13-14 UEFAスーパーカップ

2013.8.30 スタディオン エデン
2
0-1
2
1-0
0-1
1-0
リベリ(47分、クロース)
得点
トーレス(8分、シュールレ)
ハビ・マルティネス(ex30+1分、ダンテ) アザール(ex3分)
メンバー
1  ノイアー
GK
1 ツェフ
 


 
13  ラフィーニャ
  (56分 8  ハビ マルティネス
17  ボアテング
4  ダンテ
27  アラバ
DF
2 イバノビッチ
24 G.ケイヒル
4 ダビド ルイス
3 アシュリー コール
 
 
39  クロース
21  ラーム(C)
25  ミュラー
  (71分 
19  ゲッツェ
MF
7 ラミレス
  (85分 退場)
8 ランパード(C)
14 シュールレ
  (87分 12 ミケル)
11 オスカル
17 アザール
  (ex23分 26 テリー)
 
 
9  マンジュキッチ
10  ロッベン
  (ex5分 
11  シャキリ
7  リベリ
FW
9 F.トーレス
  (ex7分 18 ルカク)
 


 
         ノイアー

ラファ  ボアテン   ダンテ  アラバ

         クロース

     ラーム      ミュラー

ロッベン                リベリ

         マンジュキッチ

布陣
          ツェフ

イバノ  ケイヒル   ルイス  コール

      ラミレス  ランプス

 シュルレ  オスカル  アザール

        トーレス

sub
22  シュタルケ GK GK 23 シュウォーツァー
5  ヴァン ブイテン DF DF 28 アスピリクエタ
26  コンテント   MF 5 エッシェン
14  ピサーロ FW FW
10 マタ
リベリ
ボアテング
イエローカード イバノビッチ
アシュリー コール
ダビド ルイス
ラミレス(×2)
F.トーレス
G.ケイヒル
ルカク

レッドカード ラミレス(Y×2)

出場停止選手
バドシュトゥバー
チアゴ
シュヴァインシュタイガー
戦線離脱中選手

ペップvsモウ

まぁまぁな試合でしたね。
凡戦ではなかったけど、それほど面白い試合でもなかった、っていう。
ぼちぼち楽しめた試合でした。


普通ならね、スーパーカップなんて観ませんよ。
タイトルマッチとはいえ、どちらかというと非公式戦の色合いが強い試合ですからね。
バルサ絡みでもない限り、観てはいなかった。

でも今季は違います。
なにせペップvsモウ、1年のブランクを経ての邂逅ですから。

これは観ないとねー。
ペップ好きとしても、そしてアンチモウとしても。
ペップがどういう内容のフットボールを目指しているのかも気になるし、モウがどんな糞サッカーをするのかも気になりますから。

そういう意味で「ぼちぼち楽しめた試合」になったのかな、と。
注目ポイントが幾つかあったので、凡戦っぽい試合の中でも楽しめたのかな、と。

まずはラームの起用法ね。
PSMでは怪我人続出や選手の代表招集などで「やむなく」ラームを2列目中央で使っています、というようなアナウンスでした。
しかしながら、この日も先発で中央で出てきましたね。
バルサで言うならばチャビのポジションですよ。
かなりのキーポジションですよ。
中盤の真ん中のポジションは、ハビマルティネスもいればシュヴァインシュタイガーもいる。
ミュラーもクロースもゲッツェもチアゴもいる。
ティモシュクとルイスグスタボを放出した後でさえ、これだけのメンバーが揃っているのです。
ハッキリ言って、世界No.1の質と量ですよ。
そんなポジションに言わば素人のラームが入る余地があるのか?
普通に考えれば無いんですが、この日はあったみたいです。
事情は詳しく知らないんで、あれなんですけどシュバイニはベンチにも居なかったって事は怪我なんかな?
チアゴは怪我らしいし、ゲッツェも怪我明けらしい。
ハビマルティネスのベンチスタートは意図不明。
フルタイム出場は出来ない状態だったんかね?
途中から出てきましたが、すこぶる元気やってんけど。
もしハビマルが万全なのに外したというのなら、これはペップ間違いだと思いますよ。
バルサ時代もビッグマッチほどサプライズ起用をしてきたペップですが、今の段階のバイエルンですべき事のようには思えない。
普通にハビマルとクロース、ミュラーのトリオを先発で使った方が良かったと思う。

