復活してたのも嬉しかった。

バイエルンの次の相手は、どこになりますかね。
まぁどこがきても、これに「ロッベリー」がプラスされる事を考えたら死角はありませんよ。