11-12 UEFAチャンピオンズリーグ SF 1st leg

2012.4.18 スタンフォード ブリッジ
1
1-0
0
0-0
ドログバ(45+2分、ラミレス)
得点
 
メンバー
1 ツェフ
GK
1 バルデス
   
2 イバノビッチ
24 G.ケイヒル
26 テリー(C)
3 アシュリー コール
DF
2 D.アウベス
5 プジョル(C)
14 マスチェラーノ
21 アドリアーノ
 
 
12 ミケル
10 マタ
  (74分 21 S.カルー
8 ランパード
16 ラウル メイレレス
7 ラミレス
  (88分 17 ボジングワ)
MF
16 セルヒオ ブスケッツ
6 チャビ
  (87分 39 クエンカ)
4 セスク
  (78分 11 チアゴ アルカンタラ
 
 
11 ドログバ
FW
10 メッシ
9 アレクシス サンチェス
  (66分 17 ペドロ
8 イニエスタ
   
         ツェフ

イバノ  ケイヒル   テリー  コール

         ミケル

マタ   ランプス   ラウル ラミレス

        ドログバ

布陣

      バルデス

ダニ  プジ   マスケ  アドリ  

      ブスケ

   チャビ   セスク     

      メッシ 

 アレクシス     イニ

sub
22 ターンブル GK GK 13 ピント
5 エッシェン MF DF 3 ピケ
15 マルダ     32 バルトラ
9 F.トーレス FW MF 15 Se.ケイタ
23 スターリッジ  
ラミレス
ドログバ
イエローカード セルヒオ ブスケッツ
ペドロ
レッドカード
出場停止選手
ダビド ルイス 戦線離脱中選手 アビダル
フォンタス
アフェライ
ビジャ

ひたすら、ただひたすらに守るチェルシー

これがフットボール、っていう試合でしたね。
バルサは負けるべくして負けました。
あれだけチャンス外してたら、そりゃぁ負けますよ。

試合内容的には、バルサが圧倒しておりました。
立ち上がり早々のボールポゼッションは8割を超え、最終的なトータルでも70%を記録。
いつもながらにボールは完全に制圧させて頂きました。
そんでもって、そこから大量のチャンスを作り出したのも、いつもの事。
アレクシスのバー直撃弾やら、セスクの2度の超絶決定機やら、アドリアーノのミドルやら、ペドロのポスト弾やら、最後の最後のブスケの特大決定機やら。
もう何度頭を抱えた事か。
いずれも普通に決まってておかしくないものばかりでした。
セスクの決定力はどこへ行ってしまった??

シュート自体もバルサは25本ぐらい放ちましたよね。
対するチェルシーは3本ぐらいか。
決定機も得点シーン含めても2回ぐらい。
CKの数も当然バルサが圧倒で、と数字だけで見れば3-0、5-0な試合でしたよ。

ところが、結果はチェルシーが1-0で勝利。
まぁこれがフットボールです。
決める時に決められなかったチームは負ける、という当たり前の話がロンドンであっただけの事です。
そしてこれがチェルシースタイルですわ。
ディマッテオが復活させたというか、モウリーニョ時代に戻しただけのチェルシースタイルですわ。
いやでも、モウリーニョ時代よりも酷いかな。
そんなに引いちゃうの?ってぐらいに引いてましたからね。
ゴール前にラインを2つ敷いて、ドログバまでもが後ろで構える超守備的システム。
雨の中かけつけたロンドンっ子に、こんなん見せて良いのか?
こんな姿を見せて良いのか?って思ったけど、チェルサポは最後えらい喜んでたしOKなんかねー。

バルサとしては、これをカンプノウでの2nd legでも続けるのみです。
スタイルに間違いは無いし、崩せる事も証明出来たので不安になる事は何もありません。
後は決める所を決めるだけ。
まぁそれが一番難しいねんけどね。
でも普通にやれば、普通に3-0ぐらいいけますわ。

P.S.
あとバルサの敗因として、この試合を軽視していた面もあると思います。
チャンピオンズの準決勝を軽視、というとおかしなハナシですが、この試合は久々の「負けても良い試合」だったのです。
リーガでは、ずーーーと引き分けすら許されない試合を続けてきているバルサ。
そしてその全てを勝ってきたバルサ。
そんでもって、この数日後にはクラシコ。
チェルシー戦は、ちょっとしたエアポケットだったんですよ。
大敗さえしなければ2nd legで取り返せる、という余裕が絶対にあった筈。
でも選手を責める事は出来ませんよ。
あれだけ長期間緊張感が続いてる事自体が奇跡的なハナシですから。