11-12 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 1st leg

2012.2.14 バイアレナ
1
0-1
3
1-2
カドレツ(52分、チョルルカ)
得点
アレクシス(41分、メッシ)
  アレクシス(55分、セスク)
  メッシ(88分、アウベス)
メンバー
23 レノ
GK
1 バルデス
   
14 チョルルカ
  (90+1分 20 ダ コスタ)
2 シュバーブ
5 M.フリードリヒ
24 カドレツ
DF
2 D.アウベス
14 マスチェラーノ
5 プジョル(C)
22 アビダル
 
 
3 ライナルツ
10 レナト アウグスト
8 L.ベンダー
6 ロルフェス(C)
  (77分 11 キースリンク)
27 カストロ
MF
16 セルヒオ ブスケッツ
4 セスク
8 イニエスタ
  (61分 11 チアゴ アルカンタラ
 
 
9 シュールレ
  (90分 38 ベララビ)
FW
10 メッシ
9 アレクシス サンチェス
  (86分 39 クエンカ)
21 アドリアーノ
  (70分 17 ペドロ
   
          レノ

チョルルカ  シュバブ   フリードリヒ  カドレツ

        ライナルツ

レナト  ベンダ   ロルフェス  カストロ

        シュールレ

布陣

        バルデス

アウベス  マスケ   プジ  アビダル

         ブスケ

     セスク     イニ

         メッシ

  アレクシス       アドリ

sub
22 イェルデル GK GK 13 ピント
4 オツィプカ DF DF 32 バルトラ
21 トプラク   MF 28 ジョナタン ドス サントス
17 オルテガ MF   30 セルジ ロベルト
チョルルカ
シュバーブ
カストロ
イエローカード チアゴ アルカンタラ
レッドカード
出場停止選手
アドラー
バルネッタ
バラック
サム
デルディヨク
戦線離脱中選手 アフェライ
チャビ
フォンタス
ビジャ

臆病なレバークーゼン

直前のリーガで負けてしまい、少し暗雲が立ちこめているバルサ。
もうリーガは、かなり厳しくなってしまいましたからね。
でも、まだまだ諦めるわけにはいかない!
なので、そんなムードを払拭する結果が求められたゲームでした。
本来アウェイの1st legなんて、得点取っての引き分けなら「成功」と言えるんですが、今は贅沢にも「勝利」が求められていたんですよ。

そして、選手達はその期待に応えたよ。
やってくれたよ、ブラウグラナの戦士達は。

前半からね、件のオサスナ戦とは見違える出来でしたよ。
しっかりとボールはキープ出来てたし、相手にチャンスを作らせなかった。
やはり中盤の人間の違いなのか?
この日の中盤トリオは、怪我から戻ってきたばかりのブスケ&イニエスタに、セスクという構成でした。
彼等とオサスナ戦のトリオ(マスチェラーノ&チアゴ&セルジ・ロベルト)を比べるのは、可哀想ってなもんか。
ってか、チャビは大丈夫なのか?
オサスナ戦は温存されて、この試合に集中!と思われてたんですけど、なんとベンチ外。
こりゃ普通に怪我しとるで・・・。
(その後、知ったのですがやっぱり怪我やったらしい)
ピケも揃ってスタンド観戦してましたが、こちらはどうやら懲罰的なもんみたいです。
ペップは決して認めなかったけど、最近のピケのパフォーマンスから考えるとね。
まぁ寒い寒いスタンドで少しは頭を冷やしてもらい、これをキッカケに奮起してもらえれば。
ってなわけで、ベンチはピント以外は若手カンテラーノ祭りになっておりました。

えー、前半の内容に関してはバルサの出来が良かったと言うより、レバークーゼンが悪かったと言う人もいる事でしょう。
前線にシュールレとかレナト・アウグストだけを残し、放り込みに終始してた訳ですから失望した人も多かったでしょうね。
公式スタッツ見てないんで間違ってるかもしれんけど、多分前半のシュートは0だった筈。
「俺達もオサスナになれる!」と意気込んでガンガンくると思ってたので、レバークーゼンの姿勢は正直意外でした。
元来守りを固めてくるようなチームでもないしね。
あんなに引く必要もなかったし。
まぁ、これを「ビビって引いてた」と解釈するか「バルサが押し込んでたからそうなった」と解釈するかによって感想が変わるんでしょう。

さて、圧勝だったので愉快痛快なゴールシーンでも振り返りますか。
まずはアレクシスの2ゴールから。
どちらもタイミングの良い飛び出しからGKとの1対1を攻略しての得点でした。
もう完全にアレクシスはバルサスタイルの中での自分の良さの出し方を極めたよね。
ジュリの様な動きが出来る上に、ジュリよりも決定力があるんですから素晴らしいよ。
(あ、勿論ジュリにはジュリの良さがあったけどね)
ここにきて、非常に頼りになる「9番」になってきた。
開幕前は、エストレーモに9番は似合わんなぁーって思ってたけど似合ってきたよ。

3点目は、我等がレオ・メッシ。
元々ドリブルで切り裂いてダニにお膳立てしたのもメッシだったので、ダニからのプレゼントパスを貰えたのはまぁ当然と言えば当然のご褒美ですわ。
この日のレオはドリブルも冴え渡ってたし、バロンドーラーの面目躍如でしたよ。
2人抜いてループシュート、っていうゴラッソ寸前のプレーはポストに嫌われちゃったけどね。


さて、2点差つけて勝てたので2nd legは大分楽になった。
0?2で負けてもOKですから。
これでしばらくCLの事は忘れてリーガに集中出来るよ。


P.S.
ちなみに、メッシの今回のゴールは記録的なゴールでした。
何が記録的かというと、R-16以降の通算ゴール数単独トップに躍り出るゴール(19)だったのです。
これまでの記録は、ラウルとシェフチェンコの18だったんですけど、レオはまだまだ記録伸ばせそうやからね。

尚、CL全体での通算ゴール数でも6位(44)にランクイン。
5位のインザーギ(46)は、もう射程圏内やなぁ。
あ、ピッポはまだ記録伸ばす可能性あるか。