14-15 UEFAチャンピオンズリーグ グループF 第4節 |
||||
2014.11.5 アムステルダム アレナ
|
||||
0
|
0-1
|
2
|
||
0-1
|
||||
得点
|
メッシ(36分、バルトラ) | |||
メッシ(76分、ペドロ) | ||||
メンバー
|
||||
22 シレセン |
GK
|
1 テア シュテーゲン | ||
2 ファン ライン 3 フェルトマン (71分 退場) 4 モイサンデル(C) 5 ボイレセン |
DF
|
22 D.アウベス (83分 21 アドリアーノ) 15 バルトラ 14 マスチェラーノ 18 ジョルディ アルバ |
||
25 セレーロ (80分 24 デンスヴィル) 10 クラーセン 16 アンデルセン (72分 12 リーデバルト) |
MF
|
5 セルヒオ ブスケッツ 4 ラキティッチ (80分 12 ラフィーニャ) 6 チャビ(C) |
||
9 シグソールソン (62分 19 ミリク) 21 エル=ガジ 20 シェーネ |
FW
|
10 メッシ 9 ルイス スアレス 11 ネイマール (74分 7 ペドロ) |
||
シレセン ライン フェルト モイサン ボイレ セレロ クラセン アンデル エルガジ シェネ シグソールソン |
布陣
|
シュテーゲン ダニ バルトラ マスチェ アルバ ブスケ ラキティッチ チャビ メッシ スアレス ネイマール |
||
sub
|
||||
33 ブール | GK | GK | 13 ブラボ | |
26 フィールヘフェール | DF | DF | 3 ピケ | |
32 ジムリング | MF | 16 ドウグラス | ||
11 キシュナ | FW | FW | 31 ムニル | |
フェルトマン(×2) モイサンデル エル=ガジ |
イエローカード | D.アウベス マスチェラーノ ジョルディ アルバ |
||
フェルトマン(Y×2) | レッドカード | |||
出場停止選手 | ||||
フィッシャー | 戦線離脱中選手 | マテュー イニエスタ セルジ ロベルト |
勿体無いGL敗退
■試合前の状況
バルサは直近の試合で2連敗しております。
ムードは決して良くないであろう中でのアムステルダム遠征。
ここで勝利を収め、少しは前向きにいきたい所。
一方のアヤックスは、前回バルサに負けてからの公式戦3試合で、
3点、4点、4点と攻撃陣が爆発しての3連勝を達成。
そりゃまぁ相手のレベルとかがアレやから、単純に比較は出来へんけど
どちらが調子が良いかと問われれば、その答えは火を見るよりも明らかです。
■バルサのスタメンについて
直前のセルタ戦からの変更箇所は3つ。
まずポルテーロはCL仕様でシュテーゲン。
セントラルに怪我のマテューの代わりにバルトラが入り、
中盤ではラフィーニャではなくチャビを起用。
もっと代えてくるかと思ってたので意外でした。
2連敗で、ちょっと余裕が無くなったかな、ルーチョ?
■躍動するアヤックス
現在の調子の違いが出たような前半でした。
アグレッシブにハイプレスを仕掛け、可能性のある攻撃を披露したアヤックス。
ポゼッションでも上回り、内容では圧倒した、と言っても良いぐらいでした。
崩したシーンも多かったし、アルバのハンドが見逃されてなかったらPKもゲットしていた事でしょう。
アヤックスが先制しても何らおかしくない前半でした。
シュテーゲンのパラドンが無かったら、とか思うとね。
■わりとラッキーだった先制点
そんな中で先制したのはバルサ。
いつもならバルサが攻めながらも点が奪えずカウンターで失点、みたいな事が多いんですがね。
今日は逆でした。
FK崩れから意図したボールの繋ぎではなかっけど、メッシのバックヘッドが炸裂しましたね。
炸裂って言ってもバチーーンって感じではなかったよ。
ギリギリクリアされない幸運さも手伝いました。
こういう事があるのもフットボールやね。
■どこかチグハグなバルサ
内容で負けてた事から考えると当然やねんけど、出来は良くなかった。
ネイマールは元気やけど、他の選手の動きは重い。
スアレスも古巣相手に気負ってる?
なーんかピリッとしない前半やったな。
■常勝チームの風格
不安が先行する中で後半スタート。
しかしながら、ここからは安心して観てられました。
危なかったシーンはポストをかすめたヘディングを撃たれたトコぐらいやったかと。
それ意外は余裕を持ってボール回せたし、当然の事ながらポゼッションでも圧倒出来ました。
アヤックスは前半で力尽きた?
やりたい事は出来たのに負けてるという状況で苦しくなった??
いずれにせよ、バルサが強さを発揮出来た後半とも言える。
これが近年積み重ねてきた勝利の歴史ですかね。
■仕上げもメッシ
苦しくなったアヤックスはファウルが増えます。
フェルトマンもドブレアマリージャで退場しちゃいます。
ちょっと試合の流れは決まっちゃったかな〜って感じでしたが、ここでキッチリとトドメを刺せたのが大きかった。
それが勝利に繋がった。
残念ながらスアレスはGKとの1対1を止められたりして、決め損ないましたけどね。
でもウチには大エースが居るんですよ。
メッシが今日2点目を決めて、試合も決めると共にCL通算ゴール数でも歴代トップに。
ラウルと並ぶ71点目です。
そんなメモリアル弾を導いたのは盟友ペドロ。
交代直後、僅か1分で結果を出しましたよ。
完璧なアシストやったね。
今日も絶好調だったネイマールを下げるという不可解な交代をしたエンリケ兄貴でしたが、
ペドロがすぐに結果を出したので、何も言いません。
■総括
・前半はアヤックスが圧倒
・でもバルサが先制し、流れを引き寄せる
・後半は余裕の展開でバルサ勝利
と、そんな感じの試合でした。
まだまだ課題は多いけどね。
スアレスをどうフィットさせるかとか。
でも価値ある1勝にはなったと思いますよ。
これでGL突破も決まったし、残り2試合は消化試合に出来ましたので。
一方のアヤックスは勿体無かったな。
前半の内容を見るにつけ、やっぱり素晴らしいチームなんですよ。
タタではなくフランク兄さんを去年招聘すべきだったんですよ、バルサのフロントは。
これだけ何年もバルサ哲学にも合うスタイルで結果を残し続けてるデブールを何故無視してるんかな〜?
あんまりこんな事は言いたくないけど、もしルーチョ政権が失敗に終わったら、その時こそ獲らなダメですよ!