14-15 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第5節

2014.11.25 GSPスタジアム
0
0-2
4
0-2
得点
スアレス(27分、アルバ)
  メッシ(38分、ラフィーニャ) 
  メッシ(58分、アウベス) 
  メッシ(87分、ペドロ) 
メンバー
78 ウルコ パルド
GK
1 テア シュテーゲン
28 マリオ セルジオ
3 ジョアン ギリェルメ
  (84分 退場)
5 カルロン
15 アントニアデス
DF
22  D.アウベス
3  ピケ
15  バルトラ
18  ジョルディ アルバ
  (62分  21  アドリアーノ
16 ヴィニシウス
  (74分 79 ジェブール)
26 ヌーノ モライス(C)
8 チアゴ ゴメス
46 アロネフティス
  (HT 7 エフレム)
MF
14  マスチェラーノ
4 ラキティッチ
  (62分 6  チャビ)
12 ラフィーニャ
  (70分 退場
 
21 マンドゥーカ
  (63分 30 デ ビンチェンティ)
9 シェリダン
FW
9  ルイス スアレス
  (77分 5  セルヒオ ブスケッツ)
10  メッシ(C)
7  ペドロ
   

         パルド

マリオ  ギジェ   カルロン  アントニ

ゴメス  モライス  ビニシウ  アロネフ

      マンドゥカ シェリダン

布陣

      シュテーゲン

ダニ  ピケ   バルトラ  アルバ

      マスチェラーノ

   ラキティチ    ラファ

メッシ              ペドロ

         スアレス

sub
22 ヒオティス GK GK 13 ブラボ
6 リーセ DF DF 24 マテュー
23 パパゾグル   FW 11  ネイマール
11 アレクサンドロー MF   31 ムニル
ジョアン ギリェルメ(×2)
カルロン
イエローカード D.アウベス
ラフィーニャ(×2)
ジョアン ギリェルメ(Y×2) レッドカード ラフィーニャ(Y×2)
出場停止選手
戦線離脱中選手 ヴェルメーレン
イニエスタ

連夜のメッシ・ナイト

■試合前の状況

バルサは既にGL突破を決めています。
つまり今日は消化試合。
GL首位は決まってないとはいえ、そんなに優先度高い項目でもないしね。

現在最下位のアポエルは、まだ3位の可能性が残ってるので勝ちたい試合かな。
ビッグクラブにとっては何ら得るものがないELでも、このキプロスの小クラブにとっては大きな大会でしょうから。
今日のシチュエーションならば、バルサの足元をすくえるチャンスは充分あるでしょうしね。


■バルサのスタメンについて

直前のLigaからの変更箇所は5つ。
若干主力を休ませてきました。

ベンチ外が続くモントーヤやドウグラスも使って良いんじゃないかと思ったんですがね。
そこはアウベスが連投を続けております。
右ラテラルに関しては、ダニさんが信頼されてるのか、それとも他のメンツの信頼が無いのか・・・。


■攻勢のバルサ

中盤の3枚(マスチェ、ラキティッチ、ラファ)の構成が未知数と言えば未知数だったので、
そこが不安要素であったバルサ。
上手く攻撃を組み立てられるのか?ってね。

ところがどっこい、試合は終始バルサペースで進みます。
中盤の3枚が良かったってよりは、アポエルが弱すぎた!?
次々とチャンスが産まれてましたよ。

この日はメッシが右サイドの中盤の様な位置取りをする事も多く、そこで試合を組み立てててた、って事もあったね。


■待望のスアレス

メッシやスアレスやアルバに決定機があり、先制点も時間の問題と思っていた30分頃。
ようやくスアレスちゃんに移籍後初ゴールが産れました。

いや〜、待ってました。
これまでもゴールこそ無かったものの動きは悪くなかっただけに特に心配はしてなかったけどね。
でもやっぱりデランテーロはゴールを奪ってこそ。
これで益々危険度は増す事でしょう。

そんでもって、これがゴラッソやったのも大きい。
トラップすると見せかけての反転で、簡単にDFをかわしGKの動きを見極めたテクニカルショット。
これが昨季プレミアで30点以上取った男の実力ですよ。
お見事!


■メッシが2試合連続

70%以上のポゼッションを誇り、チャンスの山を築いていたバルサ。
そんなバルサが先制したんですから、もう試合は決まったようなもの。
この後もゴールショーが繰り広げられましたよ。

その主役は今日もメッシ。
直前のLigaでもハットトリックを決めていたのですが、今日もハット。
つまり公式戦2試合連続ハットトリック。
しかもしかも、どちらも新記録付きですからね。

LigaでもCLでも通算得点記録の新記録を樹立ですわ。
この数日で、タイミングが重なるもんですね〜。
CLの方はCR7が間近に迫っているので、今後も抜きつ抜かれつが続くでしょう。
ま、本人はさほど記録なんて気にしてないでしょうがね。

それよりも今日は全て右足でのゴールだったってのが、面白い。
3点とも利き足ではないほうで、尚且つ難易度の高いのを決めましたよ。
3点目は押し込むだけやったけど、1点目は強シュートの角度を変えなければならなかったし、2点目も技術が要求されるループシュート。
この多彩さがあってこその、ゴール記録なんやろうな〜と思いました。


■総括

・消化試合でもバルサ圧倒
・アポエルのチャンスは1回ぐらい
・ラファの退場も影響無し


簡単に言うと、こんな試合。
ラフィーニャがドブレアマリージャで退場しましたが、それでも押し込みまくってたのはバルサ。
ま、その10分後ぐらいに相手も退場したので数的不利な時間は短かったけどね。

そんなアポエルの唯一のチャンスもシュテーゲンがパラドン。
右手一本で華麗にストップしましたが、これは価値あるものでした。
いや、決められててもバルサの圧勝に変わりは無かったよ。
何が価値あるって、GKのスタメン争いね。
シュテーゲンも負けてないよ、って所を見せられたのは価値がある。
こういう集中力を保つのが難しい試合の中でのパラドンやからね。
決してブラボが安泰って訳ではないのよね。

ああラフィーニャも退場はしたけど、プレーとしては悪くはなかった。
アポエルぐらいの相手ならテクニックも存分に見せつけられるよね、って感じ。
ただ退場しそうな気配はプンプンしてただけに、チャビを入れる際ラキティッチじゃなくてラファでも良かったかなーって思った。
ま、そのあたりはエンリケ兄貴の修行が必要って事で。