結局ラームはチャビのポジションに居座ったものの、安全なパス回しに終始するだけで怖さは全く無し。
ハビマルとゲッツェが投入されてからは主戦場の右SBに戻っていきました。
ゲッツェは怪我上がりってのと、新加入チームゆえのコンビネーション不足で、あまり動きは良くなかった。
これはもう仕方がない。
それでもラームよりは危険度高かったと思いますが、そこはまぁ許せる範囲。
でもハビマルはなぁ〜。素直に先発でも良かったんちゃうんかなー。

ラフィーニャを気に入ってるんか?と思いきや、最初の交代はラフィーニャやったし。
シャキリの投入も完全なるハズレ。
(個人的にはシャキリ好きやねんけど、この日はミスばかりやったな。決定機も外すし)
ラフィーニャ、シャキリといった前政権で重用されなかった選手を使い、絶対的キャプテンをポジション変更。
しかし、その全てが上手くいってるとは言いがたい。
これではアンチペップが言う「ハインケスとの違いを出したいが為の選手起用」って批判に返す言葉も見つかりませんわ。

ま、全てはシーズン終わってからの結果やけどね。
幾多の困難をバルサでも乗り越えてきたペップなんで、素人の考えが及ばない所はあると思います。
今やいやい言うのは時期尚早ってもんやでな。

内容にしても、そう。
今の段階でオモシロくないのは仕方ない。
得点はリベリの個人技ミドルシュートと、土壇場パワープレーからのコボレ球PUSH。
マンジュキッチの良さは全く発揮されず、攻撃は個人の発想に依る部分が大きかった。
ボール支配率が6割を超え、シュートも35本以上と圧倒的に攻めましたが、これはチェルシーが攻めてこなかったから、ってのも大きい。
あれだけチェルシーが引くとね、否が応でも分厚い攻めが出来るわな。
それでも延長後半ロスタイム、最後の最後、ラストワンプレーで追いついた精神力は凄いけどね。


チェルシーは、相変わらずツマラナイ感じでしたね。
なんであんなに引きまくってたんでしょ。
ラミレスが退場になったから?
うーん、そんなん関係無くその前からディフェンス一辺倒やったからなー。
ラミレスのダブルイエローなんて、またポルケーニョの記者会見言い訳材料を与えたまでに過ぎませんよ。

カウンターからトーレスがゴラッソボレーを決めて幸先良く先制したんやし、延長に入ってからも先手を取ったのはチェルシーやってんから。
もっと戦い方あったやろうに。
(それにしてもアザールの得点シーンでのバイエルンの守りは酷かった。
ラームとボアテングが、ほぼ棒立ちでしたからね。
あれはノイアー怒って当たり前な所ですわ。
このレベルっていうか、プロの試合ではお目にかかれないレベルのプレーでした)
まぁモウリーニョの限界は既に見えてる、って感じかね。
カウンターとセットプレーでのデンジャラス度は相変わらず高かったので、今季も効率良く勝ち点は稼ぎそうですけどね。
それなりには勝つやろうけど、今年優勝したとしても、来年か再来年また求心力失ってサヨナラってパターンでしょ?
お笑いやな。



この試合のMOM?
それはチェフでしょうな。
何本止めましたかね?
しかもパラドンばっかりやったでしょ。
PKで1本もストップ出来なかったので、そこばかりがクローズアップされてるかもしれませんが、120分の試合の中では鉄壁でした。
文句のつけようがない素晴らしさでしたよ。





【PK戦】
アラバ○、クロース○、ラーム○、リベリ○、シャチリ○
ダヴィジ・ルイス○、オスカル○、ランパード○、A・コール○、ルカク×