11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第4節

2011.11.1 エデン
0
0-2
4
0-2
 
得点
メッシ(24分、PK)
  メッシ(45+2分、アドリアーノ)
  セスク(72分、クエンカ)
  メッシ(90+2分、ピケ)
メンバー
33 パブリック
GK
1 バルデス
   
27 ライトラル
18 ビストロン
28 チソフスキー
  (22分 退場)

8 リンベルスキー
DF
2 D.アウベス
  (71分 19 マクスウェル)
3 ピケ
5 プジョル(C)
22 アビダル
  (73分 9 アレクシス サンチェス)
 
 
20 ジラチェク
10 ホルバス(C)
  (78分 14 レズニク)
11 ペトルゼラ
26 コラル
  (68分 5 ドゥリス)
6 ピラル
MF
16 セルヒオ ブスケッツ
  (65分 15 Se.ケイタ)
11 チアゴ アルカンタラ
4 セスク
 
 
23 バコシュ
  (24分 15 セビンスキー)
FW
10 メッシ
39 クエンカ
21 アドリアーノ
   

       パブリック

ライト  ビスト   チソフ  リンベル

     ジラツク ホルバス

  ペトル   コラル   ピラル

        バコシュ

布陣

        バルデス

アウベス  ピケ   プジ  アビダル

        ブスケ

     チアゴ   セスク

        メッシ

  クエンカ        アドリ

sub
30 ティシャチェク GK GK 13 ピント
9 フィロ MF MF 6 チャビ
16 ダリダ     8 イニエスタ
17 ホラ FW   14 マスチェラーノ
パブリック
ピラル
リンベルスキー
ホルバス
ジラチェク
イエローカード D.アウベス
チソフスキー レッドカード
出場停止選手
戦線離脱中選手 アフェライ
ペドロ

パーフェクトゲーム

ミッションコンプリートですわ。
危なげなく勝利を収めて、GL突破決定!!

カンプノウで中々の抵抗をみせてきたプルゼニが相手だったので、正直油断はしてませんでした。
エンパテもありえるやろうな、と試合前は思ってましたよ。

実際プルゼニの動きは悪くなかった。
ショートパスを繋ぐスタイルは、個人的に好感度大だったしリズムも良かった。
最初の超絶決定機はプルゼニやったしね。
GKとの1対1,あれは決めたかったなぁ?。
クレ目線で言えば、バルデスよくやったーー、ってトコでしたが。

左サイドでドリブルを多用してたピラル君の動きも光ってたよね。
小柄でスピードがあって、縦にガンガン行くスタイルは完全に私好みでしたよ。
23歳かー、まだまだ化けるかもね。

と、そんなプルゼニでしたが試合のターニングポイントとなったのは、やっぱり退場のシーンかな。
メッシをたまらず足で引っかけてしまいましたね。
誰がどう見てもPKは明白で、決定機阻止やから赤紙も必然でしょう。
ただ、ここまで頑張ってたからなー。
審判イエローでも良かったんちゃうかなー、と同情的に見てみたり。
実力差は明らかなので、もうちょっと11人vs11人の試合を観たかったよねー。
と、勝った今だからこそ言える余裕の発言をかましてみたり。

セビージャ戦で止められて以来、変な注目が集まってるレオのPKですが、この日は左サイドに流し込む貫禄のゴール。
ここまで好セーブを見せてたGKだったので、少々不安やったんですけど良く決めましたよ。
これ止められとったら、パブリクを完全に勢いに乗せてしまってたやろうからね。

試合自体はこれでほぼ決着したんですが、本当の意味で決まったのは前半ロスタイムの2点目でかな。
メッシが切り込み、最後はペナルティエリア内でアドリアーノとワンツーを決めて追加点。
ハーフタイム前に決着です。

そんなわけで、後半は「ぼちぼち」バルサ。
それなりにこなした、って感じやったね。
まぁフルスロットルで行く必要なんてないですから。
それでも2点追加したり、チアゴのバー直撃ヘッドがあったりと見せ場は作ってくれましたよ。

GL突破も決めたし、アウベスのカード精算も出来たし(苦笑)、アレクシスのリハビリも出来たし、と順調にことが運んだ試合となりました。
これで5節6節は主力を休ませる事が出来ますね。
サンシーロの試合は、一応GL1位を懸けた試合ではあるんですが、正直1位でも2位でもどっちでも良いんで休ませる方向でお願いします。

休ませると言えば、チャビとイニエスタが2試合連続出場無し。
これは結構珍しいんじゃないですか?
直前のリーガで休ませたから、この日は先発やと思ってたんでね。
怪我してんの?っと勘繰ってしまいますわ。

逆にクエンカ君は立て続けの先発出場。
そしてそんな起用に応えてます。
クロスの質が良いよね。
セスクへのアシストを例に出すまでもなく、右サイドから良質のボールを上げてくれました。
突破力もあるし、戦術理解度が高いのかフィット感がハンパないからね。
これはチョット、ペドロさんもうかうかしてられない働きぶりなんじゃないでしょうか。

そんなクエンカと比較すると、左エストレーモで先発したアドリアーノは全然良くなかったからね。
相手がそれなりだったから、致命傷にはならんかったけど、不満の残る出来でした。
アシストの場面ぐらいかなー、良かったの。
マジョルカ戦は良かってんけどなぁ・・・。
途中から右ラテラルに入ったりと、相変わらず使い勝手は良いんですけどね(苦笑)

ピケ、プジョル、セスクといった怪我明け組をフル出場させる事が出来たのも、この試合の良かった所でしょう。
ピケ&プジョルコンビは手頃な相手で感覚戻せたんじゃないでしょうか。
後半ロスタイム、何故かゴール前に上がってたピケ(そして華麗なヒールキックでアシスト!)を見るにつけ、安心感が出てきましたよ。

セスクも復活ゴール決めたしね。
後半開始早々のループシュートも惜しかったし、相変わらずパス精度は高いし、後はコンディションさえ整えてくれればOKです。

あ、あとクエンカも良かったけどチアゴも良かった。
抜群のテクニックを試合に活かせるようになってますよね、試合毎に。
以前はトリッキーなプレーも悪い意味で浮いてたんですけど、この試合は相手を翻弄するのに役立ってましたから。
ブスケ&セスクと中盤トリオを組んでたんですが、巨匠達に全く見劣りしてませんでしたから。
そこ通すか!って唸るパスも多かったし、順調に成長してるわ。


さて、最後にメッシにも触れときます。
触れないわけにはいかんでしょう。
2試合連続のハットトリック。
しかも前半ロスタイムと後半ロスタイムに決めてるのが心憎いよね。
PKも自分で取ったものやし、残り2つのゴールもアドリアーノ、ピケのお膳立てはあったものの、なんだかんだでレオの個人技の高さが伺い知れるゴール。
やっぱり別格ですよ、化け物ですよ。
だから残り2節は休んでよ!
出たがりなのは知ってるけど、クラシコに向けて休んで下さい。