11-12 UEFAチャンピオンズリーグ R-16 2nd leg

2012.3.7 カンプ ノウ
7
2-0
1
5-1
メッシ(25分、セスク)
得点
ベララビ(90+1分、ロルフェス)
メッシ(42分、イニエスタ)  
メッシ(49分、セスク)  
テージョ(55分、チャビ)  
メッシ(58分)  
テージョ(62分、アウベス)  
メッシ(84分、ケイタ)  
メンバー
1 バルデス
GK
23 レノ
   
2 D.アウベス
3 ピケ
14 マスチェラーノ
21 アドリアーノ
  (63分 26 ムニエサ)
DF
27 カストロ
2 シュバーブ
21 トプラク
24 カドレツ
 
 
16 セルヒオ ブスケッツ
6 チャビ(C)
  (54分 15 Se.ケイタ)
4 セスク
MF
3 ライナルツ
6 ロルフェス(C)
10 レナト アウグスト
  (66分 4 オツィプカ)
8 L.ベンダー
  (55分 9 シュールレ)
 
 
10 メッシ
17 ペドロ

8 イニエスタ
  (53分 37 テージョ)
FW
11 キースリンク
19 デルディヨク
  (55分 38 ベララビ)
   

        バルデス

アウベス  ピケ   マスケ  アドリ

        ブスケ

     チャビ   セスク

        メッシ

 ペドロ           イニ

布陣

          レノ

カストロ  シュバブ   トブラク  カドレツ

レナト  ライナルツ   ロルフェス  ベンダ

     キスリンク   デルディヨク

sub
13 ピント GK GK 36 ギーファー
32 バルトラ DF DF 5 M.フリードリヒ
30 セルジ ロベルト   MF 17 オルテガ
39 クエンカ MF   28 ゼンガ
イエローカード カストロ
ロルフェス
レッドカード
出場停止選手
アフェライ
フォンタス
ビジャ
プジョル
アビダル
チアゴ アルカンタラ
アレクシス サンチェス
戦線離脱中選手 アドラー
バルネッタ
バラック
サム

臆History!!

1st legは、バルサが3-1で勝利。
つまり今回0-3とか1-4で負けない限りバルサは突破出来ます。
なので消化試合、と言っても過言ではない試合ですわ。
私がクレじゃなかったらダイジェスト観戦にしてたでしょうね。

でも観て良かったよ。
クレで良かったよ。
いやはや、なんなんでしょうね、これは。
もといレオは。
歴史的大勝ですよ。

前半からね、全く負ける気がしませんでした。
殆どバルサの攻勢やったからね。
相手陣内で時間が経っていく展開で、失点を想定しますか?っていうハナシですよ。
レバークーゼンは綺麗な3ライン(4-4-2)を敷いてきましたが、そんな守り方じゃ失点は防げませんよ。
バルサの前線の流動性には付いていけませんよ。

バルサは4-3-3だったんですけど、前線のポジションは固定されてるわけもないからね。
基本的には↑の図な感じでしたが、守る必要が無いと感じたであろうアウベスが殆ど右WGと化してる時間帯もあった。
その時はペドロが左に回って、イニが中盤に下がってたなー。
と思えばレオが右に回ってる時間帯も長かった。
2点目のシーンなんて、正にそのカタチからやったからね。
で、そんな時はセスクやペドロがCFやってました。

と、そんな感じで自由自在やったんですよ。
なのでレバークーゼンDFは捕まえるのに苦労したんでしょう。
1点目と3点目はレオがウラに抜け出して共にループで決めた(1点目は左足、3点目は右足ってのがまた良いね)んですけど、その事からも混乱ぶりが伺えます。
パスは回されまくるわ、相手のポジションは読めないわ、じゃぁウラのスペースまでケア出来ないしね。
かといって負けてる状況だから、ドン引きする訳にもいかんし。

そんな訳でメッシのハットトリックが達成された時点で完全に勝負あり。
レバークーゼンが逆転する為には、こっから5点が必要になったんで。
もうそんなんありえないですからね。
ペップもチャビイニを交代させて、終息モードを宣言しました。

でもここからの方が試合は加速しちゃったのよね。
得点という意味では。
普通はもうダラダラ省エネモードになっちゃうんですけど、テージョが入った事でそうはならなかった。
むしろテージョにとっては一番本領を発揮出来る展開でした。
つまりスペースと隙があったのです。
大負けしてる状態のレバークーゼンなので、当然前には出ないといけない。
だからウラには広大なスペースが広がります。
それでいて、もう諦めムードにもなっちゃってるから隙も出ます。
つまりスピードが持ち味のテージョにとっては、やりたい放題な展開。

実際ファーストプレーでゴールを陥れましたから。
スピードで一気に左サイドを抜け出すと、そのまま持ち込んでGKと1対1に。
切迫した状況ならキッカーにプレッシャーがかかる1対1ですが、この点差なら余裕で流し込むのみです。
嬉しい嬉しいCL初ゴール。
これだけに留まる筈もなく、その後もガンガン左サイドを攻略するテージョ。
レバークーゼンとしたら、ある意味イニがそのまま残っといてくれてた方が良かったやろうね。
イニはそんなガツガツしてないし、するような状況でもないから。
2点目もプレゼントパスのようなものを貰って、後は決めるだけだったテージョ。
レノの不味い守備もあったしね。
終了間際には、あわやハットトリックの場面もありました。
これはレノが意地でストップしましたが(^o^)
メッシ5点&テージョ3点なら、流石にレノが可哀想だわ。

レノは7失点でしたが、まぁ5失点はしゃーない。
2つは止められたかなー、って感じでしたが状況が状況やったからね。
レオの仕上げの7点目なんて、ホンマに余裕の状況でのミドルシュートやったもんね。
GKからすれば、どうしようもないよ。

今更言うまでもないけど、CL新記録となったレオの1試合5得点。
1人マニータですよ、1人マニータ。
元々が消化試合気味の試合だった&途中から完全にレバークーゼンが諦めてしまったが故の大量得点差、っていうので少しケチがつく記録にはなっちゃったけどね。
でもそんなん言い出したらキリないからね、イチイチいちゃもんつけるのはやめてあげて下さい。

バルサは怪我人続出で大変な状況ですが、この大勝は少し明るい話題というか光が差す事柄になるんじゃないでしょうかね。
テージョやムニエサ(アビダル怪我で今後フル稼働が予想されるアドリアーノを温存させる為に途中から投入された)を試せたのも良かったし。
ってか、私は最初からカンテラ祭りで行け!!って思ってたんですけどね。
実際この点差なったんで「ほらね!」って言えますけど、まぁペップとしては心配やったんやろうなぁ。
よっぽど週末のラシン戦の方が不安なんですけど、私は・・・。