11-12 UEFAチャンピオンズリーグ グループH 第5節

2011.11.23 ジュゼッペ メアッツァ
2
1-2
3
1-1
イブラヒモビッチ(20分、セードルフ)
得点
OG=ファンボメル(14分)
ボアテング(54分) メッシ(31分、PK)
  チャビ(63分、メッシ)
メンバー
32 アッビアーティ
GK
1 バルデス
   
20 アバーテ
13 ネスタ
  (66分 25 ボネーラ)
33 チアゴ シウバ
19 ザンブロッタ
DF
5 プジョル(C)
14 マスチェラーノ
22 アビダル
 
 
4 ファン ボメル
  (72分 22 ノチェリーノ)
18 アクイラーニ
10 セードルフ(C)
27 ボアテング
MF
16 セルヒオ ブスケッツ
6 チャビ
15 Se.ケイタ
11 チアゴ アルカンタラ
  (90+1分 28 ジョナタン ドス サントス
 
 
11 イブラヒモビッチ
70 ロビーニョ

  (HT 7 パト
FW
4 セスク
  (80分 17 ペドロ
10 メッシ
7 ビジャ
  (68分 9 アレクシス サンチェス)
   
       アビアティ

アバテ  ネスタ   チアゴ  ザンブロ

        ボメル

  アクイラニ     セードルフ

       プリンス

    ズラタン   ロビーニョ

布陣

        バルデス

    プジ  マスケ  アビダル

        ブスケ

    チャビ     ケイタ     

        チアゴ

  メッシ   セスク   ビジャ

sub
1 アメリア GK GK 13 ピント
77 アントニーニ DF DF 3 ピケ
23 アンブロジーニ MF   19 マクスウェル
28 エマヌエルソン     24 フォンタス
ファン ボメル
アクイラーニ
ネスタ
ザンブロッタ
イエローカード プジョル
メッシ
マスチェラーノ
アビダル
レッドカード
出場停止選手 D.アウベス
ガットゥーゾ
メクセス
フラミニ
F.インザーギ
カッサーノ
戦線離脱中選手 アフェライ
イニエスタ

圧倒的ではないか、我が軍は!

両チーム既に突破を決めてます。
故に消化試合。
一応「GL1位を懸けて」とか「ズラタンのリベンジや如何に」みたいなお題目はありますけどね。
とりあえずクレやから観ますけど、っていうぐらいのテンションの試合ですわ、個人的には。

で、感想ですが、余裕やったね。
余裕のよっちゃん。
ハッキリ言って、ミランとバルサの間には歴然たる差がありましたよ。
正直ミランじゃ相手にならんわ、と上から目線で言いたくなるぐらいのね。
メチャクチャ偉そうな事を言いますけど、もう終始余裕でしたから。
いっくらでもチャンス作れるし、いっくらでも崩せる。
3得点は全て完璧にミランDFを制圧したものでした(PKもPKに繋がったプレーはそうやったからね)ので、まぁ当然ですわ。

サンシーロやし、こちらは飛車格落ちのメンバーだし敗戦も普通にあり得ると思ってたんですよ。
ミランの気合いはバッシバシ感じたしね。
ところが、この圧倒的な勝利。
ミランというチームがバルサ的に戦い易いっていうのも相性の問題としてあったかとは思いますがね。

いやいやスコア上は切迫してるじゃないか、という声もあると思います。
ズラタンのゴール、ボアテングのゴール、どちらもゴラッソでしたわ。
素晴らしい流れから素晴らしい個人技で奪った見事なゴールだったと思います。
セードルフも良かったし、ロビーニョの考えられないシュートミスとかが無かったら、っていう想いもミラニスタにはあるでしょう。
でもクレ的に観れば「余力がある中での失点」に感じたのよね。
なんか取られても大丈夫、大丈夫っていう感じが凄くしたのよ。
そんでもって実際大丈夫やったしね。
そこが差を感じた所かなぁ。
アクイラーニが退場にならなくても(主審がカードを出す相手を間違える)、むしろその方が良いハンデになってエエわ、って思ったしね。

システム的な話もしときますか。
アウベスが出場停止という事で、3-4-3を予想通りやってきました。
ピケは休ませ、逆に直前のリーガで休ませていたマスチェラーノやブスケを先発起用。
前線は基本的には↑の図でスタート。
でも当然流動的だったので、メッシが中央に来ればチアゴが右に開いたり。
セスクが下がればチャビが飛び出したり。
チャビが飛び出して、っていう形で3点(PK奪取、オウンゴール含む)奪ったのでメッシ⇔セスクだけじゃなく、セスク⇔チャビのポジションチェンジもこの試合では効いてましたわ。

ディフェンスラインに関しても、基本は3バックやったけどブスケが下がって4バックの様な形になる事もしばしば。
まぁこのあたりは色々時間帯によって変わってましたわ。
ポジションの話で言うと、ミランもずーと4-3-1-2だった訳ではない。
ロビーニョが左WG、ボアテングが右WGでズラタンがCFという3トップな時間帯もあったからね。

さて良かったプレーヤーの話もしますか。
メッシやチャビは当然なんですけど、チアゴも輝いとったね。
右サイドもしくは中央からチャンスを演出しまくり。
他のキープレーヤーに比べてマークが緩い、っていう部分は当然あると思う。
でもそれを差し引いても素晴らしかったよ。
テクニックを思う存分活かせてますからね。
特に先制点に繋がったタメは出色でしたわ。

逆にアビダルは、結構気が抜けたプレーを連発してくれて、ヒヤヒヤしたで(苦笑)
まぁガチな試合で頑張ってくれたらそれで良いよ。

ペドロのリハビリも出来たし、アレクシスも久々のカルチョで慣れさす事出来たし、まぁ文句の無い試合でした。
って、フォンタス相変わらず出番無いなぁ・・・。
この勝利で1位が確定したので、最終節は完全なる消化試合となりました。
クラシコ前やし、ここではカンテラーノ祭り&フォンタスの出番もある筈!